QvQさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.8

異国の空気を感じられるのは映画の楽しみの一つ。モロッコも、たぶん行くことはない場所だけど、こうして感じることができるのは嬉しい。

しかしそれ以上に考えさせられることの多い映画だったように思います。自
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.7

アマプラで終了間近な映画だっていうので慌てて(^^;。でもこれはなかなか面白い作品に出会えたなと思いました。

どんな事情があったにせよ、子どもにまともに学校にも通えないような暮らししか与えられない親
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.7

鳥みたいに空を飛ぶってどんな気持ちなんでしょうね。これ、実話を元にした作品みたいですが、そう思って観ると本当にすごい空の旅で、ちょいとビックリではあります。

飛行シーン、鳥と一緒に飛ぶところ。どうや
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.8

作品に込められた深い意味にも想いを馳せるべきなのでしょうが、とりあえず今日のところはこの短い映像の情感のみを感じて観ました。
色合いとか線画の雰囲気のせいでしょうかね。なんか素直に響いて、今日一日若干
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カンパイ!世界が恋する日本酒(2015年製作の映画)

3.6

なんとなく観ちゃったドキュメンタリー。日本酒が世界に認められる酒になっていくのはなんとなく嬉しいし、日本酒に関わって人生を一変させた外国人の存在は面白いと思ったけど、それ以上のものはあんまりありません>>続きを読む

グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.8

あー、もうどう考えていいかわからなくなる。こういう人、いますよね。程度の差はあれ、私の周りにも何人かいました(笑)それを簡単に持ち上げる気持ちにはなれないんだけど、もうしょうがない、っていうかね。>>続きを読む

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.7

正直、もう音楽とクスリ、迷走する若者たち、そういう内容があんまり響かない年頃に私がなってしまったのかもしれません。なのでちょっと辛めになってしまうかもしれないけど、まあ、気持ちはわかりますよ。私も若い>>続きを読む

ブルーノート・レコード ジャズを超えて(2018年製作の映画)

3.7

音楽の作り手にとって、自分の音楽を自由に、不安なくワクワクするような環境で作り上げることができるということが、どれだけ素晴らしく貴重なことなのか。
その環境を作った人たちの話は、音楽好きの端くれの端く
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世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

3.6

「美しい」をどう捉えるかだろうけど、額面通りの美しいを想像して観たらガクッとなるかも。

まあ確かに風景は遠目には美しい。そして大きな自然の一角というか、山岳地方の山に囲まれた場所にポツンとあるこの村
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.8

あー〜、もう〜、う〜ん、そうかぁ〜、いやー…。

頭の中でこんなのがグルグル。
静かすぎるドラマだけど、登場人物ひとりひとりの想いがじわじわきて、胸がぎゅっとなったままラストまで画面に見入ってしまうよ
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.7

図らずも障害と向き合う映画の連続視聴となってしまった。先に観た「靴ひも」とは趣が全く違うけれど、自閉症などの障害をどうサポートしていくかという点では共通していて、今日は何だかそのことについていろいろ考>>続きを読む

靴ひも(2018年製作の映画)

3.8

障害のある子どもと向き合うのは大変なことだろうと思う。自分の常識は通じないし、こだわりに向き合うのにはそれ相応の努力みたいなものが必要なんだだろうとは思う。でも誤解を恐れず言えば、こちらが対応力を身に>>続きを読む

セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.6

観て損したわけでもないし、つまらなかったわけでもなく。
そりゃ、有能な人ばっかりで仕事できたら楽だし気分良くできるけど、そうそうそういう環境にはならないですよね(^^; クセのある人たちとドタバタ仕事
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私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)

3.6

イメージでしか知らない有名人ってすごくいっぱいいるけど、この人もその一人。「マリア・カラス」にすごく興味があったわけでもないけど、スキャンダラスな歌姫ってだけの印象だったのが、これを観てだいぶイメージ>>続きを読む

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.7

悲しいかな、DVやハラスメントの類はなかなか無くなるものではない。なぜこういうことが続いていってしまうのか。ドキュメンタリーや報道番組なんかで見たことはあるが、そうそう簡単に解決できる問題ではなさそう>>続きを読む

世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.7

こういう、行ったことのない国の、普通の人たちの日常にちょっとした非日常が起こる、みたいな話は好きです。
まあたぶん薬膳とフィンランドを関連づけようとして生まれた物語なんだろうなという感じですが、食べ物
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100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

3.7

なかなか斬新なストーリーで、荒いなと思うところもありましたが、観賞後の気分は割と良かった。面白い作品だと思います。

これから先、人類はどこに向かっていくんでしょうね。いくとこまで行っちゃった先にある
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パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

3.6

この映画を日本でリメイクしてテレビドラマにしたら主演は誰だろう?、なんてことを考えながら観てました。菅田将暉とか?まあ雰囲気だったらジャニーズの若手なら誰でも。キスマイの玉森くんとか?(笑)

話とし
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ビートルズと私(2011年製作の映画)

3.6

編み物がてらに鑑賞。すみません。

ビートルズは特別。いろんな人たちの中でも特別。

個人的には追っかけファン心理の観点から、アップルのスタジオ(だったかな?)の前で入り待ち出待ちしてるファンの女の子
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

3.7

公開当時、3時間25分に耐えられるかどうか迷って結局観なかった作品です。でも面白かった。続けて観るのはもしかしてキツかったかもだから、Amazon prime様様ですが(^^;

図書館の話だけど、い
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ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった(2019年製作の映画)

3.7

ミュージシャン系のドキュメンタリーもだいぶ色々観てきました。私は映画でミュージシャンやバンドやミュージックシーンの歴史を学ぶスタイル(^^;そもそも私は音楽を演者も曲名も知らずに聴いてて別に問題ないタ>>続きを読む

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.0

劇場で観るべき映画をどれだけ見逃してきたのか…!もう後悔はしたくないと思い観に行ったのですが、これはもう、その期待を裏切らない以上の音楽ドキュメンタリーだったと思います。

音楽が素晴らしいものだって
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.7

なんで遊びもせずいい大学入るために高校生活のすべてを勉強に費やそうと思ったのかについて、劇中でなんか理由言ってましたっけ?(^^; ただただエリートになろうと思って勉強頑張ることに疑問がない時点で、こ>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

うううーん、わかんない。でもわかんないからもう一回観る、っていう選択をそんなにしたくなる感じでもなかったので、結局はわからないままにはなってしまいそう。だからちゃんとした評価はできないと思う。とりあえ>>続きを読む

羊飼いと風船(2019年製作の映画)

3.7

チベットのような場所でも少しずつはバイク・携帯・テレビなんかが普及してきてて、でもたぶん時代の狭間のような感じで、そこに住む人たちも進んでいいところ、大事にしたいところ、意識が追いつかないところなどが>>続きを読む

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.7

ドラァククイーンとかゲイバーとかの世界がどういうものなのかよくわかっていないので、そっち方面の感想はとりあえず控えようと思うけど、ほとんど飽きずに一気に見られたのは久しぶりだったし、気持ちも温かくなれ>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

「行き止まりの世界に生まれて」を観たばかり。まあ、どうしても比べて見てしまいますよね(^^; 方やドキュメンタリー、方やフィクション。違いはそれだけでもない気がしますが、どちらもスケボーと撮影が重要な>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.8

似たようなタイトルの作品の方も観てます(笑)どっちがいいってのはもう記憶が遠くなってるからわからない。でもこっちも良かったな。映画のサントラだけを買うようなことは全くしてこなかったけど、このあたりの世>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.8

これを撮った彼が本当にそこで暮らす当事者であるということ。たぶん街中に充満しているやり切れなさ。それに抗う手段としてのスケボーと撮影。

それはきっと自分の気持ちを整理するための手段でもあったと思うけ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

だいたい私はきっとこの感じの映画はそんなに好みではないのかもしれません。それは同性同志の愛がどうこうとかそういうことじゃないはずなんだけど、まずそこに共感できるものがあんまりないってのはあるのかもしれ>>続きを読む

セブン・デイズ・イン・ハバナ(2012年製作の映画)

3.7

私はなかなか好きな作品でした。まあもともとキューバには興味あったし、ラテンアメリカの風土やら文化やらにはなんとなく心惹かれるものを感じていたし。でもわかんないところもたくさんあったなあ(^^; 雰囲気>>続きを読む

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.8

この話、好きだな。なんか静かで穏やかで、幸せな気持ちになった。

まあ、人生の終わり方の話ではある。もの哀しさがないとは言えない。でもこんなふうに自分の人生を最後まで自分で決めて生きられたらなと思う。
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.7

何となくちょっとだけ映画鑑賞から遠ざかってて、これもアマプラで毎日ちょっとずつ鑑賞し、1週間くらいでようやく観終わるという禁じ手を使って観てしまいました。でもそんな失礼な見方でも大丈夫なくらい、静かー>>続きを読む

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.8

幸せな父と幸せな息子。メチャクチャに見えて、話が進んでいくうちに本当はとてもおもいやりにあふれた関係だということがだんだんわかってきます。

解せないところがないわけでもない。父親がどこまで正気なのか
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.7

私はきっとどうかしていたのだ。そうだ、きっと。…そう思いたくなるほど、思ったほどの感激も感慨もなく観終えてしまいました。

確かにアレサの歌声は素晴らしく魂のこもったものだったし、滝のように流れる汗か
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.7

なんとなく気楽に観れるものを探しててたどり着いた作品。
とりあえずの感想としては、まあそれに見合ってるかなってとこですかね(^^;

天才の苦悩を描いた映画はたくさんありますが、これはまあ、そういう点
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