QvQさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.7

モノクロ映画で時代の雰囲気も感じつつ、まあ何というか、たまにいるよなっていう情熱的で恋愛体質、ある意味すごく魅力&魔力のようなものを持った女性と、長身の伊達男との激しい恋を堪能する映画。

この女性、
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.9

良かったー。なんかずっとうっすら泣いてた。ポロポロ泣くんじゃなく、ずーっとうっすら。

こういう話を感情的に描いたらきっと陳腐な話になってしまう。それをこういう感じに描かれると彼らの気持ちがスーッと胸
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.6

イザベル=コイシュ監督作の鑑賞は4作目かな。大体いつも、悪くはないんだけどな、で終わる(笑)これも割とそんな感じかな。

別に常に映画に強烈な何かを求めているわけでもないし、こういう雰囲気の、風情や異
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.8

バート・レイノルズ。名前しか知りません。すみません。
若かりし頃の画像でなんとなく見たことある人、くらい。

ただ、この作品は良かった。いい役者さんだ。遺作なんだね。ホントに俳優って最後まで現役でいら
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.8

久々に恋愛もの。インド映画もちょっとご無沙汰。

いい映画。設定は御曹司と田舎娘の未亡人の話で、なんか韓国ドラマみたいではあるけれど。>韓国ドラマ見ないけど(^^;
そこは脚本や演出のうまさというか、
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カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

3.7

不思議と和む、雰囲気のいいドキュメンタリーだった。

何かを作る人ってのが元々好きだし、古材にもそこそこ興味があるし、それでギターっていうのがね。

私はギターはもちろん、楽器はほぼ出来ないに等しい。
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

とにかくこれが映画、演技であるとはとても思えない。現実コロナ禍にいる身の私でも、この絶望的な現実を突きつけられたら言葉が出てこない。

彼の中にあるものの清らかさ。絶望の中にあってなお、最後の正しさの
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.0

長い間観たい映画リストの後ろの方にずっと入っていた作品。観れて本当に良かった映画でした。

戦争を知らずに生きてきた私は、割と簡単に「どうして憎しみ合うんだろう?同じ人間同士なのに。」なんて思ったりし
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.7

あんまり過酷な話ばっかり観てしまっていたので、罪のないのないかなーって選んだら、これがもう罪がないどころかあまりにも幸せな話で、笑。

このキュートな世界で頭をいっぱいに出来ただけで満足。二人ともめっ
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.8

辛い話。本当にこんなことがあるんだよな…。昔も、そして今も。

途中まではもう、観るんじゃなかったと思ったほど見ていて辛かった。これが実話とは。なんかもう多くを語る気にもなれないけど、今までもこの感じ
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別離(2011年製作の映画)

3.7

いやあ、モヤモヤする。何のヒントもないんかい!

でもまあ、この話はこの終わりでいいんだろう。わかっちゃったらダメなんだろう。人と人の交わりってこういうもの。それをものすごく効果的に結末で示してる。う
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.6

テキトーに家事をしながら観てしまったので、スコアも感想も当たってなかったらすみません。

吃音症を抱えている者が国王にならざるを得なかったらそれは本当に大変だろうなと思うし、その苦悩はわかる。それを克
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.6

勝手な解釈だけど、なんかちょっと分かった気がした。
『私はロランス』を観だ時にはそういう気持ちに至れなかったけど。
この監督の描きたいのはこんなことなのかな、と。

噛み合わない想い。想いあっているの
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

イーサン・ホークだし、息子に観ろ!と言われ続けてたので、いつかは観るつもりだったけど何となーく後回しにしてた。言われるとやりたくなくなるって子どもみたいだけど。

何となく避けてたのは近未来物ってこと
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

久しぶりの日本映画。ドキュメンタリーを除けば。

樹木希林、黒木華。まあなんて演技の達者なおふたり。すごくベタな感想だけど、この二人なくしてこの映画はないなと言うくらいの自然な演技でした。

四季のう
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.6

レビュー書くの、忘れてた(笑)

もっと軽めで娯楽的なのかと思ってたので、まあそれなりに入り込んで観れて楽しめました。結構ドタバタするようなコメディではあるんだけど、人生を明るく生きよう系の話は好き。
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

3.8

最後の方、お母さんが荒れる場面。あと、ん十ん年後の自分かもしれないなあ、と思って観ました。何でも自分やってきたのにそれが出来なくなる。人のお世話をしてきたのに今は人の世話になっている。そういうことを簡>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.7

たぶん無料配信でなかったら観なかった作品。だけども時にはそんなイレギュラーな行動が功を奏することもある。ニコラス・ケイジの出てるもん、初めてちゃんと観たかも(笑)

成功や幸せってなんだろう、っていう
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フジコ・ヘミングの時間(2018年製作の映画)

3.8

フジコさんの生い立ちや苦難の多い人生については、だいぶもうテレビのドキュメンタリーなどを観て知っていました。独特の世界観の中で生きている人だということも、今のような評価を得るまでの過程もだいぶ知ってた>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.7

とても評価が高いんだね。私にはそれほど特別すごいとか良いというところがわからなかったけど、まあ普通に面白いなとは思った映画でした。

LGBTを描いた映画もだいぶ観たなと思う昨今。私の中でもかなり普通
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.6

現代の都会の物語は久々な気がする。若かりし頃、下北沢とか高円寺のライブハウスに足繁く通っていた者としてはなかなか興味深い設定でもある。パパの設定、いそう、こんな人(笑)

脚本はまずまず。最後、どんな
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.7

現実なのかおとぎ話なのか、哲学的なのかリアルなのか、まあ、その辺が混在する感じもダメじゃない仕上がり具合。よってそれなりの世界観を楽しむことが出来、無垢と邪心が対比した話の中に自分なりに感じるものを見>>続きを読む

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.7

鑑賞理由がほぼイーサン・ホークだった私にはだいぶ難しい話だったし、途中で何度かあれ?ってなったけど、私の勝手な解釈からすると最後に彼は救われたのかなと思ったので、そう思うと全部を通して見応えがあった気>>続きを読む

バレエボーイズ(2014年製作の映画)

3.7

最近は映画館に行く暇がなく、primeを掘り起こす日々だ。まだ観ぬ秀作を見つけ出すのはなかなか難儀なのだが、そんな中見つけたこの作品はまずまずの良作だったように思う。

三人の中学生ほどの若い男の子た
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.8

いわれのない差別は今でもどこにでもあるのだろう。差別って、何?優劣って何で決まるの?平和で平凡な土地に生まれ、人間として自分の人生を自分で選択して生きることは誰にでもある権利だと信じて生きてこられた自>>続きを読む

ヨーヨー・マと旅するシルクロード(2015年製作の映画)

3.9

ヨーヨー・マのことはほとんど知らなくて名前とチェロ弾く人ってことくらい。天才少年だったことくらいは頭の片隅にあったかもだけど。
でも好きになったかもな、これ観て。頭のいい人だなというのは良くわかったし
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フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.4

実話だそうだし、庭も美しいと思ったし、野草の美しさもわかるなって思うけど、何だろうなこの違和感は。何となく観てて拒否反応がある。じゃ、何が?って言われて具体的にこうだからとは言えないのはわたしが無知だ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

やっと観たアカデミー作品賞。白人と黒人の立場が逆転してる話なんて、もしかしたらアメリカ人には面白くても「う〜ん」ってなるやつじゃないか?…なんて思って観た私はわかってなかった。すみませんm(__)m>>続きを読む

荒野にて(2017年製作の映画)

4.0

ちょっとのことじゃ泣かない私が、最後の展開で久しぶりに顔を手で覆って泣いた。自分でも意外。彼の気持ち、ちょっとした運命の振れ具合。それを感じたらもうダメだった。

当たり前の育ち方が出来る子と、こんな
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

3.7

ファッション系のデザイナーは突出した個性がないと大成出来ないのかもしれないけど、またもや破天荒系の人の話なのか、とは思いました。

まあ、クリエーター系の人はだいたいそうなのかな。
才能は溢れているの
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.9

思いがけず観応えあるいい作品だった。

父と子、心のすれ違い。
戦争の不条理さ、それはある意味不条理の究極。
そういう重くなりがちなテーマを、深刻ぶらず軽過ぎもせず、
歴史や文化や芸術の香りを漂わせな
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.6

奇抜と言われながらも、パートナーだった人に足を引っ張られながらも、自分の才能を信じて我が道をひたすら走ってきた彼女は、やっぱりある種かっこいいと言わざるを得ないと思いました。

自分の信念を貫くことは
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.7

どんなことでも先駆となること、風穴を開けることは並大抵ではない。性差別との闘いに挑んで勝利してきた女性はやはり相当の能力と勇気を持ち、相当の努力をした女性だった。

ただこの映画を観ていて何より感じた
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.2

私の中で、映画はこうでなくっちゃ!というような歓びが感じられる映画でした。何をおいても人情、おもいやり、愛は至高。それを体現させてくれる映画が観れて幸せ。もうつじつまや理屈なんてどうでもいいのです(笑>>続きを読む

細い目(2004年製作の映画)

3.9

タレンタイムよりもちょっと重め。設定の重さにそれほど差があるというわけでもないのに、こちらの方がだいぶ暗さを感じました。

でも恋の重苦しさ、人の想いの奥深さを描かせたら、やはりこの監督はすごい。
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.6

最近こういうの、あんまり好きじゃなくなってるかも。
面白いと思えなくなってる自分がちょっぴり不思議。
ちょっと前ならうぇ〜!すごいな〜って思ってたと思う。よくできた映画な気もするし、そこそこ見所もあっ
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