このレビューはネタバレを含みます
サラとアビゲイルがそれぞれ、アンの「お気に入り」の座を利用した...みたいな単純な話では無い。「人間なんて所詮こんなもん」で終わる露悪趣味映画に見えて、そこに収まらない非合理で説明がつかない人間の矛盾>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
すごいよかった。
自分には、夜明け前を一緒に過ごす優しさが足りてなかったなって猛省した。
自分にだって、夜の部分はあるのに、それを開示しないで、夜の暗闇にいる相手に施すのは、朝側の人間だと勘違いされ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
顔面を好きって言われてもあんまりだけど、
「君の顔が好きだ 人生が表れてる顔だから」
って言われたらすごい嬉しいな。
友達からは「日によって作画が違いすぎる」、親からは「まだふわふわしてて定まりきって>>続きを読む
時間が経ってじわじわよくなってくる映画だな。『月に囚われた男』と同じくらいお気に入りのSF映画かも。余白がいいね。
キービジュアルで損してるのが悔しい。もっと建築美映画であることを前面に押し出してよ>>続きを読む
舞台セットの中で撮られてるから、立体把握能力がバグる。エッシャーのだまし絵見てる気分に。
どこまで意識的に風刺を撮ってるのか読めないんだけど、当時まだ人類が到達してない月世界はこんな感じかも...で>>続きを読む
邦題が直訳すぎてウケる。
本を読む体力がない時は、歌集がありがたいように、映画を観る体力がない時はショートムービーがありがたい。何かを完了した手応えが、自分を元気にするから。
たぶんアメリカの人の>>続きを読む
なんかよく分からないまま終わっちまった。
花火での攻撃は相手を茶化してる感じで強キャラっぽさがあっていいね。フライパンとかスプーンでの攻撃も、不真面目に殺すっていう最大の侮辱。
車と木の例え話好きだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
爆イケスーツスタイルのクリステンと、抱きしめたくなる摩耗したクリステンが味わえるPVみたいな映画。邦題どうにかならんかったか。
マイクロアグレッションのオンパレードで、網羅してるんじゃないかってくら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
Rolling Stone最新号のクリステンがちょっと笑えるくらいにカッコよかったから、2月はクリステン月間にする。
女たちの連帯最高だった...クライマックス興奮しすぎてガッツポーズ決めた。応援上>>続きを読む
哀れなるものたちは最高だったけど、ラストがちょっと腑に落ちなくて、この監督の動物観が知りたくなって鑑賞。
このレビューはネタバレを含みます
家系図が複雑すぎて泡吹いたけど、シリーズで1番か2番目に好き!
面白くなさだと女王蜂だけど、獄門島がワーストかな。「家父長制が女を殺す」事件なんて日常の再演でしかない。胸糞トキシック・マスキュリニティ>>続きを読む
観るの疲れてきた...
案外、昔の方が家族の形って不定形だったんじゃないの?ってシリーズ観てると思うね。よく分からない人が家族の中に結構いる。このいい加減さは羨ましい。
むしろこういう血族内部の殺人>>続きを読む
島に潜伏した復員兵を追いかける時の音楽かっこよすぎたな。ドラムができる人間だったら完コピしてた。
正直、見立て殺人をする必然性が分からなかった。殺人の動機も弱い。男が、死んだ男との約束を守るために簡>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
言葉少ないゲゲ郎の一言一言が全部良い。こういう軽やかに重くのしかかる言葉を言える人間になりたい。
「見えるものばかり見るな 片目で見るぐらいがちょうどいい」ってゲゲ郎の言葉に影響受けて眼帯で暮らしか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
天下を取るためなら何だってやる戦国武将たちのホモソーシャル(ただしホモセクシュアルと地続き)ノリを、空虚なものとして嘲笑ってる秀吉いいじゃん!って思った一方で、この映画の中で一番空虚なのって秀吉だよな>>続きを読む
昨日観て、今日タランティーノが熱心なイスラエル支持者だと知った。 マイノリティ側に立ってる人だと勝手に思い込んでたな。バイオレンスムービーを撮る人間が、暴力の方向を間違えるのってめちゃくちゃこわい。
このレビューはネタバレを含みます
過去に縛られて今を生きてる実感が希薄で、ふわふわと生きてるライアンが、生きてる実感を取り戻して、人生の重さを受け入れて歩き始める。それまでのストーリーを、無重力→重力で明瞭に表現してる。
これは物語>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
披露宴のスピーチで、気付かないうちにボロ泣きしてた。B級ギャグ映画のつもりで観にきてたのに...
『違国日記』と似てるメッセージだと思ってて、「ひとはどうせ死ぬ、それでも...」「ひとはどうせ別れる>>続きを読む
アニメで婉曲に伝えたことを、映画後半にセリフで言わせすぎてないか?
それにしても逃走劇はカッコイイ。
このレビューはネタバレを含みます
この恋愛映画を、共依存だとか、執着だとか、痴話喧嘩だとか、恋愛の外側にある冷めた言葉で語るのは、二人に不誠実な気がする。
どうしようもなく没頭して直接的でしか居れなかった恋愛......の極私的体験か>>続きを読む
シスターフッド欲満たされた、ありがとう!チャーリーズエンジェル、オーシャンズ8、ゴーストバスターズ2016に並ぶ共闘娯楽フェミニズム映画だ。
『布団の中から蜂起せよ』で高島鈴がこの映画について「男の>>続きを読む