最後の最後に大きなオチがあって最高に面白かった。フラ語、スペ語、英語等、多言語が用いられるのもミソ。
漫画とリアルが交錯していくのが面白い。不倫ネタは気持ち悪いけど、相応のラストなのでまあ良し。
絵がきれい。コトリンゴが主題歌なのが似合っている。戦争映画の中では見やすい方。
腹抱えて笑える。FF知らない人でも全然楽しめる。ラストは心から感動できるいい話へと昇華されていく。あっという間の鑑賞時間。素晴らしかった。
無理矢理感が強く響くものはないが、水に落ちるシーンが綺麗。薬師丸ひろ子夫妻のエピソードのみ泣けた。
テンポよく話が進むし、基本明るく前向きな話で元気出る。息子の父に対する心理的変化で胸が熱くなり、泣きそうになることも。心からいい話。
尺が長くテンポ感に欠ける印象。主人公が終始俯き気味で顔がよく見えず共感しにくかったが、最後の最後のシーンで優しい笑顔が光っていて初めて情が湧いた。
寄り添う立場の人間にも弱さがあって、むしろそれが求められている。悲しく、考えさせる場面は多いものの、後味は深く良い。
空想の世界、ファンタジーが好きな人向き。鑑賞後の学びは特にないけど、なぜかふとした時に世界観を思い出す。高畑充希いい。
随所で涙が込み上げてくる。こんな風に努力できる娘でありたいし、包み込める母親でありたい。
大人が思う正しさと、子供が思う正しさは少し違う。大人は汚いような、綺麗なような、そんな複雑な正義感がある気がした。全体的にサントラが切なくて雰囲気出してる。
リアルな世界だと思った。それ故に怖さもある。それぞれの朝、というタイトルの意味がよく分かる。