yama6mayaさんの映画レビュー・感想・評価

yama6maya

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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

面白かった!従来「白人」の領域として描かれることが多かった準富裕層の家族問題を、さらっと主人公一家をメインに描くことで、家族の話に人種も何もあるか!と世間に喧嘩売ってる感じがよい。ストーリー全体のシニ>>続きを読む

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

2.5

序盤のカーアクションは楽しめたけど、それ以外は陳腐だしダレる。大好きなダイハードシリーズの大好きなブルースウィリスってこと以外の見どころはゼロです。

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.0

冒険映画でもアクション映画でもなく、ひたすら脳を空っぽにしながら見るおふざけ全開コメディ映画だと割り切ってしまえば面白い。9割くだらないんだけど、たまに唐突にぐっとくるセリフが…あるような、ないような>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どうでも良いところばっかりが気になっちゃって全然かわいらしい恋愛ものとして見られなかった……まずダムの工事はああなる前にもっと真剣に対処しようよ!ってなる。あとエンバーとお父さんの関係も、お父さんを尊>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

2.7

伝統的な女性像へのアンチテーゼ的なことがきっとこの映画のメッセージなんだろうけど、その割には過剰なラブシーンが多かったり、ひたすら喚き散らしてテンパる主人公を観客が楽しむような流れになってたりと、やや>>続きを読む

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.0

ずいぶん前に観たのにレビュー書くの忘れてた…オールスター大集合!という感じだけど、ストーリーはあんまり好みではありませんでした。はちゃめちゃドタバタ感がどうしても痛々しくて……どういう感情で見れば良い>>続きを読む

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.0

本編むちゃくちゃシリアスだし、それぞれの立場のやるせなさとかを丁寧に描いてるのに、アマプラの予告映像の雰囲気違いすぎ。絶対あのおちゃらけナレーションじゃない方が良いでしょう……。ところどころダレるけれ>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

観たかったミーガンが配信に!思いの外、胸がざわざわするシーン多め。もっと子どもと向き合ってあげて!とそこばっかり気になっちゃう。あと個人的にラストが全然納得できない。ミーガンが窮地に追い込まれたときの>>続きを読む

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.2

かわいい、よい、平和。ショーンメンデスも大泉洋も歌が素敵。圧倒的平和(再)。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

ジョニーデップかぁ…と思って観てなかったのだけど、ようやく。あれ、ポアロってこんな感じだっけ?と脳をうまくアップデートできなかった…映像は素敵。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

全編、演劇調。美しいシーンカットの切り貼り。ミステリーコメディってあったけど、コメディ感が強め。好みかどうかと聞かれるとうーん…。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

モーリタニアンを観てからこちらを観たので、ある程度話がわかってよかった。たとえより大きな悪を防ぐためであったとしても、非人道的な方法での尋問が許されて良いはずがない。けど、最後のスピーチシーンがなんと>>続きを読む

ワールド・トレード・センター(2006年製作の映画)

2.5

マイケルペーニャ見たさにこちらも鑑賞。救出する側の話だと思ってたけどまさかの救出される側。事件を映画にしたかった監督の強い思いは伝わったけど、基本埋まってる主人公と帰りを待つパートナーの悲哀以外では話>>続きを読む

フード・インク(2008年製作の映画)

3.0

登録し忘れ。スーパーサイズミーの影響でこちらも鑑賞。構成が良くできてて食品業界の闇がよく伝わる。けどラストの、消費者がオーガニック食品を選ぶことが解決の一端です〜みたいなところがえーそれだけでは解決し>>続きを読む

スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

3.0

前作より面白かった!実際にファストフード業界に身を投じることで見えてくる様々な闇を明るくテンポ良く辛辣に突きつけてくる。エシカル消費が叫ばれてるけど、どうしようもなくがんじがらめの食品システムに投げ込>>続きを読む

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.0

数十年前に学校で見たのを配信で見つけて懐かしくなり、再鑑賞。ファストフードチェーン店の闇を突きつけるドキュメンタリー、テンポも演出も音楽のチョイスも抜群に皮肉が光ってて面白い。関係ないけど、当時はアメ>>続きを読む

バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.0

これも登録し忘れ。主人公が動物だったから観てられたけど……うーん……ビリーアイリッシュの曲の使い方がとても粋、それ以外は平日の早朝にやってそうな教訓系子供向けアニメの延長です。

COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシ(2019年製作の映画)

3.0

登録し忘れ。待ち時間が長すぎてドキュメンタリー番組1本見終わってしまうという…。大量生産、大量消費時代が恐怖でしかない。あらゆる手を使って市場競争していたこの時代の社長さんたちは、今のサスティナブルな>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

2.8

007、ダニエル・クレイグ版が観たいがために、1から順に観ているんだけど、道のりが果てしない。ともあれ、ようやく2作目に到達。これは時代のせい、と自分に言い聞かせながら観てたのだけど、ひたすらボンドガ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.3

アカザ・クリスティ感満載の、ド定番ミステリー。豪邸で繰り広げられる事件を解きにやってくる変わり者の名探偵…とここまでの情報だけ見ると、目新しさがないように思えるけど、いえいえ、とんでもない。ベタと斬新>>続きを読む

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.0

シリーズ化してるならば観ないわけにはいかない!ということで、1に続いてこちらも。でも正直1の方が全然よかったなぁ…悪役があんまり強く見えないし、途端に派手なアクションまみれになっちゃったし、うーん…。>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.3

なぜトム様ばかり観ているのか、自分でも謎…なんだけど、MIシリーズとはまた違った味があって面白かった!ジャックリーチャーの愛想がなくて容赦ないところとがキャラとしてすごく立ってる。今時の、ゴテゴテでや>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.0

忘れもしないあの衝撃記事が出るまでの裏側を丁寧に描いた静かなインタビュー映画。淡々としてるんだけど、事件の裏にある怒りとかやるせなさとかなんとも言えない社会の圧力に窒息しそうになる感じを、キャリーマリ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.5

ファンタジーなのに現実的で、ポップなのにシニカルで、コメディなのに痛いところを抉りまくる、そんな映画。死について考えたことがきっかけで実存がゆらぐっていう哲学的始まり方からしてもう釘付け。とにかく対立>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

2.5

ほんとに前作と同じ監督なの!?とちょっとがっかり。一部のアクションシーンだけに注力しちゃったのかってくらい、物語性が蔑ろにされている気が……登場人物たちの行動も、ん?ってところがチラホラ。ともあれMI>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.2

最初のシーンと最後のシーンのつなげ方がとてもおしゃれ。それだけで見る価値あり。ストーリーもよく出来てるし、ハラハラするシーンの作り方は没入感があって最高にクール。前作よりコメディ要素は減ったけど、それ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.3

急にコメディ要素が増えるんだけど、シリアスシーンとの緩急の付け方がやたら上手。まさかの大好きなMr.インクレディブルの監督でびっくり。スケールの大きいアクションはもちろん見所なんだけど、細かいセリフと>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

2.5

3作目はどんでん返しとドタバタサスペンスアクションの印象が強くなった気が。悪役の演技がひたすらお上手。毎度お馴染みの大切な人を危険に晒すことが分かってるのに隠して結婚して案の定捕まってそれを王子様のよ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.0

1作目より推理要素は減り、代わりにおしゃれ要素がてんこ盛りでした。今作はとにかくアクションシーンの魅せ方がすごい。ちょっと古くさいのと殴り合いがくどいのはご愛嬌ということで。後半の、ドアが吹っ飛んで炎>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.0

貴重な午後休になぜか突然MIシリーズを見始めるという暴挙に。もっとゴリゴリのアクションだけなのかと思いきや意外と推理要素が多くてびっくり。きっと色んなスパイものに影響を与えたのでしょう、と思わせるシー>>続きを読む

皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.5

面白かった!資本主義世界とアートワールドと人権問題の全てがここに詰まっていると言っても過言ではない。生きている人間の体の一部を芸術作品とし、それを売買することは人権侵害か?当人は契約の元、対価として収>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.3

とにかく主人公のおばあさまがチャーミング。階級社会の現実を見せつつも、出てくる人がみんな良い人だから救われる。すてきなお洋服って自信をくれる魔法のアイテムなんですよね…サルトルきっかけで若い子たちがく>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.5

飛行機でやっていたので鑑賞。中身がなさすぎる……。ストーリーはあってないようなものとして割り切って、ゲームの画面の懐かしさを見てると思うしかない。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

飛行機でやってたので鑑賞。安定のストーリーとハリウッド感は1と変わらず。面白かったけど、個人的にはトム自身が苦難に立ち向かって勝つ!っていうストーリーよりも指導者として後進を育てて、その教え子たちが成>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

ところどころダレるけれど、動物を飼い慣らして調教して搾取しようとする人間の浅ましさをSFもので表現しようと思った監督の発想力に脱帽。そことそこ繋げるんだ!っていう。思ってもみなかった不思議体験でした。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.3

ずっと見たかったこちらをようやく。人間は今の良い状況がずっと続くと思ってる、みたいなセリフが最高に刺さる。ピンチは突然やってくるのに心のどこかで今日ではないって思いながら生きてしまうんですよね…一部の>>続きを読む

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