ヤマダさんの映画レビュー・感想・評価

ヤマダ

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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.0

青春映画の名作だと思う。芳しい華は主
人公のシャオピンであり、軍の文工団に
所属する団員たちであり、青春時代その
ものなんだろう。撮影、照明により女性
たちがとても美しく描かれ、戦争シーン
など、長回
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

間と静寂、冷たさ感じる映像とルドヴィ
コ・エイナウディの音楽。一瞬で映画の
中に引き込まれた。犯人役の役所広司さ
んの演技、こんなことを言うと失礼だが
こんな演技が出来るんだと思った弁護士
役の福山雅
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

最近観たサスペンス・ホラーと呼ばれる
映画の中で一番面白かった。後半がベタ
なホラー、オカルトになっているのが残
念ですが、終わり方も嫌いじゃない。主
人公は解剖医の父と助手であるその息子
ですが、何
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

アカデミー賞作品賞も納得の面白さだ
った。ギレルモ・デル・トロ監督はこ
れぞ映画、これぞ映画の中の映画を作
りたかったのではと想像する。映像が
美しい、色彩が美しい、ちょっと笑え
る演出ももあれば、エ
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

4.2

何度観ても静かな感動に包まれる、青年
レオの出会いと別れと成長の物語。ハワ
イ島ホノカア。映画館で働くレオと孫ほ
ど歳の離れたレオに恋するビーさん。そ
して、ふたりを取り巻く個性豊かな人た
ち。穏やか
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市子(2023年製作の映画)

3.8

初。この映画はラストをどう捉えるか
だと思うのですが、私にはちょっと観
た人に委ね過ぎのラストのような気が
しました。エンドロールに波の音と蝉
の鳴き声と共に、微かに会話が聞こえ
るのですが、それが市
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.0

初。ちょっと胡散臭いなと思いまし
たが、ラッセル・クロウが主人公を
演じているならと観てみました。
エクソシストの設定を変え、レベル
を下げ、ちょっとお金をかけて焼き
直したような作品でした。悪魔に取
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.0

初。前半は子供たちの冒険、後半は裁
判劇という構成で、ラストはそのふた
つがひとつとなり、この映画のテーマ
を深く心に刻む。重いテーマを子供た
ちの無邪気さと、その父親の愛と弁護
士としての生き様を描
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

騙し騙され観客も騙される。計算され尽
くしたアクションシーンと、スタントな
しでトム・クルーズが演じることで、あ
らゆる角度から撮影出来る迫力。何も考
えずM:Iシリーズの世界に没入せよ…
です。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

初。優しくも粗暴な男の再生の物語。主
人公の元殺人犯・三上を役所広司さんが
見事に演じている。仲野太賀さんも素晴
らしい。このすばらしき世界は、本当に
すばらしき世界なのか?観終わったあと
そんな三上
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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.2

久しぶりに観た。ディレクターズカット
版より74年公開版の方が好きだ。余分
なものがなく、足りないものもない、完
成度が高い作品になっている。映画の冒
頭15分、あの有名なテーマ曲がはじめ
て流れるシ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

面白く観た。『何故?』は、映画の中盤
で全て明かされるが、この映画の面白さ
はそこからはじまる。構成の上手さに最
後まで目が離せない。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

前半、さすがに4作目は…と思いました
が、後半、パリでの銃撃戦、カーアクシ
ョンは必見です。エンドロールの最後ま
で見逃すな…です。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

面白く観た。美しい映像と音楽。前半
は夢と現実と幻想で構成された、少女
の夢と孤独を描く青春映画になってい
るが、後半は一気にサスペンスホラー
となり、ラストは意外な結末を迎える。
難を言えば後半が少
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

連休に1作目から5作目までを久々に一
気観をして、悔しいかな、やはりパート
2が一番面白いと再認識。

心のカルテ(2017年製作の映画)

3.5

ただただリリー・コリンズの役作りと演
技に驚かされました。ストーリーとして
は「3」ですが、ラストのリリー・コリ
ンズの表情に+「0.5」です。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.5

設定も面白いし、エピソードも泣かせる
ので、退屈することなく最後まで観るこ
とが出来ましたが、惜しいのはちょっと
語り過ぎ感ありなのです。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

美しい映画です。四姉妹の心の葛藤、挫
折、別れ、成長が静かに、時にコミカル
に描かれ、ラストには爽やかな感動が待
っています。観終わった後、いつまでも
余韻に浸っていたい。そう思える作品で
した。
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少年の君(2019年製作の映画)

4.5

2度目の鑑賞。原作が東野圭吾作品のパ
クりだという話がありますが、そんなこ
とは関係なく、映画は本当に素晴らしい
ものでした。

中国が抱えるイジメや貧困問題を描きながら、イジメに遭う高校3年の少女チ
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