山猫舎さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

山猫舎

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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.5

主演の二人が素敵でした

決断は…こればかりは、本人が決めるしかない
その立場にない者が、安易に語る言葉はないなあ

アッパークラスの美貌の若者でなければ、どんな物語になるのだろう、とか
色々思う処は
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.9

心理サスペンス

毎日マンハッタンの行き帰りに列車の窓から眺めていた家…
エミリー・ブラント演じるレイチェルが、酔っ払って記憶飛ぶから、
とっても不穏
記憶ないって、やっぱり恐い~

そして、レイチェ
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.3

とてもチャーミングなモキュメンタリーでした!
好き嫌いあると思いますが、映画ファンは好きな方多いのではないかな

今はニュージーランドのウェリントンで共同生活する4人のヴァンパイアの暮らしぶりを、
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.3

久しぶりに見てみました~
私にとって永遠のメガネ男子と言えばARATAのスマイルなんで!

キャスト、やっぱりすごいよね
ペコを成り立たせる役者なんて他に想像つかない

で、窪塚の顔は好みではないんだ
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モンテーニュ通りのカフェ(2006年製作の映画)

4.5

パリ、モンテーニュ通りにある実在のカフェを舞台にした群像劇

ついで借りしたノーマーク作品でしたが、大好き!
この役者さん、みんなすてき~

カフェのそばにある、ホテル・リッツ、コンサートホール、劇場
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

う~ん…

オダギリジョーの、針の振り切れたテキトー男ぶり、
見られたからいいか!
あれだけその場限りで浮遊して生きてたら、セクシーだよね
まあ、オダジョー限定だけど

この作品は、映画館で見た方が、
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追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

4.5

とてもとても心に染み渡った…
ロンドンを舞台に、亡くなった恋人の母を訪ねる…
ひとり息子を亡くした彼女は、カンボジア系中国人で、
長く英国に暮らしながら、英語を話さず、かたくな

ベン・ウィショーがこ
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PK(2014年製作の映画)

4.2

アーミル・カーンが異星人に!
テーマは、めちゃ危ない宗教問題

宇宙的視点で、人間の作ったヘンテコさを、
たくみに指摘してます
こんな映画が撮れて、メガヒットするのだから、
素晴らしいですね

途中、
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

4.6

期待値高かったけど、期待通りでした!

女子高生VSゾンビのミュージカルです
ゾンビ嫌いな人と、ミュージカル嫌いな人は観ちゃダメ(笑)
楽曲がとっても好み!キャストもいいです
ゾンビの系統は、古典的正
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恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

3.3

過去に観賞済みなのに、半分以上過ぎてから、やっと観たことあると気付いた
それくらい薄い…
何せ、わざとだけど人物描写が実に表面的
だから感情移入出来ないし、物語も、ある1点を除いて「ありがち」な話
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.0

キュート!
歌声も歌もファッションも
イブの部屋のカーテンが欲しい

そしてエミリー・ブラウニングはジェマ・アタートンと似てる
(どちらも好き)

スチュワート・マードックが、自分のアルバムを原作に撮
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.3

松尾スズキ自身の、芥川賞候補になった小説の映画化

松尾さんの笑いは天然でなくて、頭で考えた笑いだな~って、
いつも感じてしまう
登場人物の、主人公もセレブ部屋のサエちゃんも栗田さんも、
それぞれに愛
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アーネスト式プロポーズ(2002年製作の映画)

3.9

チラッと見たトレイラーでリース・ウィザースプーンだけ確認してレンタル
実はルパート・エヴェレット、コリン・ファースコンビの
期待以上に楽しい作品でした

何しろ、アーネストという名前の男性と結婚するこ
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ジェイン・オースティンの読書会(2007年製作の映画)

3.9

現代的で洒落た作品に仕上がっています

夫に裏切られた傷心の友人を慰める目的ではじまった読書会
テーマはジェイン・オースティンの代表作6作品を毎月一冊ずつ

メンバーは、作者を「ジェイン」と呼ぶバリバ
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ノーサンガー・アベイ(2007年製作の映画)

3.9

JJ・フィールド目当て
マジ貴公子!
彼が好きなら絶対お勧め

作品も、時代の雰囲気がよく出ていて楽しかったです

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.2

過去の観賞(ふと思い出して)

この結末、多くの人はバッドエンドと受け取るそうですが
私は迷わずハッピーエンド派
物語の始まりから最後の試練まで、ぴったり整合性があるから

監督はハッピーエンドとして
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オースティンランド 恋するテーマパーク(2013年製作の映画)

3.8

19世紀の英国フリークなら楽しめると思います

ダーシー様ラブの30代アメリカ女性が、
「ジェーン・オースティンの世界」体験ツアーに参加する

ヒロインは全財産はたいたのに、他のお嬢様方より安いコース
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反則王(2000年製作の映画)

4.3

過去の観賞

韓国映画で文句なく一番好きな作品(そんなにたくさん見てないけど) 
信用金庫のダメ行員が、覆面レスラーとしてデビューしてしまうという…
最凶の上司(笑)
すてきな作品です

サイボーグでも大丈夫(2006年製作の映画)

4.0

妄想のリアリティ、みたいな映画でした
ポップで可愛いけど、エグい
ヒロインは、自分はサイボーグだと思っていて、舞台は病院 
食事は電池で充電して、ご飯は摂らないから段々衰弱してしまう

周りの患者さん
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

4.0

美術が素晴らしい

バリー・リンドンの数奇な生涯を冷めた目でシニカルに描く
決闘で始まり決闘で終わる…
やっぱり決闘って風習恐い

ライアン・オニールの風貌は、若造から晩年まで、
あまり無理なく演じら
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グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

4.8

思った通り、いえ、それ以上に素晴らしい作品でした

私はミルンの詩と、シェパードの挿し絵が大好き
でも、息子さんはクリストファー・ロビンであることに、ずっと悩まされ、
親子の断絶があったことは知ってい
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

4.0

なんの予備知識なく、公開時に観たいと思っていて、やっと今日…

てっきり子どもの心理を描いた作品かと思ったら、
(それも間違いではないけど)
ダークファンタジーのような味付けのサスペンスだった

謎の
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

お耽美!
エログロは乱歩風

欄間や建具、日本家屋のエキゾチックな美しさ
外国の人の語る日本語
のぞきカラクリを見ているような面白さがあります

ヒデコのピュアで儚いようでいての、したたかさ
スッキの
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セブンス・サン 魔使いの弟子(2015年製作の映画)

3.0

ベン・バーンズは綺麗
滝や獣のCGはよかった
そういったものを楽しむにはいいです

脚本は冗長で、見終わったらラストを忘れちゃった…

ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.8

邦題はなんとも…
原題のままがいいですが、それじゃ食い付き悪いしね

バンに暮らすホームレスの女性は、若い時に大戦を経験した、
いかにも気骨と独立心のある英国の老婦人
彼女が路上に居着いた先は、ビクト
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9か月(1995年製作の映画)

2.9

ヒュー・グラントもジュリアン・ムーアも大好きだけど、
平凡な作品で、驚くほど面白くなかった 
特に、猫はどうなったのか、モヤモヤする

フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

3.0

ジョン・ハナーはじめ、脇を固める友人たちがよかった
建物やヒューの正装がすてき

もはや主役の二人はどうでも良くて、周りの人を愛でる映画、
という感じに書いていらっしゃるブログを拝見したが、
私も同感
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昭和歌謡大全集(2002年製作の映画)

3.3

昭和歌謡の名曲に寄せた、ファンシーな殺し合い映画
一応、安藤政信と村田充目当てだけど、松田龍平のピンキーも妙に可愛い
鈴木砂羽ほかキャストそれぞれよかった

全体に女優はリアルな感じであまり綺麗に撮ら
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或る旅人の日記(2005年製作の映画)

4.4

もう本当に好きな世界!
特に音楽の近藤研二さんの大ファン
元はネットサイトで配信していた短編集で、
短い言葉で語られる幻想的な旅日記

同じコンビでアカデミー賞取った「つみきのいえ」のレビューを拝見し
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Returner リターナー(2002年製作の映画)

4.0

拝見していた他作品のレビューのコメントに、
リターナーの頃の山崎監督は日本のツイ・ハーク
とのフレーズを見つけ、さっそく観賞
教えて下さった方ありがとう!
どちらのコメントか、わからなくなってしまった
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

リリーの姿、ドレス、色調…まるでラファエル前派の絵画だった!!

実話を元にしていて、リリーの思いが一途過ぎて、
身体に過酷な負担を強いるところが切ない

たおやかな乙女姿…役者ってすごい!を実感する
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

好きなジョン・カーニー監督の作品ですが、見逃していてやっと観賞

今回のロケーションはニューヨーク

冒頭のライヴハウスでの、急に舞台に上がり、それほどウケなかった歌
やがて、彼女がどんな心情で歌って
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大いなる遺産(1998年製作の映画)

3.7

ディケンズ原作の翻案ものなんですね
舞台が現代のUSA に移っている

廃墟のような大邸宅と、その庭が素敵な映像美
子役が本当に美少年!

そして、この役はイーサンありきで、他のだれでも成立しないので
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

3.4

ちょっと前の観賞

面白かったです
箱根駅伝の魅力を、ちょっとファンタスティックに描いたら、
こんな感じだよね
林遣都の走る姿が美しかったです

キャストの前情報なしに観たら、エンドロールまで小出恵介
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

4.0

千年後の未来、古代(今)の人間の最終戦争で荒廃し、都市は移動都市となっていた。
巨大都市ロンドンは、他の移動都市を捕獲し、取り込んで行く。

評価色々みたいですが、造形と世界観の魅力に、私は大変気に入
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