Yamaさんの映画レビュー・感想・評価

Yama

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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

現代アメリカの抱える問題が浮き彫りになるような作品。
ノマドは自由だが、孤独であり不安定なもの、常に死を考えながら生きていくのは辛い。
望んでその様な生活を選択したのならばいい、ただノマドの多くは必要
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

4.0

三部作の最後として風呂敷の畳み方がとても上手にできていたように思います。
全ての謎を回収するのは土台無理な話なので、こういうやり方が正解な気がしました。
2作目に続き邦題が1作目に引き摺られて、内容と
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.7

邦題が内容とあってないのが残念。
バイオハザードとかラストオブアスみたいなサバイバルホラー。
ゾンビの動きが俊敏で緊張感あっていいです。

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.7

SF的な設定を練り込んだシチュエーションスリラーっぽい青春ムービーな感じ。
昔見た時は面白かったけど、歳とってからみるとそうでもないかも。

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

3.8

派手なアクションで魅せるタイプのSF映画で面白いんですが、武器がしょぼくない?
原作再現なんでしょうけど、武器も思い切ってグレードアップして欲しかったかなぁ…

スター・トレック(2009年製作の映画)

3.9

SFのアクション映画としては珠玉の出来。スタートレックか?といわれると、どうなんでしょう🤔

トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.0

映像、SF的世界観、設定はいいです。
ストーリーは疑問が残るところもありますが、主人公がのび太くん的な立ち位置だと理解し、ドラえもんにお膳立てしてもらってるようなものかと納得しました。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.2

名作SF映画。
ジャパンアズナンバーワンとかいってた時代もあったんですよね。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

名作の続編としても、SF映画としても文句なしのできです。ディストピアな世界観で前作に比べてより洗練されシンプルになったと感じました。
前作にあったカラフルなごちゃ混ぜ感のある未来像がなくなり現代映画の
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.6

いい話だなぁと思いました。
人によっては感動の押し売りと捉えられるかもしれません。
実際オットーみたいな人は日本だと結構いそうですが、陽気なラテン系の隣人はいないだろうなと思いつつ、だから映画になるの
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

聴覚障害の女性プロボクサーという社会派なドキュメンタリータッチの映画ということで、いろいろあるんだろうなと思って見始めましたが、予想に反して淡々と話が進んでいき、あまりにも波風が少なすぎて後半から飽き>>続きを読む

美女缶(2003年製作の映画)

3.2

単に男性の欲望を叶えるためのものではないというのが今の時代でも通用しそうなラストでした。
監督さんには今後の怪作を期待します。

アーカイヴ(2020年製作の映画)

3.2

低予算のためかクオリティは高くないですが、ロボットを複数体登場させ、それぞれに個性をもたせて飽きさせないようにしてるんだろうなぁと感じました。
ラストのオチは賛否両論ありそうですが、しょうがないよねと
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.4

船長が特攻したのがよくわかりません。
自分の命を投げ出すのってそんなに軽いものでは無いと思うので、もう少し丁寧な動機付けが欲しかった。

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

4.0

SF映画の名作です。
今回は吹替で観ました。
山寺宏一とても良かったです。
脇役おばさんの「喘息じゃなかったらギッタンギッタンにしてやるところよ」とか最高でした。

イコライザー(2014年製作の映画)

3.9

中年のおっさんが妄想しそうな夢見心地なお話です。
リアリティなく、まるでファンタジーですが私は好きです。

カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.9

爽やかなストーリーで、心の声が外に漏れ出てしまうという状態を上手に映像表現できてて、とても面白かったです。
なぜこんなに酷評されているのかわかりません。
まだ序盤で謎は残ったままなのに、続編は制作され
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レッド プラネット(2000年製作の映画)

2.7

頑張って観てたけど、途中でギブアップしてしまった…

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.6

時間が通貨という発想が面白いです。
何のためにそんなことをしているかの設定もしっかり固めています。
ただ、なぜボニー&クライドの要素を取り入れたのか意味不明です。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.7

ストーリー展開は、お決まりの流れ感あって意外性に欠けるものの、ある種の安心感はあって、これはこれであり。
試合は迫力があって良いんだけど、ロッキーシリーズだからなのか、明らかな体格差が際立ってしまって
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.8

ロッキーの続編に異論なしという内容。
セコンドワークの描写に拘わりを感じました。
主演はもちろん、スタローンは渋みが増してて、それだけでも観る価値ありな作品でした。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

秘境+土着信仰+風俗習慣のサスペンスホラーというか、日本的に言えば柳田国男系のサスペンスホラーと言えるかもしれない。
カニバリズム要素を入れた方がより良かった気もしないでもない。
死体が陳腐すぎて、コ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.9

世界では一番平等な国らしいデンマークの映画ってことで興味津々でみましたが、銃撃戦がスカッとするcoolなアクションムービーでした。
因果は巡るとかそういうテーマもあったのかもしれないです。それにしては
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.5

ホラーと青春ラブストーリーの組み合わせは斬新で面白い。
極力グロさを出さないように配慮しているように感じました、見易さを優先したのでしょう。
だけど、おじさん一人だけしっかりホラーしてて、ちょっと異物
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

北欧ならではの独特な雰囲気がクセになる

アルコールに頼っても人生いいことないですね…

神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

登場人物がほぼ男だけというカイジみたいな映画でした。山は男のロマンということで、通じるものがあるのでしょう。

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

思春期の男の子が好きそうな妄想がたくさん詰まった映画でした。
どストレートなファンタジーなのに妙にリアルな街並みや背景が奇妙な世界に迷いこんだような不思議な感覚を味わえました。

無垢なる証人(2019年製作の映画)

2.9

途中まで良かったけど、終盤の展開が稚拙でがっかり。
悪を許さないというのはわかるけど、弁護士の義務を放棄して法廷で真っ向からはいただけない。
ここからどうやってやり返すのかワクワクした気持ちを返して欲
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.6

職業も境遇も違ういろんな人間が登場して最後に収束していく感じが、どこか伊坂幸太郎とかの流行ってるミステリ小説っぽい印象。

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

4.1

調香師っていうか、運転手の方がしっくりくるような。車中の会話の妙が作品の質を底上げしてますね。ラストのスピード感が良かった、さすがフランス映画。

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.8

ディザスタームービーにこてこての古典SFを合わせて、不遇からの巻き返し要素もいれた豪華盛りな作品。
ヒューマンドラマと自己犠牲要素はさすがに入れすぎなのではと思ったし、正直クサすぎてみてられなかった。
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.1

キューバ危機を西側、とりわけ英国目線から描いたものだが、全体を通してソ連が悪とされているので客観性には欠けるかなという印象。
というのも、ソ連側のやっていることは機密情報の漏洩を察知し、厳正に対処して
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

似たようなドキュメンタリーから続けてみると、構成、脚本、音楽、諸々がより洗練されてプロ仕様になっているのを感じる。
ただ、リアリティは薄れてしまい、理想の90年代になってしまってる感は否めない。

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