粗大さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

美しい映画
意味不明だという前評判を聞いていたので、それに反し意外と理解はできた。シンプルなストーリーラインはしっかり主軸にありつつ見る者が考え想像する余地もある。
ただ、前作を見ていたほうが理解はし
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

良作
日本が近未来的だという印象を世界に植え付けた影響力の強い一作だろう。
映画やストーリーとしては特別面白いというわけではないが、ディストピア・サイバーパンクの一つの完成形の原点として、その世界観に
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.6

見直し
映画館で見られたことを誇りに思う。
冒頭から明らかに他の映画とは違い鳥肌立ちっぱなし。
超大作を体現したような映画。
字幕は10回くらい見てるけど吹替としては2回目くらいで藤原啓治さんの声を聞
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.8

つまらなくはないというか普通に面白い良作の域。ただザック・スナイダーの作ったスター・ウォーズ系超大作として期待するとハードルは超えてこなかった。
世界観はスター・ウォーズ+指輪物語のやや劣化という感じ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画館でも見たけどエクステンデッドバージョン二度目の鑑賞
長年のスパイダーマンファンとして間違いなく最高の作品
過去作品のリスペクトもしっかり入っている
ノーマルよりこっちのバージョンのほうがファンな
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屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)

3.6

今の年代の10歳くらいの子なら結構楽しめる作品だと思う
設定も今風で斬新、デヴィッド・ハーバーの愛嬌もあって悪くはなかったが、
リアリティラインの低さと登場人物の性格設定の共感しにくさなどが影響し、あ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ヴォルデモートの代わりに男梅を寄生させた女版クィレル先生が主役の映画
高評価だと聞いて期待して見ていたので少しガッカリした
ホラー映画としては駄作よりの凡作
怖くもないし、突出してグロくもない
新鮮な
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.9

時々見返すくらいには好きなsf
世界観の広がりがとてつもなく、スター・ウォーズに近いワクワクを感じる
この映画単体としてのストーリーは、たまに退屈を感じたりロマンス要素がくどく感じることもあるけど、
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見たかった!
前3作は見なくても良さそうだが、見ていた甲斐のある演出もあって良い。けど、あのマックスの妄想の女の子は誰?あんな子前作とかにいたっけ
亡くなった子供が成長した姿?
最初から完璧な
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.6

やっと知ってる世界観に成った。
世界観の作り込みは良い、ストーリーは良くも悪くもない、総じて凡作だが前2作よりは良い。前2作は見る必要はないし見る価値も特に感じなかった。
ただしやはり、3作通して魅力
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.6

気軽に見られるというその一点にのみ注力した映画
まあそれも大事
クリヘムとノーマン・リーダスが出てるのが嬉しかった

マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.2

凡作よりの駄作。
今作から世界観が確立し始めた感じ。
前作よりもあらゆる面で少し良くはなっているが、相変わらずストーリーは単調な感じでつまらなくはないが面白くはない。
魅力的なキャラがほぼいない。
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マッドマックス(1979年製作の映画)

2.9

最低とは言わないけど普通に駄作。
当時と今ではかなり色々と違うんだろうが、やっぱり今見ると普通に面白くない。
近未来にしては近すぎて世界観が薄く、バイオレンス要素もほぼない。
ストーリーも単調で平坦。
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

4.0

タイトルはB級っぽいけど、かなり良かった
笑いどころも抑えてるし、疑似家族ものとしても感動まではしないけどほっこり、安心する感じ
ストーリーも安定感合って良い
下ネタは割とあるので家族で見るのには向か
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

見直し
障がいの子の典型的な感動者ではない
逆に障がいがメインだとしたら巷で言われるように都合が良すぎるリアルじゃないと言われるかもしれないが、この映画には純粋に子供の成長、子育てとしての感動がある
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.6

これまでの尻拭いをするような感じ
ずっとハッピー感は薄めで笑いどころは割とあった
アランが病気持ちだからギリギリ許せるし笑えるレベルに収まってるのがバランス感覚がいいと思った
まさに二日酔いのようで、
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.6

ところどころ前作より笑える部分はあったし選曲は前作よりも好きだったが、全体としてのまとまりやキャラの魅力を活かしきれてなかった感があった
アランは憎みきれないところはあるが、そろそろそのラインも超えて
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.7

最初の20分は準備段階
その後はずっと面白い
ロードトリップ感もありつつ終始ご機嫌な映画でハッピーなので見やすい
謎が解けていく気持ちよさもある
4人の掛け合いやちょいエロのアクセントも良い
ブラッド
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

見直し
小説のように淡々と確かに進んでいく
あまり起伏は表面上はない。人生と同じ
心に問題を抱えた若者のジュブナイル
思春期の良いところ悪いところ余す所なく描いている、剥き出しの魂のぶつかり合い
幻聴
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ怖い訳じゃないけど、不気味さのレベルが丁度いい
友達とか恋人と見るのに適してる
ホラー初心者にもいいかも
爽やかじゃないけどジュブナイル味もある
リアリティに欠ける部分(追われてるのにあま
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.7

やっぱり雰囲気はめっちゃ好き
ストーリーは前作よりはあったが、リョナ要素が若干薄くなったのが残念
ただ音楽のセンスがよかったり、だんだん設定が見えてきたり、役者の演技は全然悪くないのが癖になる要素かも
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.1

料理だけが取り柄のダメ親父としっかりものの息子の一夏のプチ成長旅。
最初の30分くらいが準備段階なのでやや平坦で退屈かも
とにかく料理の魅せ方が上手く、ぎこちない親子関係と確かにある愛情表現が巧み。
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テリファー(2016年製作の映画)

3.6

ストーリーは無いに等しい。
80年代感のある映像の質感は好きで、映画の中で見られてる映画感がある。
造形・表現がチープなので評判ほどグロくなく、純粋にホラーとして見るのはオススメしない。スプラッタとし
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

今や世界的なものだけど、フランス国内の問題を煮詰めた感じ。
ヴィーガンだけじゃなくLGBT、宗教、人種の皮肉も入っていて、笑いに変えてる感じが生々しくなくて良い。
シリアルキラー要素が割とあるが、グロ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.4

初期ティーンネイジャー病んでる時期に見て見直し
幸せな気持ちになれる
忙しく充実した日々でありながら、どこかスローライフ的空気が流れている
充たされる気持ち
生きる希望を得られる
変に性的表現が無いの
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インセプション(2010年製作の映画)

4.3

凄い映画だ。
純粋な面白さとは違う角度だけど、教訓・共感・メタファーがしっかり含まれたうえで一つの映画として楽しめる。
全く新しい設定という訳では無いが、斬新な設定と緻密な展開が無二の世界観を作り出し
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.8

前半は良いコメディ要素が多くかなり笑えたし面白かった。後半シリアスパートが増えてからは笑いは減ったけど、終わり方含めありきたりだけど、安心できる日曜の朝にも見られるような(微エロはあるかも)冒険は好き>>続きを読む

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.8

タイラーレイク名物の長回し重アクションは健在で、カメラワークから武器チョイスまで渋くて良い。が、ストーリーは前作同様、リアリティはあるものの地味で無駄なストレス要素がやや多め。
面白くなるのが遅い。し
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ面白い訳じゃないけど安定した面白さがある。
やっぱり岡田准一のアクション適正は凄い。
題材が若干重さがあったため一作目の方が好きだったが悪くはなかった。
多分難しいだろうけど3作目作ってア
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

アクションも特に無い古典的なミステリーと紳士でおちゃめな古典的探偵に現代的なな要素をひとつまみした良作。
全体的に軽く楽しい雰囲気で見られるのでどんな気分の時でも受け付けられる感じ。古典的なのもどこか
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

元々あまりストーリーやリアリティラインの調整、アクション(ハイスピードではあるものの自分の思うスタイリッシュさは無い点等)は好きではなかったが、今作でアクションは好きになれた。キル数を稼ぐゲーム的アン>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーには新鮮味や深みはないけど、悪くはないし、全体的にコメディタッチで兄弟愛や家族愛が描かれていて見やすく楽しかった。相変わらず映像は綺麗で音もいいので映画館で見る価値はある。最近騒がれているア>>続きを読む

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.8

いらない部分もなくはないが、ドラマから見てる身としては変わらないコメディ色と喧嘩の熱さが良かった。キャラも役者も合っててよい
橋本環奈と山本舞香がかわいい

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

原作再現度とリアリティのバランスがめっちゃ良く、かつ一本の映画として完成していた。
アクション、キャスティングもかなり良かったが、1番良かったのは構図。白い雪と広い大地を背景に画として格好良い構図が多
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.1

シリーズの完結編としては完璧。
初っ端からクライマックスで、構図、ストーリー、キャラの描き方もうまい。
ほとんどのキャラ、種族の良いところ悪いところを余すところなく描けていて、好きなキャラがどんどん増
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.9

毎作言うが世界観が最高。今作は若干はっきりとした盛り上がりが薄い気がしたが。
レゴラスが60年前だからか若干未熟だがやはり格好いい
サウロンの直接の干渉を受けてない指輪の便利さがすごい
ビルボがサムレ
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