やむたろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

やむたろう

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デッドプール(2016年製作の映画)

3.3

X-MENのラインを未鑑賞だったが理解は出来る。知っていればキャラ関係をもっと楽しめたか。時間軸構成が独特に展開。内容のおふざけ感で好みが分かれるか?

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.5

ヒーロー映画なのに暗い感じが好きです。雰囲気で楽しむ作品。ご都合主義でもやはり3人揃ってテーマ曲が流れると熱くなってしまう。ベンアフレックはカッコいいな。

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.3

登場人物の会話と、テンポ良く進むエピソードで道中飽きさせない。戦闘/銃撃シーンにおいても死を感じさせない表現には感心した。バラエティに富んだ舞台を転々とするが合成感が否めない。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.8

ホラー色が強まった新シリーズ。ポールアンダーソンのバイオシリーズとは別設定。駆け足で話が進みすぎて登場人物の背景が希薄で感情移入しずらい。独自の人物設定が課せられているのでゲームシリーズを知らなくても>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.1

ヤクザをテーマにした作品は色々あるが、本作は3つの時代(‘99-‘05-‘19)を通して社会におけるヤクザの立ち位置の移り変わりと、組員そして彼らに関わる人達の心情を綴ったドラマ。

ラストシーンの最
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若き勇者たち(1984年製作の映画)

5.0

思い入れもあるので5.0の殿堂入りとする。連日のウクライナ侵攻ニュースを受けて改めて観ておきたい作品。リメイクの「レッドドーン」が記憶に新しい。しかし本作品は、こちらのオリジナルの方が内容が濃い。ただ>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

最後まで飽きさせない正統派スリラーであった。驚くべき構成ではないが丁寧さを感じ、ここ最近のホラー/スリラー系作品の中では好感が持てた。ネームバリューだけのメジャータイトルには負けていない印象。

アンテベラム(2020年製作の映画)

2.4

ラスト30分ほどで驚きを得るためには、最初の110分強は我慢が必要だと思った。何せ道中の展開が退屈。そこまで行けばプロットに関心し驚きを得られる。

黒人差別に対するメッセージ性は強い。
個人的には目
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.8

作品に漂う雰囲気が気に入ればハマる。

撮り方がオシャレ。オープニングや序盤のダンスシーンなどはMVを観ている印象。マットスミスとのダンスシーンで、アニャテイラージョイとトーマシンマッケンジーが入れ替
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

ホラー感は薄れたが、従来よりサスペンス感が増した。これはこれでアリだと思った。個人的な意見だが、死霊館シリーズは初代のインパクトでやるか、今作の様な感じにするかが良い。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.2

新しいタイプのホラー感が比較的に高得点を出しているのだろうか?個人的には、もっと正体がわからないまま展開していく方が良かった。終わり方は最近のホラーの流れなのか歯切れが悪く感じる。

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

2.9

別にSAWではなくても良い作品。続編を作りたいのか、それとも緊迫させて終わりたいのか?観ている側は、なんとも中途半端な気持ちで幕は降りる。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.5

高齢化社会まっしぐらの日本も対岸の火事ではない。高齢者を狙った介護ビジネスの闇のグレーゾーンを提示してくれる作品。

真面目な事業者には申し訳ないのですが、なんだかケアビジネスを見る目が変わってしまっ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.3

デビッドリンチ版を懐かしみながら、壮大な美しい映像でリメイクしたなと感動。

SFと言えど、中世の時代ドラマを観ている錯覚に陥る。

独特の世界観や用語などを理解できればハマる。この後の2部以降が楽し
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.7

米国の司法制度とグアンタナモの収容所。そして情報公開にまつわる闇。9.11テロ後の容疑者をメインにその是非を問う。

ゼロダークサーティと対になる様な作品に感じられた。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

前半の難解さで戸惑う人もいるのでしょう。世界観が幾つもの入れ子状態になっていて、そこを認識していないと置いてきぼりをくらう。ノーラン的なプロット構造。

前半の複雑さに対して後半が物足りないと感じるの
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

4.4

久し振りに良い作品を観た。気持ちが暖かくなった。ベンアフレックの演技がカッコいい。家族との絆を改めて認識させてくれる良作。

グラントリノ、グッドウィルハンティング、ヒルビリーエレジー、スタンドバイミ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

90年代の背伸びしてる少年の交友と葛藤を切り取った作品。

なんだろう、想いを馳せてしまうのは。
スケボーなんて滑れないし、自分とは全然違っているのにね。

役者としてのジョナヒルばかり観ていたので、
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デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)

3.0

量産型ロボット兵の設定が現実世界に上手く溶けて混んでいる。基地内での歩哨から市街戦まで、登場シーンに兵器としての重さと生々しさを感じる。そのまま、その硬派な世界観で物語を進めて欲しいと思った。

この
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.3

警察の汚職と人種差別、そして貧困街に根付く犯罪。思い起こせば同様のプロットの作品はいくつもある。それでも本作は観入ってしまった。展開に冗長な部分が無くテンポ良く進んで行く。素直にクライムサスペンスを楽>>続きを読む

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

4.2

書籍が映画化される話は聞いていたが、Netflixでリリースされると思っていなかったので速攻で鑑賞した。

エイミー・アダムズとグレン・クローズの役作りが凄い。特に祖母を演じたグレン・クローズには圧倒
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.5

ボニー&クライド最後の物語りを警察側から追った話し。ケヴィンコスナー、ウッディハレルソン、キャシーベイツと言った往年の俳優が頑張っているのを見て元気が貰える作品であった。

歳を取って衰えを隠さない設
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.2

スタージル・シンプソンのカントリーナンバー「デット・ドント・ダイ」が流れるなか、終始リラックスして観れるゆるいゾンビ映画。

ゾンビの出現を逸って、会話劇が冗長に感じてしまうようなら合わないでしょう。
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.4

ストレンジャーシングスのミリーボビーブラウンの魅力全開の作品。生き生きとした演技に好感が持てる。1本の作品に詰め込んでいるので物語の内容には物足りなさを感じた。どうせならドラマ化したほうが深かったはず>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

5.0

シャマラン監督の最初で最後の最高傑作だと思っている。(その後の作品は、このシックスセンスのどんでん返しに引きづられて宣伝コピーまでもが誇大になっていった様に思う)

今振り返ればカメラアングルやカット
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メメント(2000年製作の映画)

4.2

コレは超難解だ。作品の構成を掴むまでは意味が分からない。物語の時系列の真ん中がエンディングと言うのもスゴイ。テネットを観たのちだったから監督の構成意図が掴めたが、そうでなかったら混乱したと思う。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

全編ワンカットと謳っているが、最初から最後までワンカットではない。各シーンが長回し。「アドアストラ」的に主人公を追って物語が進む。観せ方が上手く物語に引き込まれた。ダンケルク同様に派手さを求めない戦争>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

最後まで安心して観れる。さわやかさを残す作品。観終わった後にはビートルズが聴きたくなった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

少年の視点で戦時を見る。前半はコメディーテイストに進んでいくが、中盤以降は戦争の悲惨さや切なさが加速する。ただし決して暗くならない作りはさすがワイティティ監督。良作であった。

透明人間(2019年製作の映画)

4.3

重厚感あるサスペンス。ハイテクのテイストも加わって漢字4文字の従来の聞き慣れたタイトルから受けるイメージとは違う。唸るような重低音の効果音が印象に残る。

6日間(2017年製作の映画)

3.4

実話を映画化。エンドロールの実際の写真と映像を見て改めて実話だったのだと今更ながら緊張感を得る。1980年が舞台なのでSASの装備等の地味さが良い。役者の演技は好感が持てた。一方で残念ながら登場する、>>続きを読む

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.5

スリービルボードの様なアメリカ田舎町の負の連鎖。偶然に重なった人の繋がり。全てが不幸。登場人物が、欲望や憎悪にまみれて懸命に生きていこうとする生々しさを感じた。

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

思わず「すげぇ!」と
小声で呟いて劇場を後にした。

さすがノーラン監督。
こういう難解なプロット大好きです。
これは何度も観たくなる。
初見は混乱するんだろうな。
物語構成が頭の中で整理できた時に、
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

綺麗な花と衣裳と、そして異常。
古からの風習に巻き込まれた若者達。
世の中の普通ってなんだろう。
異文化とのギャップに戦慄が走った。
ジャンルは「不気味」だと思う作品。

アス(2019年製作の映画)

3.0

ゲットアウトに続き期待の作品であった。ジョーダンピール監督は、かつてのMナイトシャマランを彷彿させるのは私だけだろうか?

ただ残念な事に、もう一度観ると評価が極端に下がる。

”エレミア書 11章 
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