やむたろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

やむたろう

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ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

4.5

タックスヘイブンの仕組みを見て取れる。ジャンルは金融系になるのだろうか。

オフショア金融データ流出事件「パナマ文書」で話題になった法律事務所モサック・フォンセカをモデルにしている。ゲイリーオールドマ
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.3

作品の雰囲気も重厚、映像も綺麗だ、音楽も合っているという良い感じだった。

いかんせん世界観が説明不足。とんとん拍子に本題へ突入される。そこはそういうものなんだと納得しながら観賞。

なんか惜しい作品
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.8

今、改めて観てもカッコいい。

シチュエーションが限定されているのに構成の巧みさによって狭さを感じさせない。時間軸を上手く使っているのはさすがタランティーノ。

ジョージ・ベイカーの「little g
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.0

ホラー感はパワーダウン。初代「死霊館」のオープニングは怖いと思ったものだが、シリーズを重ね過ぎたのか怖いと感じない。

もうアナベル主体ではなく、それら呪われた品々を取り巻く人間の話になってきている。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

社会の息苦しさ、理不尽さ、やるせなさを抱えた青年が病んだ末に辿り着いた狂気。

誰もが抱えているストレスの一線を大きく超えてしまった先に訪れた結末。

暗い方向へ進んでいく物語なのに、この一線って他人
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

機会を逸していたが、ミッドサマーの公開をひかえたアリ・アスター督作だったので遅ればせながら鑑賞。こういう精神的に怖い系は好きです。

しかし悪魔崇拝の話は、宗教が根付いてる欧米の方が身近で怖いのだろう
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.2

褒められる世界ではないが、裏社会を生きる者たちの絆を快活に描いている。暗さが無いので最後まで気持ちよく観る事が出来る。

裏社会にも薬物密売はタブーなどの掟を設けている組織もあるんなだなと窺い知れない
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.6

全編漂う重厚感と物悲しさ。地味な作品です。派手なSFだと思って鑑賞しただけに良い意味で裏切られた。

主人公のブラッドピットを追いかけてストーリーが展開していくような作品。

メッセージ性が強く、ディ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

ハリウッド良き時代の再現と史実にifを加えた作品。シャロンテート事件は押さえておいた方が良い。

ただ我々日本人があの頃のハリウッドを懐かしめるかというとそうではないので、そこは雰囲気を楽しむ。

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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

序盤は地味に展開して行くが、中盤のレイ・リオッタ扮する弁護士が絡んでくるあたりから物語が加速してくる感じ。

スカーレットヨハンソンとアダムドライバーの会話を中心とした人間味ある良い演技でした。

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グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル(2019年製作の映画)

3.1

本作はドキュメンタリーです。

ブリタニー・カイザーの著書「告発〜フェイスブックを揺るがした巨大スキャンダル」を読了後に本作を知った。本人が出ているので興味を持った。

日本では馴染の薄いスキャンダル
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

評判はよろしくないが、それはむしろ期待感の裏返しだと思う。

正直エピソード7以降は、6まではなんだったんだとツッコミたくなる。

物語の前半は駆け足で過ぎていくため登場してくる人物に感情移入出来ない
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

前作を観ているのが前提。趣きはガラッと変わって学園サイエンスものになっている。

エンドロールはちゃんと観るべし!マーベルのMCUのようなお楽しみ付き。3が楽しみです。しかし何処へ向かってるんだこの作
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

2.8

スタイリッシュなアクションとカメラワークでド派手なアクション満載。そこに目を奪われたゆえにストーリーは覚えていないという始末。

好みもあるだろうが、厚みがないというか観賞後の物足りなさ感は拭えなかっ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.5

キューブリック版「シャイニング」が大好きなので総合点は甘めです。

濃い話だが前作の狂気さは無い。オドロオドロしさはシャイニングのオマージュを映像、音楽共に随所に取り入れているから出ている。

前半は
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.3

現代風にリメイク。
チャッキーもハイテク人形。

最初は、チャッキーの新デザインに違和感を覚える。だが観ているうちに馴染んでくる。

内容は、ホラー感よりも少年達が危機に立ち向かうスリラーになった。と
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.3

前作のホームカミングよりも全編クライマックス。エンドロール後のオマケまであっという間だった。言うまでもないが、良くも悪くもMCU一連の繋がりがあるので押さえてから見たほうが楽しめる。

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

ホラーだと思っていたからこれは意外だった。ホラーじゃない。宣伝の仕方でミスリードしていた(させてるのかな?)

物語は地味に進むが、良くも悪くも構成勝ち。役者と演技はみんな良かった。期待値が逆に振れて
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

80’sのこの雰囲気が好きだ。スタンドバイミーやストレンジャーシングスを彷彿させる。ラストは意外と衝撃的だったが、エピローグが少し残念。もう少し丁寧に回収しても良かったかな。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

5.0

作品の長さを感じさせない。自宅の玄関から自由に外出できない人物と揶揄され紫禁城の中で育ち、傀儡皇帝として翻弄された。庭師として生きた短い晩年が彼の自由だった。

映画は、史実に脚色されている。だが歴史
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バイス(2018年製作の映画)

3.3

チェイニー副大統領を主人公にしたアメリカ政治家の話。役者は当人達になりきっていて脱帽です。当時のアメリカ情勢を中心に解説的な手法が多いため合わない人には退屈かも。

汚れなき瞳の中に(1988年製作の映画)

5.0

至急、日本版Blu-ray復刻を願う。字幕なしの英語版ならリリースされているが、字幕で観たい。(ヒアリング出来ないからw)

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

時々、無性に観たくなる中毒性。その度に自分の昔を振り返る。何処となく懐かしさを感じでホッとした気持ちになれる。疲れた時に良いのかもしれない。

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

中盤までのホラー感は良い感じだったが、なんだこのラストに向かっての残念感は!それによって激しく減点。Netflixの作品紹介でアザーズとエクソシストが一つになったような作品って言ってはいけないよwなぜ>>続きを読む

レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

2.4

悪魔のいけにえ、テキサスチェーンソーにあやからず別の作品で良かったのでは無いかと思う。ジャケットに負けてしまった。

ガルヴェストン(2018年製作の映画)

4.0

トゥルーロマンスの様な華やかな逃亡劇だと思っていたが、静かで切ない物語が印象的。しばらく余韻が残る良作であった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

社会に不満を持つ男が狂気に走る様。それが吉とで出るか凶と出るかの紙一重。

アラジン(2019年製作の映画)

3.4

良くも悪くもディズニー映画。オリジナルと吹き替え其々で歌を楽しんだ。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.3

また新たな殺し方(反撃方法)が登場。次はどの様にして窮地を乗り越えるのかと飽きさせない。ジョンウィックに小難しい話は要らないと思っている。