うちむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

Mr.レディMr.マダム(1978年製作の映画)

4.5

笑えるし心温まるしかわいいし、そして切ない。
アルバン演じたミッシェル·セローほんとに上手。

ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983年製作の映画)

4.0

主人公が飄々としてていい。
とぼけた味わいと悲哀が混じってるお話。
楽しい非日常の休暇が終わってしまったような悲しさを感じた。

童年往事 時の流れ(1985年製作の映画)

3.8

面白くないわけではないけど、睡魔に襲われそうになった前半を抜けるとあれやこれやの出来事ですっかり覚醒、そして子供時代の終止符がうたれてラストのナレーションでは涙がこみあげる。
まさしく童年往事 時の流
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柔道龍虎房(2004年製作の映画)

3.5

オープニングロールは昔の邦画みたいだなぁと思ったら、黒澤監督へのオマージュらしい。
失笑と何かしらジンとするのが混じり合った作品だった。コメディではないけど真面目に観てもいけないような…
グッと胸をつ
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.5

原作読んでる時、フツフツとこみ上げる可笑しみや思わず声出してわらったりがあったけど、映像になってもその放たれる雰囲気はそのままで好きだなぁ。

ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.2

別世界のドニーを現世界に連れてきたい。
ヘムズワース兄弟そっくりで、マイティソー出てきたかと思った。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

レイダースは何度も観るほど大好きで、そこから始まったインディ・ジョーンズシリーズのラストがこんなことになるとは残念。
所々に散りばめられたシリーズ中のシーンを彷彿とさせる場面はウルッとするけど、肝心の
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

4.5

オープニングから面白そうな予感がしてたけど、大当たり!
ジンワリ悲しくなったり、嬉しくなったり、胸が熱くなったり。脇目もふらずに観てしまいました。
ミュージカル観るチャンスを切望。

カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.8

かきわりパネルの様なものに描かれた非現実的な背景画やチェザーレの幻想的な佇まいとまるで少し怖い夢の中にいるようだった。怖美しいホラーが100年前にあったという発見。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

最高に素敵なキャラクターだらけで幸せ時間満喫。ジョン・ファブロー以外にこの役やれる人いないと思えるほどピッタリでした。

暗黒街の顔役(1932年製作の映画)

4.0

無駄なくタンタンと話は進むけど人物描写も抜かりない。
光と影と音の使い方が印象的だし、要所要所で光る演出。Xマークみつけたときはゾクッとした。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

これはすごい。いろんな怖さとつらさがある作品だった。
現実と悪夢、幻覚、虚構が入り混じる描写には目が離せなくなった。

アルフィー(1966年製作の映画)

3.4

画面からこちらに話しかける方式の先駆けなのかも!とちょっと得した気分だったけど、途中から飽きてこっち向くな!になってしまった。クドい。
超絶自分勝手な遊び人で腹ただしいアルフィとある一瞬見せた罪悪感一
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.8

結局何だったの?となった。
訪問者や訪問される側が何故選ばれたのかなどの基礎的情報不足で、神秘的でもサスペンス的でもホラー的でもなかった。

がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

3.8

弱小少年野球の子供たちとスポーツとは無縁そうな飲んだくれのよれよれウォルター・マッソーの組み合わせ。観てるだけで楽しかった。
十人十色の子供たちのキャラ分けがはっきりしてるし、紅一点テイタム・オニール
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.8

調香師アンヌの物腰や喋り方が落ち着いていて、こちらもゆったりした気分に。彼女の声をずっと聴いていたいほど。
相性悪いかと思える2人が、互いを補えあえる友達に変化していく過程が焦らず自然で良かった。

フェノミナ インテグラルハード完全版(1985年製作の映画)

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なんと言ってよいやら…
珍作だった。
オープニングだけジワッーとこわい。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

もうダラダラと面白くない会話が、これでもかというくらい続いて、嫌気増々を一発逆転!
なんという爽快感。思わずやったぁ~!と万歳してた。ほんとこの爽快感のためには、退屈な会話も重要だった。

バージニア・ウルフなんかこわくない(1966年製作の映画)

3.7

中年夫婦の罵詈雑言の浴びせ合いがすさまじくて、いたたまれない。
エリザベス・テーラーの美しさはどこにも見当たらないほどの醜い女になっている表現力のすごいこと!

他人には分からない夫婦愛。喧嘩してるう
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.8

あのクライマックスにかかる曲が、その状況にぴったり。こっちまで身震いしそうだった。
集中した2時間だった。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.6

面白かったけど、回想形式が鬱陶しかった。
ミッキー(マコノヒー)以外の人達の活躍で、マシュー・マコノヒーを忘れそうになる。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.0

親友を思う気持ちと同じくらい、自分の両親の気持ちも考えてほしかった。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

序盤はこんな変人クレーマーおじさんと暮らせる奥さんってどんな人?と思ってたけど、徐々に奥さん幸せだったね、と思えてくるおじさんの奥深き人となり。笑ってじんわり悲しいお話。

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

4.0

ノーザン・ソウルという言葉の響きに惹かれて鑑賞。めっけ物した気分。
ヒリヒリとした痛み、危なっかしさを含む疾走感と熱情が、ビシビシ伝わってくる。ジョンとマットの二人の役者さんの魅力も大きい。
ただラス
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.7

今まで苦手だったトム・クルーズをこの作品でちょっと好きになった。キャメロンとの相性もいいし、バカバカしさに振り切った感じで楽しかった。

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

妖艶で美しい独特の世界に浸ってるのに詐欺師の日本語が不調和で、夢から覚まされた気になったのが残念。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.5

レモン、ミカンの二人組がすき。この2人を主人公にして違う話にしてほしかった。
以前はピンチの時のユーモアセリフをカッコいいと思ってたけど、今回のブラッド·ピットにはイラついた。
真田広之のラスボス撃退
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.0

カーストあってそれに合わせなきゃという女子にありがちな設定。
女性教師がいい。主人公は、クルーレスでの嫌な女の子みたいで、あんまり好きになれなかった。

ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.8

オープニング音楽から幸せな気分に。
バラ園に注ぐ陽光や、室内にこぼれるランプシェードの光が、あたたかい気持ちにさせてくれる。女主人とワケあり3人組との交流も甘すぎずサラッとしてるのがいい。視覚にも心に
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

捕食者の件で、カイナは自然界の人だから、犯人だろうとはわかるけどアリバイ崩しの謎解きがないまま終わるミステリー。これ原作もこうなってるのかな。モヤモヤが残る。

あの似顔絵とネックレスをみつけたテイト
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

アジア特有の空気感を背景に、きれいな女性の体当たりなりきり演技とカメラが追う出来事の数々は、
なかなかの恐怖体験だった。

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.2

怖さにもいろいろあるよね~

イム·スジョン暗すぎる。