うちむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.6

ハチャメチャ具合が突き抜けてて、ポカンとしたまま、繰り出される奇天烈さに驚天しながら見終わった感じ。
残酷描写がポップ、フッと笑いそうになるけど、おばさんや画面から受けるベースはジメッとしてるので、終
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震える舌(1980年製作の映画)

4.0

これはこわい。この病気の怖さはなんとなく知ってたつもりだったけど、これを観て怖さ倍増。
見守る家族も辛すぎて、このお母さんみたいになると思う。

土いじりする身内には、ワクチン接種を勧めた。

ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.7

ヴォーグ誌編集長アナとクリエイティブディレクターのグレースとのせめぎあいに、それぞれの仕事に対する自信と信念の強さが見えて素晴らしい。
雑誌のグラビア撮るためにあれ程の時間と労力がかかっているなんて、
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M(1931年製作の映画)

4.2

そのものズバリを見せるのではなく、小道具を使って表現するのがうまい。ナプキンやお皿で母の愛、ボールや風船で悲しい出来事など。
殺人鬼の目というより目玉の演技におののいた。
警察と犯罪者、双方の捕物もよ
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.0

人物より皇室内部や様式、伝統
そして、疾走する車と風景などしか記憶に残らない。
ただただ情緒不安定なダイアナがいるだけで、感情移入できる素地がなかった。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

冒頭から怖い、でもその原因が知りたくてズンズン引きづられるように鑑賞。
他人の不幸も災害も何でもSHOWにしようとする人間のおぞましさ。

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

2.0

児童文学の映像化らしいけど、子供が読んでおもしろいと思うだろうか。子供だけで冒険することも、困難にあうこともないし、賢さも身に付けないし。
子供の夢って、きれいな服着て、大きなお家に住むことなの?
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エクソシスト3(1990年製作の映画)

3.5

ドキッ!怖っ!のシーンはあるけど心理的ヒヤヒヤ感はなし。
悪魔はおおっぴらに力を見せてくるけど、神様はどこ?

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.7

バレそうでバレないシーンは、ハラハラより笑ってしまう。
次々とつながるシーンは、小気味良い。

警察腐敗しすぎ。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

風刺なんだけど、現実ほんとにそうなっちゃうんじゃないかと思える今の情況がこわい。
話はおもしろいし、豪華キャストも無駄遣いじゃなくて、みんなハマってる。特にティモシー·シャラメが光ってた。
ディカプリ
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.5

三國連太郎はじめ役者さん達の上手さ、存在感に尽きる。
2時間半が長くない。

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.5

話の流れに惹かれるものはない。ただマーロウの飄々として動じない男ぶりを観せたかったのかと。
マッチのつけ方とネクタイにこだわりあり。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

韓国映画独特の湿った恐ろしさを想像していたんだけど、まるでMCUのノリになってきて残念。
でも、キム·ダミは見ごたえあった。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

マイティソー4作目、シリーズ追うごとに面白くなってきたけど、MCUシリーズ通してどうにもソーを好きになれない。ガーディアンズ~のために観ている感じ。
ガンズの曲と子供達の戦いは、盛り上がった。

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.9

真実などどうでもいい、とりあえずテロ犯ということにして、大国のメンツを保とうとする米国政府。目をつけられたら最後、凄まじい拷問が待っている。「レンディション」でも、国家ってこわいと思ったけど、それを映>>続きを読む

殺人ゲームへの招待(1985年製作の映画)

3.6

小気味良いしゃべりと体の動きと
ボケの数々に笑える。
謎解きの早回し調は、執事役の人の芸達者ぶりが抜きん出てておもしろい。ラストも斬新。

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

4.0

鳥肌立つほどカッコいい。洗練されてる。モノクロなのにキラキラ光が見えるよう。
ラスト…うなる。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

少林サッカー、もののけ姫、千と千尋の神隠しに怪獣映画を合わせたようだった。アクションすごいんだけど、カンフーの動きは食傷気味。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.6

ドッカン、ドッカン…とやたら物が壊れ、炎が。
ナターシャは超人じゃなくて、ただの人間なのに強すぎてカッコいい!を通り越して冷めてしまう。
一般人の犠牲者多すぎだし。
やたらアベンジャーズ推しの感じも内
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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

3.1

笑えそうで笑えない不気味な人たちが集まる花屋さん。
気持ち悪かった。自分が当たり前に持ってる感情を持っていない人には自然と恐怖を感じる。
ジャック・ニコルソンが若い。

イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

3.4

蘇ったオーメン。サム·ニールの憎たらしい顔つきで、他がかすむ。

アラジン(2019年製作の映画)

3.8

ディズニーの実写版はちょっと…と敬遠してたのは大きな失敗。
ワクワク素敵な映画だった。
ウィル·スミスが、役にピッタリ。

狩人の夜(1955年製作の映画)

3.7

映像が美しい。
母親を始め周りの大人たちの愚鈍さに呆れる。
愚鈍で変わり身が早い、あの手の人は1番こわい。

ファイナル・カウントダウン(1980年製作の映画)

3.0

まさかこんな話とは。
米国戦闘機はすごいだろう、と自慢されてるような。
マーティン·シーンの役は必要?

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

好きな音楽は流れるし、当時のスポーツブランドの力関係、戦略など観てておもしろいけど、表面をなぞっただけで、深さは感じられなかった。まるで、小学校の図書館にある偉人伝を読んでるような観やすさ。

リオの男(1964年製作の映画)

2.8

このドタバタで2時間は長すぎる。主役ふたりに残念ながら魅力を感じられず。

インディジョーンズを思わせるシーンがあった。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.7

少年が健気。
代々、大人には絶対服従の地。
それを皮肉って作っているのかと思った。
親にも祖父にも腹がたって仕方なかった。
足音や息遣い、夕闇など情景が記憶に残る。

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.7

前半は、そんな簡単にいくかい?
車もないのにどうやって運んだの?とかなんとも夢物語でしらけるが、後半徐々に面白くなって、終盤、少年から確実に大人になったよねと感じさせる主人公の顔つきを観たとき、鑑賞し
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

おもしろかったぁー。
音楽、ダンス、アクションのマッチングがいい。

話もなるほどそういうことか!うまいわぁー!とこみ上げる感動にニヤニヤがとまらない。

ナートゥ最高。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

前作までの危険があっても、ベースはホンワカみたいなつもりで観ると、まったく違ってて面食らった。
近年公開のスターウォーズみたいで、退屈。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

原作読んでた時の方が、生き生きと登場人物が動いて、感動を与えてくれていた。なんか、熱を感じなかった。無機質。 
試合途中の回想もじゃまで、勢いが削がれるようだった。

原作漫画が凄すぎるってことかな。
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オー!(1968年製作の映画)

3.0

結局悪党だっただけじゃ……
"悪ガキ"もかっこよく見えたり、切なさを感じられればよかったんだけど、それはなく残念。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

四の五のめんどくさいことはなし、豪快爽快の暴れぶり。
戦いばかりなのに音楽の使い方に笑い、よどみないシーンの連続で飽きない。
ロイドおじいちゃんも最高。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

ボヘミアンラプソディばりを期待したのが悪かったのか。
エルヴィス初見えに向けて来るぞ来るぞとワクワクしたのに、あれっ、なんだその普通の見せ方という肩透かしから最後までのれるところもなく。
お父さんがし
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.8

よくこんな面白い話考えつくなぁ。ただただニコラス・ケイジを観てるだけで満足。

ローマに消えた男(2013年製作の映画)

3.0

だから何だったの?
思わせぶりなショットの答えは何も明かされず。
外側ばかり繕って、中身はなにもないって感じ。
役者さんたちはいいのに。