うちむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.6

男に調子を合わせながらも、「俺ってカッコいいだろって思わせたいんでしょ、お見通しなのよ、気持ち悪い」と内心思ってる女。恋人同士のクルーズなのに、幸せのしの字も感じられない。男と女のあるあるがこの冷たい>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.2

1に続いてまたまたいいお話😂パディントンがほんとに愛くるしいし、色彩もきれいで何だか幸せな気持ちになれました。
夢ある話にしようとこだわってる感じが全編通して伝わってくる。

国家誘拐/レンディション(2007年製作の映画)

3.7

拷問はしてはいけない、やっていないの建前の裏で米国がどんな方法を使っているか。国家ってこわい。疑われたら終わりな気がする。ジェイク・ギレンホールが大きな力に飲み込まれそうになりながらも 、人としての良>>続きを読む

マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

3.0

タイトルに騙された感。ヘレン・ミレンが主役じゃない。それにテーマは異文化交流か青年の成功話かどちらかにはっきりしてほしい。後半は駆け足で、そんなうまいこといくかい⁉なんでもスパイス入れればいいってもん>>続きを読む

ヒーロー・ネバー・ダイ(1998年製作の映画)

3.8

これは好き。突っ込みどころは数々あれど、なぜか帳消しになって最後にはムーディーな「上を向いて歩こう」の曲で泣いた。

哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

3.8

カトリーヌ・ドヌーブは偉大。出演作5作観たけど、この人が出てるだけで映画になるって思えるほど、強い余韻を残す。
少女から憎しみに駆られて怖い女に変貌していくカトリーヌ・ドヌーブから目が離せなかった。生
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パディントン(2014年製作の映画)

3.8

パティントンはもちろんブラウンさん一家の人たちもみんなかわいい。ルーシーおばさんとのやり取りにはホロッとしたし、パディントンをみてるだけでニコニコできた。プーさん、テッド、子熊物語…と子グマってほんと>>続きを読む

おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.7

外見か中身か、これは悩みます。ヒロイン、ディアーヌの気持ちがよくわかる。アレクサンドルのあれこれに笑っちゃったけど、現実なら笑えない、笑っちゃいけない話を軽やかに描いてあった。ディアーヌの笑い方がいい>>続きを読む

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.7

権力持った悪党はほんとに腹が立つ。やったぁ!これで成敗できると思ってもなかなか手強くて、もうジリジリしました。イ・ビョンホンが目立ち過ぎて、なんかそこだけ浮いてると思った。

地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)

2.5

デヴィッド・ボウイが好きなら違う見方もできると思うけど、私には退屈だった。ただ、デヴィッド・ボウイの人間離れした美しさと無機質な感じが役に合ってた。あと家族らしき人たちがかわいい。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

2.8

現実を生きるのが苦手な青年が、いろいろあってそれを克服したのかと思いきや大甘ラストで、何でそうなる?と思いました。あんまり面白くなかった。

大いなる遺産(1998年製作の映画)

3.4

少年と少女が絵になる美しさでいい感じで観てたのに、大人になった瞬間、イーサン・ホークの前髪で興ざめしてしまった。できることなら子役のままで最後までみたいくらいでした。おばあさんのアン・バンクロフトの堂>>続きを読む

アポロ13(1995年製作の映画)

4.0

実話。専門的な細かいことはわからなかったけど、トラブル対処で展開するNASA地上チームの丁々発止のやり取りに熱くなった。今まで良いイメージがなかったゲイリー・シニーズが、一番かっこ良かった。

早春(1970年製作の映画)

3.1

ロリータでは中年男性でこれは少年が独占欲にかられて暴走する。中身の成熟度とか性格がそうさせるもので年齢は関係ないんだと思った。色の使い方とラストシーンがいい。

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

2.8

ちょっと期待はずれ。もっと美しくて悲しい話かと思ってたんだけど。始まりは、いい感じ…だったのにあの大学のノリで気落ちした。そして、あの姉に悲壮感がないのが不思議で話しに入っていけなかった。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

女の子メアリーがかわいくてかっこいい。あのまつ毛の長さにはビックリ、見とれてしまった。叔父と姪の関係が親子に見えてくるいい話でした。

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

3.6

一見善人に見える女たちも一皮むけば欲望と嫉妬が渦巻いている。かわいさ余って憎さ百倍のその度合いがこわい。寮長のあのなんともイヤーな感じとカラスの暗示が印象的。クリント・イーストウッドはかっこいいけど笑>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

神父による児童虐待の真相に迫る新聞記者たちを描く実話。
記事を書くための裏取りは興味深かったけど、あんまり魅力的に見える人がいなくて残念。上司によって、ほんと仕事の質って変わるもんだなぁと改めて思った
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.2

人生何が転機になるかわからないという感じ。とにかくボブがかわいくて、人がかすむ。あるシーンでトムとジェリーを思い出した。

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

3.7

これは辛すぎる。生きるより死んだ方が幸せかも。悪夢から一生覚める事ができないような残酷さが、主人公の声の演技で際立つ。戦争の犠牲者の多くが若者だと言う事への悲しみ、怒りを感じられた作品でした。これは記>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

3時間が長く感じなかったです。上手い切り返しの会話、気になる駆け引きの結末、そこはかとなく芽生える情など、楽しませてくれました。

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

1.9

ボブ・ディランの曲っていいなぁと思った冒頭から、ディランディランと友達の様に呼ぶ様にゾワッと引いて、終盤やっと感情移入できそうだったのに…えっまだ続くの?ここで終わってくれればいいのにと素面に戻って終>>続きを読む

マンハント(2018年製作の映画)

2.0

開始早々、いつの時代の作品⁉と嫌な予感が…。もうアクションシーンもドラマ部分も結局最後までギャグ映画を観てるようで笑いが込み上げてきました。変に記憶に残りそう。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

よかったです!しっとりした映像美と音楽、そして二人の愛への過程がとても素敵でしんみりと最後まで映画の世界に浸らせてくれました。エンドロールの曲で一層余韻を引きづられる。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.8

うん⁉なんかフラガールに似てると思ったけどこちらが先でした。11才の男の子のダンスは上手いし演技も上手いし素晴らしかった。ありがちな父子関係だけど、またこんな感じのやつかとつまらなくならずに、泣きそう>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

オープニングでギョ(゜ロ゜)
見てはいけないようなかなりの衝撃を受けました。夜のドライブ、ヘッドライトが弱すぎと思うような鬱陶しい暗闇と、そこでの男たちとの絡みがとても怖かった。明暗と浮かび上がる肌の
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チャンス(1979年製作の映画)

3.7

庭師チャンスが、あれよあれよと大物扱いされていく話。チャンスの泰然自若とした態度が周りの人達に与える影響がおもしろい。シャーリー・マクレーンのせまりっぷりはかわいくて微笑ましいし、大物実業家のおじいさ>>続きを読む

フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)

2.9

クィーンの曲にのせて原画が挟み込まれるオープニングはカッコいい。これで完成品?と思えるようなゆる~い感じがおかしくて、面白くはないんだけど愛着がわくような作品でした。クィーンの貢献度がすさまじい。子供>>続きを読む

哀しき獣(2010年製作の映画)

3.2

ハ・ジョンウじゃなかったらほんとつまんない映画になってたと思う。ただの一般人なのに走りすぎ、強すぎで、そんな馬鹿なもういいよ!って言いたくなりました。長すぎる。エンドロールのワンシーンも余計だと思う。

セッション(2014年製作の映画)

3.7

素晴らしい終わり方!生徒アンドリューと鬼教師のビシバシの戦いがカッコいいです。終盤20分間、こちらまで陶酔状態になってしまいました。

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

警察のとんだ横暴さにとても腹が立って途中で息抜きが必要でした。アンジェリーナ・ジョリーの耐える姿や美しい最高の笑顔に息子への強い愛情を感じました。

ロリータ(1962年製作の映画)

3.4

ロリータ登場シーンでは、ハッと息をのんだ。おじさんが虜になるのもわかる。でも、徐々に冷めていく私と反対におじさんがエスカレートしていく様が気持ち悪かった。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.2

集中力使いすぎて疲れたけど、面白かった。女性ロビィストの頭の回転、喋りの速さについていくのと、話の展開も単純明快ではないので見落とさないように画面にへばりつくことに。これ観たらロビィストになりたい人は>>続きを読む

プリティ・ベビー(1978年製作の映画)

3.8

ブルック・シールズ、スーザン・サランドンが光輝いているように美しい。その時代のその場所の雰囲気がとてもいい。額に入れたら絵になるようなシーンが多くて、美術的センスが溢れてると思いました。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

ジェニファー・ローレンスを観てるだけで十分なほど魅力的。
米露対決、ロシア側の俳優の顔立ちやら雰囲気のせいか米国側のシーンになるとホッとした。スパイ教育、男女差ありすぎる。