うちむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)

2.9

クィーンの曲にのせて原画が挟み込まれるオープニングはカッコいい。これで完成品?と思えるようなゆる~い感じがおかしくて、面白くはないんだけど愛着がわくような作品でした。クィーンの貢献度がすさまじい。子供>>続きを読む

哀しき獣(2010年製作の映画)

3.2

ハ・ジョンウじゃなかったらほんとつまんない映画になってたと思う。ただの一般人なのに走りすぎ、強すぎで、そんな馬鹿なもういいよ!って言いたくなりました。長すぎる。エンドロールのワンシーンも余計だと思う。

セッション(2014年製作の映画)

3.7

素晴らしい終わり方!生徒アンドリューと鬼教師のビシバシの戦いがカッコいいです。終盤20分間、こちらまで陶酔状態になってしまいました。

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

警察のとんだ横暴さにとても腹が立って途中で息抜きが必要でした。アンジェリーナ・ジョリーの耐える姿や美しい最高の笑顔に息子への強い愛情を感じました。

ロリータ(1962年製作の映画)

3.4

ロリータ登場シーンでは、ハッと息をのんだ。おじさんが虜になるのもわかる。でも、徐々に冷めていく私と反対におじさんがエスカレートしていく様が気持ち悪かった。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.2

集中力使いすぎて疲れたけど、面白かった。女性ロビィストの頭の回転、喋りの速さについていくのと、話の展開も単純明快ではないので見落とさないように画面にへばりつくことに。これ観たらロビィストになりたい人は>>続きを読む

プリティ・ベビー(1978年製作の映画)

3.8

ブルック・シールズ、スーザン・サランドンが光輝いているように美しい。その時代のその場所の雰囲気がとてもいい。額に入れたら絵になるようなシーンが多くて、美術的センスが溢れてると思いました。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

ジェニファー・ローレンスを観てるだけで十分なほど魅力的。
米露対決、ロシア側の俳優の顔立ちやら雰囲気のせいか米国側のシーンになるとホッとした。スパイ教育、男女差ありすぎる。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

面白かった!引き込まれました。派手さはないし、ほぼひとつの部屋だけで話が展開するにも関わらず、少年の判決をめぐっての男たちの議論の応酬から目が離せなかった。人間性の際立たせ方やそれに応じる演技力の高さ>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.7

過度の信仰心や何でそんなことに~の終盤はもちろん怖かったけど、映像から感じ取れる舞台となる森や全体に流れる不穏な空気感が最も怖かった。主役の女の子がきれいで役にはまってた。

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.2

Googleのインターンシップに参加するおじさん2人。天才風の若者の中での場違い感や映画のパロディーやら笑える。コミュニケーションは得意なおじさんヴィンス・ヴォーンがおもしろい。

子熊物語(1988年製作の映画)

5.0

これはドキュメンタリーではないし、どうやって撮ったんだろう。長い時間と根気がいりそうだから、自然と動物への愛が強い監督だと思う。大熊のかっこよさ、そしてとにかく子熊がメチャクチャかわいい。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

速い。動きが速い。スピード感と戦い方のかっこよさは独特で観てて楽しい。意外な人も笑わせてくれるし。ただ、ちょっと目を背けたくなる所もあって、そのシーンは慣れちゃいけないような面白がってはいけないような>>続きを読む

π(1997年製作の映画)

2.8

頭痛が起きそうだった。でも、そうなるのは狂気を描いてるこの作品のいいところなのかも。
少しも好きではないけど。映像と音がとても合ってると思った。

愚行録(2017年製作の映画)

1.5

ほんとにただの行動記録。ミステリーだとしたら、はっ⁉これで終わり?だし、ドラマだとしたらデリケートな問題の表面をなぞってるだけにしか思えないし、そもそも登場人物の時間配分がおかしい。

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.6

未來2022年を描いた1973年の作品。さすがに今から4年後にこうはならないと思うけど、異常気象、高齢化社会の今を考えるとあり得ると思える怖さ。最後は衝撃的だし、チャールトン・ヘストンの重い動きが余計>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

オープニングからもう胸が震えた。映画とライヴを同時体験の濃密な2時間、最高だった。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.0

予備知識なしにアベンジャーズを観て全く楽しめなかったので、再挑戦するために鑑賞。
残念ながら、キャプテンアメリカを好きになれず画面がただ流れていった。でも、キャプテンってこんなに小柄だったかなぁ?から
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.2

笑えるけど怖い。オープニングの字体に始まり隅々まで計算されてるかのようなブラックコメディ。ピーター・セラーズは別人にしか見えなかった。うまいもんです。上等な作品という感じ。

レター(1970年製作の映画)

3.7

ミトンよりも哀愁がある。男の子の想像力が夢の中にいるような気持ちにさせてくれる。ミトン同様、はかない感じが独特。

ミトン(1967年製作の映画)

3.8

わずか10分のストップアニメーション。女の子も色合いも可愛くて優しい。だけど、こわれもののような繊細な儚いような哀愁もあって、その調和がなんとも胸に残る。今後ミトンを見かければこのアニメとこの気持ちを>>続きを読む

くたばれ!ハリウッド(2002年製作の映画)

3.0

タイトルにひかれ鑑賞。ドキュメンタリーと気づくまで何がなんだか。でも、本人の声はいいし、映画製作の裏側がわかって次第に面白くなった。70年代の敏腕プロデューサーの成功と凋落。ある愛の詩などえっ、これも>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.3

パトリシア・アークエットが鮮烈。すばらしい。そして、年配俳優達の対決シーンは固唾をのんで見守ったのに…それなのにどうしてあんなラストにしたのか。全て台無しになったような腹立たしさ。あれじゃ、周りの人を>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

少年少女の逃避行。かわいくていい話なんだけど、監督の個性の強さに食傷気味で、堪能出来なかった。

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.0

殺し屋二人のブルージュという町での出来事。中盤までは、なんだかなぁ~いまひとつ…だったのに、中盤あることをきっかけに俄然面白くなった。ただの相棒が親子に見えてきたり、その他諸々。その面白さは、なんだか>>続きを読む

奇跡(2011年製作の映画)

4.2

それまでの集大成のようにエンディング(くるり)が流れると胸に熱いものが。
くるりの曲使用の映画はこれで3作目。どれもいい。

新婚道中記(1936年製作の映画)

3.5

軽妙な会話と奥さん役のアイリーン・ダンの焼きもちっぷりが面白かった。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

出てくる人達には何かしら癖があって、それがとても面白い。ダンスシーンには何とも言えない良さがあったり。そして、話が繋がっていく構成の見事さには拍手したくなった。

息もできない(2008年製作の映画)

4.2

負の連鎖から抜け出そうとする者、抗う者、結局呑み込まれる者の三者の描き方と、それを演じる役者さんの演技が上手い。サンフンの親への相反する気持ちも痛々しいほど伝わったし、ヨニの心の痛みと強さには、胸がつ>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.8

いい気分で観終われる。四姉妹の配役がそれぞれのキャラに合ってたように思う。映画から受ける印象は、温かいなかにも爽やかな静けさ。

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.8

オープニングがいい。
ダンスより理想と現実に悩むシリアスさの方にひかれた。でも、ジョン・トラヴォルタがこんなにダンスが上手いとは。かっこいい。

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0

監督の才能をヒシヒシと感じる映画だった。とても洗練されてる。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.6

少女ザジの笑顔はかわいいけど、その言動には笑えない何か得体の知れない感じがあって、陽気な映画だろうの予想とは違ってた。
でも、とにかくコミカルな映像遊びは観てて楽しかった。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.6

プーさんの声は想像してたのと違ったけど、マイペースぶりは変わらず、やっぱりプーさんは色々教えてくれます。原作を読み返したくなりました。プーさんと赤い風船はとてもいい組み合わせ。

エコール(2004年製作の映画)

3.0

純粋過ぎるのも自我が無さすぎるのも不気味。やはり程よい事が大切。子供が道具扱いされてるようで観てて不快だった。