うちむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

キャプテンマーベル、戦闘力は高いけど存在が薄い感じ。
3人女子の戦い方やニック・フューリー出番のシーンは楽しいけど、気持ちが盛り上がるところがなくて、この続き観たい!とはならなかった。

MCUの映画
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これ、我が国でも同様なことが起きてるのでは。IMF直接関与はなくともと思った。

財務上層部と財閥の癒着で、国民のための政府ではなく、お金持ちのための政府。それに果敢に異議をとなえるハン・シヒョン(キ
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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

3.8

淡々と進んでいく展開がいい。
ジャッカルって意外とかっこよくない。断然副総監ルベル派。

最後、えっ~⁉となった。
どうりで1回もアレを見せなかったんだ…とか腑に落ちた。

Mr.レディMr.マダム2(1980年製作の映画)

4.5

最高!アルバン演じるミシェル・セローは、いかつい体格なのにあのかわいらしさはどこからくるの?ってくらいかわいい。レナトとの愛の強さも見られてほっこり。レナトの優しさもGood。

女性蔑視を許すな~み
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

2.0

街に戻ってきてホッとした。それまでずっとこわかった。

出産間近の奥さんを温泉に誘う夫。妊娠は他人事のようで、奥さんの気持ちを考えると、2人の未来に光は感じられなかった。

マペットのクリスマス・キャロル(1992年製作の映画)

3.2

マイケル・ケインとマペット共演のクリスマスキャロル。
現在の精霊との話、ティムのことを案じるスクルージにもらい泣きしそうだった。雪がうっすら積もった屋根屋根から町へと移るシーンは静かなクリスマスを感じ
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強奪のトライアングル(2007年製作の映画)

3.7

3人の監督が各々30分担当のリレー方式。

サイモン・ヤムはこわいイメージが強いので、こんなしょぼくれたおじさんは意外。でも、徐々に存在感が出てきて、なんか安心。

最後の30分の展開には笑った。監督
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クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

3.5

ここでも風間くんが泣かせてくれる。
すっかりメキシコに慣れ親しんだしんちゃんだけど、かすかべ防衛隊の精神は忘れてないところが嬉しかった。シロもかっこいい。

ピンクの豹(1963年製作の映画)

2.8

怪盗ファントムが主役であまり面白くない。やっぱりクルーゾー警部じゃないと。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

私は特別でアンタたちとは違うのよ!と言ってはみても、独立独歩する強さはない痛々しさが、観ていてつらい。
人に愛されたいとホントは希求してるのに、その求め方も受け取り方もわからないようなイーニドが、確固
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.0

リザは30歳、もうこれでこの話になかなかのれなかった。20歳ならメルヘンチックで、おとぎ話の王子様を待つのもかわいいなぁになるけど。
映像も幻想的な美しさは感じなかったし、私にとってはリザがこわいとい
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ナタリー・ポートマンすばらしい。

黒い自分を時々出せる家庭環境なら良かったのに。
あのお母さんから受ける印象で、ニナ(ナタリー・ポートマン)の幼少期まで想像してしまった。きっと黒い自分を抑えて辛かっ
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クレメンタインの歌はここからだったんだ🎶
ワイルドな西部劇とは違い、手足が長く見えるヘンリー・フォンダ演じるワイアット・アープは胆は座ってるがジェントルマンで、銃撃戦はわずか。その銃撃戦のシーン、ひと
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.2

リーマンショックへのカウントダウン、金融業界のきたないカラクリがわかりやすく描いてあって、集中して観てしまった。ひどい世の中。

クリスチャン・ベイル扮する投資家の予測にのって、ライアン・ゴズリングと
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.8

ニック・ケイジ(ニコラス・ケイジ)が喋る言葉は、そのままニコラス本人の心の声のようでおもしろいし、
ハビとニックのバディぶりも最高だった。
笑った。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.7

クールで強いシャーリーズ・セロン、カッコいい。体当たりアクションシーンは観てるこちらが息切れしそうだし、やられている相手を心配してしまう激しさだった。

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ビン・ラディン殺害に至るまでのCIA活動。

米国の憲法上、他国で秘密裏に行われる拷問取り調べの問題は他の作品でも観た。

パキスタン領空侵犯も国際法違反。
ビン・ラディン殺すためならこれもやってしま
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狼男アメリカン(1981年製作の映画)

3.7

心理的な不安を感じる序盤のイーストプロム村。あとはコメディ寄り。
狼男変身シーンはものすごく痛そう。
友人のジャックがいい人で、悪いけどちょっと笑ってしまうほど。

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.8

タバコ好きのおじさんの登場シーンおもしろかった。
これは泣ける。自分に置き換えてまた涙が出てきそうになる。

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

4.0

モニカ・ヴィッティの引力がすごい。

資本主義や無機質で渇いた街への変化を嘆くような描写に沿って、男女二人の愛が描かれる。

愛があってもなくても孤独、虚しい心情がよく分かるシーン、欲に目がくらんだ人
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

マーティン(バリー・コーガン)のすべてが不気味でこわい。特にスパゲティのあのシーン時の顔は忘れられるもんじゃない。

流れる曲も不穏な空気を増長していて、ヒタヒタと魔のものが近づいているいや~な感じだ
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

この絵が好きだし、SF世界の感じも好き。パプリカもかわいい。
素晴らしかった。

これは、インセプションより以前の夢設定、
2006年作なのに今まで知らなかった。

若葉のころ(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映像は瑞々しい気もするけど…
というか、瑞々しさと爽やかさを被ってるだけで、内容が伴わないハリボテに思えた。

少女とおじさんという設定、クローズアップされる少女達の足、なんか全体的に美しいというより
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.2

いやぁ~こんな頑固なおばあさんだとほんとに周りの人は大変だと思う。いくら根はいい人だったとしても困りもの。間違っても謝らないし。

偏見はないと言いながら、深層心理で黒人差別してしまうおばあさんデイジ
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

おもしろかった。ほぼ室内での男女7人の会話劇。夫婦間、親友にも言えないことが、スマホオープンであらわになっていくのは、いたたまれなくなったり、笑ったりだったけど、これは流石にきつい流れ。絶対やっちゃい>>続きを読む

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.8

現在と過去の描写が交差されて、マリア(ヘレン・ミレン)の母国オーストリアへの思いが明らかになっていく展開が素晴らしい。

馬上の二人(1961年製作の映画)

3.9

リチャード・ウィドマークの信用ある男ぶりが良かった。
ジェームズ・スチュワートとの掛け合いなど楽しいが、重いテーマもある。物心つかないときに誘拐されたら、果たして元の場所、生活に戻れるのか、戻すのが幸
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アス(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

遊園地も怖いけど政府はもっとこわい。

MAD探偵 7人の容疑者(2007年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

7人の容疑者を見せるところがおもしろい。
バン(ラウ・チンワン)は人の内面が見通せる超能力者?で、かつ暴走ぎみなので、ハラハラするし異様でもある。

ラストに向かって、犯人を追い詰める鏡を使ったシーン
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

おもしろかった。キーを叩くカシャカシャがいい音に聴こえてくる。

スマホ、パソコンを自由自在に余す所なく使って、母を探すジューン。観ていて、こんなこともあんなこともできるんだ⁈とビックリやら憧れやら。
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黄金(1948年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

人間の欲と浅ましさと愚かさを笑うかのように風に吹かれてサラサラと砂漠にかえっていく砂金。このラストが見事だった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

序盤はとっつきにくいけど、深く考えずに画面を追って笑って楽しんだら、観終わると元気もらえたような胸が熱くなったようなそんな感じ。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.0

どアップの乱用で話がぶつ切りに見えてくるし、盗撮者が撮っているかのようなショットの数々で気色悪い。その撮りかたの意図もわからなかったし。

人間パートがウルトラマンを台無しにしてる。ただ、メフィラスの
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.8

自分のことしか見えてない狂気の天才マックスから、ただの天才マックスに変貌する過程が憎たらしくもあり愛おしくもあり。
そしてじんわり温かい気持ちでエンドロール。

ビル・マーレイのグダグダ加減良かったし
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

悪魔の造形が赤鬼みたい。
ドキッとする怖さはあるけど(それも慣れる)心理的恐怖はほとんど感じす。あの父親は「誰にも話しかけるな、早く戻れ!」の忠告を全く守らず、余計な虚勢張って命取りはお粗末すぎる。