うちむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

3.2

ボビー少年の純粋な目、ボビーの周りだけ光が差しているようだった。
大人になったボビーが郷里に寄り、昔を振り返る。
アンソニー・ホプキンス演じる老人との思い出や初恋の女の子との日々が、淡く柔らかい光に包
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ベテラン(2015年製作の映画)

3.6

ここまで悪人でしかも権力に守られてやりたい放題だと、捜査するソ·ドンチョル(ファン・ジョンミン)刑事を応援せずにはいられない。

傷の見せ合いには笑った。

悪人御曹司役のユ・アイン、演技にしても目つ
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ラ・スクムーン(1972年製作の映画)

3.0

ジャン・ポール・ベルモンドを守るようにそばにいて手回し楽器を操るメキシコ人のエンリケ·ルセロと流れる音楽が印象深い。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

マリオがクリス・プラットに見えてきた。
カートシーン楽しかった。

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.8

明るくにぎやか、騒がしくもある。
そして、生きるたくましさを感じる

昨日の敵は今日の友、いい人も悪い人も動物も、地球上で生きてるものはみんな同じ、乗合バスみたいなものだよ~と言われてるようだった。
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.8

装飾品、衣装など美術的なものが素晴らしい。
命をかけて戦うのにも様式美が大切なのか?とビックリ。

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.2

ミシェル・ウィリアムズとマーク・ウォルバーグの掛け合いは丁々発止で面白かったけど、二転三転をもう少しコンパクトにしてほしかった。釘付けになるような力を感じず、ダラダラ長く感じた。

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

-

ルイーサの歌と踊りが良かった。
私にはアニメの進化もしすぎてはダメなのかも。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

3.6

アクション仮面を信じるしんちゃんそして、ひまわりとしんちゃんの兄妹愛にジンとした。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.9

筋は子供の頃読んだかぐや姫と大方同じ、それを130分と長くしても全くだれず飽きず。
自分が好きな場所で自分らしく生きることを切望するかぐや姫。
かぐや姫の心情を表現する描写にはアニメならではの良さが存
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言えない秘密(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

劇中には盛り上がりの曲がかかっているけど、こちらは盛り下がったまま鑑賞。
高校生?!と思えるジェイ・チョウ。高校生の恋というより、手慣れた大人の2人。高校生である必要が感じられない。

びっくり展開を
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ミネソタ大強盗団(1972年製作の映画)

3.4

聞き覚えある名前の人、ジェシー・ジェームズがこんな悪党だったとは。ヒーロー悪党でもなくただの悪党。コール·ヤンガーのほうが人間味あったので、断然コール・ヤンガー派。

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.7

こう簡単におばと姪が家族になれるとは思わないけど、こうあればいいという理想型でほっこり。ゾーイちゃんの瞳がとてもきれい。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

この主役に暗い自己顕示欲と自己中をみた。

仲間は売るし、自分が原稿持ってるんだから、ひとりでやればいいものをわざわざ仲間作った意味もわからん。

これは、オチで驚かせたいのが目標みたい。だから、話し
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デトロイト・ロック・シティ(1999年製作の映画)

3.8

へこたれないのが爽快。

好きなものへの一途な熱情、4人組のキャラバランスがとても良かった。

夕凪の街 桜の国(2007年製作の映画)

3.9

被爆後の人たちの思いが、静かだけど強く心に届く映画だった。

皆美(麻生久美子)が、「誰かに死んでほしいと願われた自分~」と語ったときにはハッとした。
そんな苦悩もあるんだ、被爆者の苦悩には数限りがな
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

奥歯にものが挟まったような作品だった。

なんか鼻につく、きどったキザな映画に思えた。あの本の意味なんて、説明なしでわかる人いるかな。

印象的なシーンも惹きつけられる映像も音もないまま、ただただダラ
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

現実もファンタジーもずっーとダーク。妖精はじめ案内人パンなどの造形も美とは言えない不気味さ。

結末は、王国へ帰還できたと信じたいけど、よかったね~なのか悲しいのか、どちらの感情も湧き上がるし、流れる
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.0

犯人目の前にしてそんな展開おかしくないか。とか、疑問もフツフツと。
素の北川景子は好きだけど、女優北川景子はこんな感じだっけ?ぜんぜん没入できなかった。

スマホは落としちゃいかんというのは改めておも
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若草の萌えるころ(1968年製作の映画)

3.5

身近な人の死を受け入れられずに夜の街を彷徨うアニー(ジョアンナ・シムカス)。
夜の街に響く足音、華奢な腕にはめてる時計…ストーリーもさることながら付随するものに惹かれる。

そして、冒険を終え一つ大人
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

母と子でありながら、女と男にも見えてくる異様な雰囲気にゾワゾワする。母なる証明の完成を表現するようなダンス。お互いの罪を共有して、二度と離れられない関係の出来上がりがこわい。
証拠品を母に渡すときのウ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジェイク・ギレンホールうまいなぁ。
突然の出来事を受け入れられず、実存のデイヴィスは抜け殻で(ジェイク・ギレンホール)幽体離脱したもう一人のデイヴィスがいるようだった。

破壊行動とか様々な行動は、抜
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.5

長いしなんとなく敬遠してたけど、思い切って観てよかった。

舟漕ぎ、上空からみる闘技場…
始まりから終わりまで見逃せない。
完成度の高さに圧倒された。

ダーケストアワー 消滅(2011年製作の映画)

3.0

主役四人にあんまり魅力が感じられなくて、追加加入のスカイラー、ヴィカの二人に頑張ってほしかったけど。
異星人が来るぞ来るぞというハラハラはあんまりない。

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

4.5

これは好き。広大なアメリカをコワルスキーとその車、白のチャレンジャーが走る走る。
多くは語られないけど、観てるだけでドラマを感じるし、余韻がつづく。

人生に意味を見いだせない悲しみが伝わって、とても
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.0

女の子イェスンがとてもかわいい。

荒唐無稽すぎるのも奇跡ということで、満足したいところだけど…
雑な気がする。
画面の向こうで泣いてくれるから、泣けなかった。

幻の女(1944年製作の映画)

3.2

終始やきもきした。この時代の警察に捕まったらシロもクロにされる。ヒロインの暴走にもハラハラ。

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.5

すごい、エンドロール後動けなかった。
圧倒的な映像の力、この内容を102分におさめるその力量に驚き。中だるみなし、音楽もいいサポート。

シリアスヒューマン、コメディ、そしてホラーじゃん?との合せ技で
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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

4.2

不思議な感覚に囚われながらも惹き込まれる。そして、これ好き!で終わり、記憶に残るだろうの1本。

ブラックユーモア、デフォルメもユニーク。
台詞はほとんどないけど、おばあちゃんの愛情がほとばしるロード
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

視界に広がるスピードの世界、そして音、音!
レースをずっーと観ていたかった。

お引越し(1993年製作の映画)

4.5

田畑智子(レンコ)と映像が素晴らしかった。
特に終盤の映像からは、語りが囁きが聴こえてくるようで心が震えた。

おじいさんに出会えてよかったね。

子ども少女から、ちょっと大人への歩み、子供時代の自分
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インセプション(2010年製作の映画)

3.8

画期的な着想、映像でテネットもそうだったけど、ついつい観ちゃって終わりという。つまらなかったらこうはならない148分。長く感じない。

映像の所々は、ドクター・ストレンジでも観たような感じだったので、
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.7

さほど面白いわけでもないのに、なぜか好きで最後は切なくなる作品だった。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.2

オスカーの罪悪感の源がわかるシーンは、あぁ~~これはそうなるよねとなった。
ママ(サンドラ・ブロック)が、オスカーに投げられた言葉、自分だったら立ち直れない。このママ強くて大人。