このレビューはネタバレを含みます
冒頭で割とサラッと、山野井夫婦が経験したものすごい事故に触れる。二人ロープで繋がったまま妙子さんだけ落下、宙吊りに。この事故については、沢木耕太郎さんの小説『凍』で詳細が分かる。『凍』を読んで事故のこ>>続きを読む
朗読屋マリーの声・発音がきれい。他の登場人物の声も良くて、全編耳が贅沢な気持ち。将軍夫人の声は忘れられない。
映像も素敵。ぽつんとベッドと天窓があるだけのマリーの寝室や、広い洗面所、誰も歩いていない>>続きを読む
映像が繊細に動いて美しい。最初の戦艦の奇怪な圧だけでも観てほしい。
水の中を歩くような、この映画独自の時間の流れが、現実と別世界へ連れ去る。
男は十字架を背負い手に怪我を負っていて、キリストを思わせる>>続きを読む
最後の一言のために観る映画。
月面のシーンが荒涼として美しかった。
美しい走り姿にアニメーターの執念が籠もっている。今敏監督作品はヒロインの走る姿が美しい。
建物を壊すどころか避けて走る!ゴジラと呼べるか怪しい怪獣。でもそんな小さく弱く生まれた怪獣が、ある存在を守るため懸命に闘う姿は、ハラハラして心打たれました。ゴジラと思って観ると肩透かしかもだけど、特撮>>続きを読む
お祭り騒ぎ!頭空っぽにしてかっこいー!すげー!って笑って観られる
なぜか印象に残る名場面は、バイクの疾走シーン‥光の柔らかな画面の質感が、ふしぎと寂しくていい感じでした
あと北村匠海が爪痕を残しすぎる>>続きを読む
"あなたはプリズム"
何かを創る人に贈りたい映画。悲しいできごとも、「創る人」の目に入って、その人の手を通しもう一度生まれ出れば、美しい光に変わる。
ルイス・ウェインと同時代を生きた日本の詩人、萩原>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今年1つらい映画
脳に傷が入った感覚
大切な老いたひとを一人にしたらこうなるかもしれないという暗い恐怖
でも美しいアイディアにもあふれていた
喰い荒らされた羊をパクシが見つけた後のシーンは忘れられな>>続きを読む