原作は原作、と考えないといけないとわかっていても
どうしても、30度ずれてしまった意図が
ボディーブローのように効いてくる
惜しいなあ。
月日を重ねていくと、どうしようもないことが増えて
それが絡み合って身動きがとれなくなる。
思いが募れば募るほど。
今の世界は、どうしようもないことが少しでも減っているならいいな。
"Tell y>>続きを読む
拷問や殺戮をすべてみせるよりも
身の毛のよだつ恐ろしさや、やるせなさを伝える方法があるということ。
クライマックスは
水兵姿でキラースマイルをふりまき踊る
チャニング・テイタム
愛の始まりと終わり。
年を重ねるとわかる、愛のまぎれもない事実。
“Love is strange. I feel like a junkie. How could something so won>>続きを読む
映画全体を覆う
湿った重く生臭い空気が、不気味さを誘う。
エンドクレジットの曲が妙にポップなのは
北欧ならではなのか、映画のあとを伝えるためか。
じわじわ、まさに物語で真実が明らかになるように
じっくり、でも確実にくる映画。
挿入歌、主人公が歌うブギーバックとか、こういう系の中で一線を画するところかなあ。
にしても、少女漫画原作の映画は、基本的に登場人物を走らせるよね。相手探すために。