六四二さんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

六四二

六四二

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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.7

クレジットにベルファストの文字が入る。
街に対する作者の愛情と誇りに思う強さが感じられる。
しかし、そういう土地においては激しい抗争が起こるというのもまた事実ではないだろうか。北アイルランドはラグビー
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジョニーデップの顔を初めて認識した。好感度の高い路線は嫌だったのだろうか。現在と随分イメージが違う。この作品での彼はものすごいいい男だ。デカプリオの演技が凄くて演技派認識した。
テキサスが舞台というこ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

倍賞千恵子さんの、頭を下げたくなるほどの生真面目さにつけ込んで追い込んでいく姨捨山制度である。表向きは当事者のためと謳っているが、国家が推し進めているようにしか見えない感じがリアル過ぎて怖い。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.9

身につまされるし、救いのない終わりがつらいが、ワンカットでの撮影というのはすごい!

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

4.0

ボスとウードの華のある役者っぷりとスタイリッシュなシーン作りに魅了された。
キラキラした、あるいはギラギラした夢、恋、苦悩が描かれるわけだが、欧米でも日本でもなく、タイの若者にまつわるものが描かれるこ
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

妄想と現実の見境がないため
集中してみることが必要だ。そのようにしても
一度見ただけでは大混乱必至だ。例えばストーカー呼ばわりされたシーンは現実なのかどうなのか?スキー場の食堂のシーンが二度出てきた意
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.8

すべては期待した通りの筋書きでことが運んでいく。役者たちがその流れに乗って演技を重ねていく。よしもと新喜劇のようだが、喜劇色は意外に少ない。だが楽しい。母や別れた妻やらの線が細すぎるのと、育児と仕事の>>続きを読む

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

3.8

出会いがあってドラマは生まれ、ドラマがあって人生は豊かになる。その出合いは動き出さないと生まれない。ギヨームのほとんどの作品からそういう主張が感じられ本作にもそれば共通している。
ヒーローは出てこず、
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