1観てなくても十分に楽しめた。
自分自身の感情が動いたときにあのキャラクターたちが動き出すイメージを植え付けられちゃったな。
悲しい。原作で初見のときほどの衝撃はなかったものの。
才能とか努力とか、今の自分の境遇に重ねてしまって身につまされる。
気軽にさくっと観れる。
ジェントルマンのときといい、ヒュー・グラントの胡散臭いキャラいいね。
日本のアングラな雰囲気はいい感じだけどちょっと尺長くてダレる場面もあり。
エルヴィスのことは全然知らないけれど、スター性が半端じゃなかったということを見せつけられた感が良かった。
描写が丁寧。
ちょいちょい挟んでくる洗濯機のカットが不安感を煽ってくるねえ。
ちょっとだけのアンソニーホプキンスも存在感すごい。
笑いありみたいな印象を勝手に抱いて観てみたらかなりシリアス寄りのドラマだった。
ラストカットの解釈は色々とあるだろうなあ。
単純に嘯いてるだけだと感じたけどどうだろうか。
アニメ版へのリスペクトが感じられる作りだった。
キャストは豪華ながらも雫が地味なところもイメージに近くて好感が持てる。
ただ、なぜ変えなくてもいいような大事な設定を変えた??というモヤモヤは残る。
面白いし無音演出も良かったけど、既存ファン向けなのか新規ファン向けなのか中途半端なストーリー構成と感じた。どちらかに振り切ったら良かったのに。惜しいなぁという感想。
人に対する無理解と不寛容さに苦しむ人間ドラマ。
鑑賞してるうちは主人公に気持ちを寄せてしまうけど、現実となると多分その他大勢側に自分はなってしまうんだろうな、と考えさせられる。
イギリス版大河ドラマ。
めちゃくちゃ面白い!とはならないけど好きなんだよなあ。
バードボックス的ななんともよく分からないエイリアンに襲われる系。
終盤の明らかにAKIRAを意識したバイクシーンはおぉと思った。
サイバーパンク風な架空のニッポンの表現はなかなか面白かった。
それなりのエンタメ作品だけど、うーん…
理解不能なサイコパスが身近にいるかもしれない…
最終カットはゾッとしてなかなかよかった。
ヘレン・ミレンって改めてすごいなと思わされた。
最初まじで気づけなかった。
カメラワークや映像はカッコいい。
あんまり深く考えずに観るといいかも。
でも内容薄いのに136分はなかなかきつい。
90分くらいにまとまってたら面白かったかも。