すぅぅさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

すぅぅ

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ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.2

戦後の闇を抉り出す松本清張のミステリー。悲しい女の運命が悲劇の連鎖を紡いでしまう愛憎劇。西島秀俊と広末涼子の顔と佇まいが時代背景とアンマッチ。中谷美紀の狂気を帯びた演技がお見事。主人公の夫がなんだかん>>続きを読む

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

3.0

シリーズ2作目。凶暴な怪獣が出現しても意外にもお気楽というか、ヤバい状況でもなんだかんだでガメラが出てきて退治してくれる世界観。怪獣に全く歯が立たない人類(日本)の無力感と恐怖をもっと表現しても良かっ>>続きを読む

ブラッド・ファーザー(2016年製作の映画)

3.0

刑務所から出所後にアルコール中毒からのリハビリ生活を続けていたアウトロー親父が悪党に追われている馬鹿娘を守る為に奮闘する。娘のキャラがあまりにも馬鹿すぎてなんだかスッキリしない終わり方。メル・ギブソン>>続きを読む

サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.3

マイケル・ダグラス演じる精神科医が娘を人質に取られて悪党に無理難題を突きつけられる。タフな嫁、聡明な娘、精神病患者の少女、威勢のよい女刑事と主人公を取り巻く主要キャストが強い女だらけ。終盤の悪党のボス>>続きを読む

ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い(2011年製作の映画)

2.8

殺人事件の証人となった消防士が口封じのために命を狙われるが孤軍奮闘して反撃する話。ブルース・ウィリスが出演しているが脇役。お約束通りの展開とエンディング。主人公と恋仲になる女捜査官が仕事できそうな感じ>>続きを読む

ブラックシープ(2006年製作の映画)

3.5

バカ映画。遺伝子操作の研究によって羊がゾンビみたいに凶暴化、その羊に噛まれた人間も凶暴な羊人間になってしまう話。都合の良いストーリー展開、B級テイスト満載のスプラッター描写など割り切って楽しめる要素が>>続きを読む

ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

3.2

昨年2022年に残念ながらも認知症の悪化で俳優業を引退したブルース・ウィリス主演の1991年のアクション映画。当時36才のブルース・ウィリスがタフでクールな探偵を体を張ったアクションで熱演。序盤に登場>>続きを読む

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.3

過去や未来を予見出来る超能力で連続殺人事件の捜査に協力する元医者の爺さんを軸に謎めいた物語が展開する。終盤で爺さんが抱える深い闇が明かされて爺さんの苦しみや葛藤の理由が示された。続編は犯人と爺さんがタ>>続きを読む

レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

3.0

ニコラス・ケイジ主演に釣られて観たがこの映画とんでもない。なかなかの珍作。神によって選ばれし者だけが忽然と消えてしまう話。キリスト教の布教映画みたいな内容だが終盤の展開にはそれなりにハラハラドキドキす>>続きを読む

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008年製作の映画)

2.8

先ずは黒澤明監督の大傑作「隠し砦の三悪人」をリメイクする勇気に乾杯。リメイクと言えど、この映画は完全に別ものでアイドル映画として鑑賞すべき作品。役者の演技とか演出が悪いのでしょうか?衣装や見た目には凝>>続きを読む

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.2

シリーズ第二弾。悪どい奴らをギャフンと言わせるマジシャンチームの痛快な逆転劇。軽やかなカードさばきによる連携アクションシーンが見どころ。オチは強引かな。

ワイルド・ブレイブ(2018年製作の映画)

3.2

山小屋にやってきたワイルド系親子がその山小屋に麻薬を隠した悪党一味と対決するスリラー・アクション。覚醒したボケ老人にはもっとクールに活躍してほしかった。最後はお約束通りに銃を使わず殴り合いの肉弾戦の末>>続きを読む

ラスト・コマンドー(2019年製作の映画)

3.1

一線から引退していたフランス軍の元大佐が秘密裏に依頼されたミッションを遂行すべく数人の隊を率いて敵地アルジェリアに赴く。登場人物それぞれの国籍とか生き様や背景がいろいろと複雑で1960年当時の政治的背>>続きを読む

レッド・ドーン(2012年製作の映画)

3.3

とにかく設定がぶっ飛んでいる。普通の少年少女が北朝鮮の軍隊に抵抗する兵士に成長するのがあまりにも早すぎる。ファンタジー映画かも。この映画を見て、同じく北朝鮮軍に制圧・支配された福岡市を舞台にした村上龍>>続きを読む

FREAKS フリークス 能力者たち(2018年製作の映画)

3.8

超能力に目醒めた幼い少女の話。ど派手な演出はないが先の読めない物語の展開と気の利いた視覚効果でぐいぐい惹き込む。己の目的の為なら無関係の人達を平然と犠牲に出来るメンタリティーこそがフリークスの証だと思>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

3.8

ミイラ取りがミイラになってしまう話。CGによる創り込みが素晴らしくて映像に違和感なく映画に惹き込まれる。彼方の惑星に暮らす異星人達の価値観が人間的な価値観に侵されていく話でもあった。つまりは平和と秩序>>続きを読む

ファースト・キル(2017年製作の映画)

3.2

虐められてる息子の武者修行のために故郷の山に鹿狩りに出かけた家族(両親と息子の3人)がとんだ災難に巻き込まれる。家族を守るためとは言え警官を二人も射殺して平然としている、いや、むしろ息子の成長を実感し>>続きを読む

闇の狩人(1979年製作の映画)

3.0

五社英雄監督の自己満足的ロマンと美意識がてんこ盛りの豪華時代劇。くどい。主要登場人物が偶然にも揃いも揃って因縁絡みで世の中は狭いですね問題の上に成り立った物語。松尾嘉代がやんちゃに躍動。仲代達矢の冷た>>続きを読む

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.4

2012年に実際にリビアのベンガジで起きたアメリカ領事館襲撃事件を映画化。アメリカ領事館に続いて襲撃されたCIAの秘密拠点を6名の警備隊員達が決死の覚悟で守り抜く。銃撃戦と戦闘の悲惨な状況がエグい描写>>続きを読む

オーバー・スピード 時空を超えた目撃者(2020年製作の映画)

2.5

ロシア映画。元エリート陸上選手が遭遇する殺人事件の真相に迫るサスペンス。脈拍数を上げてダッシュするとタイムスリップするらしいがその理屈がわからない。話もごちゃごちゃしてるし美人刑事が容疑者と恋に落ちて>>続きを読む

PROSPECT プロスペクト(2018年製作の映画)

3.6

独特の世界観と様式美で創られたSF。鉱石ハンターの父娘が一獲千金を狙って最果ての惑星に降り立つ。父親の指示に従って嫌々ながらも鉱物採取を手伝っていた少女が様々なトラブルに見舞われながらも成長する様を描>>続きを読む

雲霧仁左衛門(1978年製作の映画)

3.3

豪華キャスト。仲代達矢が怖くて、岩下志麻がエロくて、松坂慶子が美しい。

リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.3

妻子に先立たれて引退状態の殺し屋が嫌々と引き受けた仕事でミッション中に殺されてしまう。ところがどっこい、組織の力で蘇生されて24時間限定の命を与えられる。落ちぶれた殺し屋を演じるイーサン・ホークの困り>>続きを読む

クラッシュ・ダイブ II(1998年製作の映画)

2.7

しがない軍医がロシアの潜水艦の中で奮闘して核戦争の危機から世界を救う。肝心の潜水艦の中が安っぽくてチープ。全体的に緊張感に乏しくてハラハラしない。銃で撃たれても意外と平気な感じも違和感。B級一歩手前。

スティング(1973年製作の映画)

4.3

ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンが共演して詐欺師の大仕事と犯罪者なりの潔い生き様を描く。騙した金よりもスリルを求めて生きる若者と熟練した詐欺師が組んで敵討ちの為に大掛かりな詐欺を仕掛ける。>>続きを読む

ウェズリー・スナイプス シールド・フォース 監獄要塞(2017年製作の映画)

2.8

ウェズリー・スナイプスのアクション映画かと思って見たらちょっと違った。ウェズリー・スナイプスが脇役として出演するSFホラー。軍事要塞を管理するAIシステムが暴走する話だが途中から話の筋が理解できなくな>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.3

菅田将暉主演のサイコ・サスペンス。小栗旬、中村獅童、高畑充希、フカセなどが主要キャストに並び画面が華やか。殺人鬼を目撃してしまった漫画家が連載を始めた漫画の内容通りに殺人を繰り返す草食系殺人鬼と対決す>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.2

自らの病弱さが原因で怪しげな宗教に嵌ってしまった両親を持つ中学3年生の少女ちひろの揺れる心情を描く。主演の芦田愛菜の存在感と演技が際立つが脇を固める役者達も素晴らしい。終盤の不穏な展開はいろんな解釈が>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.4

イーサン・ホーク主演のサスペンス。あり得ない設定の世界である家族にとって物語がどんどんと悪い方に展開していく悲劇的な話。虚しさも残る。イーサン・ホークの情けない表情がドンピシャのキャスティング。無垢な>>続きを読む

テイキング・ライブス(2004年製作の映画)

3.3

アンジョリーナ・ジョリーとイーサン・ホーク共演のサイコ・サスペンス。連続殺人事件を捜査するFBI女性捜査官にサイコパスの魔の手が迫る。警察が鈍臭くて犯人を取り逃がす系のあるある。ラストの展開はちょっと>>続きを読む

マネートレイン(1995年製作の映画)

2.8

ウェズリー・スナイプスとウディ・ハレルソン、ジェニファー・ロペスが共演。物語は破茶滅茶。出来の悪い弟(白人)を持った兄(黒人)の苦悩を描いた話でもある。兄弟と同僚となるジェニファー・ロペスがセクシー。>>続きを読む

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.3

芝居と演出がベタベタだが怪獣出現時の日本政府と自衛隊の対応、マスコミの報道など「シン・ゴジラ」に通じる原点的な位置づけの作品だと思った。ガメラと少女がシンクロするなどのファンタジー要素もあって子供受け>>続きを読む

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.5

元刑事のおっさんと若手有望株の現役刑事が連続殺人事件の捜査をなんだかんだで協力しながら解決する話かと思ったがちょっと違った展開が待ち受けた。後味悪いです。真相は藪の中、その藪の中には幾つかの過ちも存在>>続きを読む

笑の大学(2004年製作の映画)

3.1

舞台劇みたいな話と演出。役所広司と稲垣吾郎の二人芝居。それぞれが持ち味を活かして熱演している。気になったのは、あまりにも服装や髪型が整いすぎていてリアリティーに欠ける。もっと髪がボサボサだったり髭が生>>続きを読む

ウェズリー・スナイプス コンタクト(2017年製作の映画)

3.0

SFホラーなんでしょうか?とんでもなく奇天烈な映画を見てしまった気がします。若者男女5人(男3女2)が訪れた山奥で風変わりな親父とトラブルになるがその晩にエイリアンと遭遇してしまう。話のオチが全く読め>>続きを読む

ギャング・イン・ニューヨーク(2017年製作の映画)

2.2

実在したマフィアのボス「ジョン・ゴッティ」の生涯を映画化したらしい。主演のジョン・トラボルタは特殊メイクなどを施されてマフィアのボスになりきっていたが見どころはそれぐらい。全編を通してだらだらとした感>>続きを読む