MrNobodyさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

この手のホラーにしては少し長いので、
そこ要らんだろうっていうところもしばしば。

鉄塔から降ってくる演出なんかはいいんだけど、
肝心の村の人たちの残像みたいな描写が、
あんまり気に入らない(笑)
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.5

ゾンビものとはいえ、
ガチのホラー・スリラー系ばっかり書いている
リー・ワネル唯一のコメディーなんじゃないか?
改めて観るとゴア描写はえげつないけど(笑)

子どもたちだけゾンビ化して、
教師が子ども
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カリスマ(1999年製作の映画)

3.7

意味のわからない不気味さに取り憑かれる。
役所広司は素晴らしいな。

富江re-birth(2001年製作の映画)

3.2

一作目とテイストが違い、
完全にバケモンとしての富江だけど、
劇場版「呪怨」前の清水崇らしい気味の悪さがかなり色濃く出ていて、
映像の粗さはありつつもしっかり観れる。

親子共同での風呂場解体シーンが
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富江(1999年製作の映画)

2.9

前半の、後ろ姿の富江が語る怖さは雰囲気出てる!

「cure」とか「回路」を観てる時の不気味さに近い感じ。

菅野美穂が全面に出てからは緊張感も半減。

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

果てしなさとか壮大さは「インターステラー」「コンタクト」に通ずるものがある。
滅びゆく地球と探査帰りの宇宙船の2視点で描かれており、
進みはゆっくりめだけど映像はきれい。

最後を希望と捉えるか、絶望
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銀魂(2017年製作の映画)

3.0

キャストが豪華で、よく再現されてるんだけど、
結局そこまでという感じ!

悪役、ガチのやつだった。

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.0

ツッコミどころ多くて、
観終わって不完全燃焼感が強かった。

ハロウィンのテンションで仲間内で町外れのお化け屋敷に入り、実は殺人鬼の館でしたという展開。

途中まで人が殺されてもお化け屋敷の演出だと思
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グレイヴ・エンカウンターズ2(2012年製作の映画)

2.8

海外ドラマの「THE 100」で印象的だったリチャード・ハーモン主演作。
1作目をほぼ忘れてたけど、意外と繋がってる部分が沢山あった。

主人公がホラーオタクだから、
何か起きても理解が早いのはストレ
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リング0 バースデイ(2000年製作の映画)

3.3

悲しき貞子誕生物語。

幽霊的な恐怖ではなく、
怪奇現象に怯える人間の恐怖。

腕を振り下ろす人たちの躊躇いのなさ!

鏡越しの山村志津子の演出👍

ホラーは、映像が荒く綺麗じゃないだけでも、
やっぱ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.7

2021年映画初め。

早々に前作の希望を打ち砕いてくれるあたり、、、流石の韓国映画(笑)

見所はというと、やっぱり、
「マッドマックス」を彷彿とさせる世紀末カーアクション。
残念ながら邦画にこのク
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デス・ゲーム・パーク(2010年製作の映画)

3.0

「ブリザード」と同じく、
懐かしきBeeTV作品。

設定は好きなんだけどね!

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.5

過去に実写版を観てて、
あれ、ストーリーこんなんだったっけ?ってうろ覚えだったけど、
実写版からセクシー要素や人間臭さを削いで、
ポップに子どもでも観れるようにした感じ。

それもまた
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イキガミ(2008年製作の映画)

3.8

10年ぶりくらいに再鑑賞。

若者の死と向き合って終始暗いのに、
最期の1日の過ごし方を描く、
オムニバス形式に感動してしまう不思議な話。

主演の松田翔太というよりも、
それぞれの物語の登場人物にス
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.0

上映時間も短く、
ストーリーの中身が薄い感じに仕上がってしまっている。
しかも予告編で渋谷の爆破が出てしまってるので、
唯一あるだろうドキドキ感も少なめ。
コロナ禍だから、あんなに渋谷に人が集まること
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脳男(2013年製作の映画)

3.4

脳男のキャラクターとしては面白いのに、
まとまりきってない中途半端な感じは、
原作があったら絶対改変してるだろうと思ったら、案の定だった。

そこの設定いる?っていうところが結構あったので、ツッコミ出
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

邦画で、草彅くん主演という注目作ながら、
ここまでアンダーグラウンドであり、
LGBTを題材に切り込んでくるとはすごい。

気持ちは女性だけど、毎日どこかで感じてる歯車の狂い、
自分で納得させても何が
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大コメ騒動(2019年製作の映画)

3.8

米騒動という実際の歴史を知らなくても見やすいし、
エンタメ作品だけど『超高速参勤交代』ほどコメディに振り切れてるわけではなく、
人間が生まれ持つ本能的な欲望や、貧富・差別問題に特にスポット
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

葛藤を持ち続けた先のこの完結感。

心にスッと入ってくる"愛してる"。

映画館で観て良かった。

これが京アニのチカラ。

罪の声(2020年製作の映画)

4.2

元になっているグリコ森永事件、調べたくなる。

株価操作のための身代金要求、まだネットがない時代は抜け穴も多かったんだと思う。

ただの子どもの声なのに、
タイトル出た時の緊張感ある演出。
基本的な説
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

さすがノーラン、やりました!
相変わらず映画内で解説されても難解な作品!

そもそもこの主人公は誰?
敵の目的は?
時間逆行、テネットとは?
アルゴリズムとは?

いろいろなの要素が混じ
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

軽い場面がないくらいずっと重厚なリズムで進んでいく。
この作品がしっかりと全国公開され、
日本アカデミー賞まで獲ったあたり、ある意味すごいなと思った。

日本の根本を揺るがす題材的に、
ハードルも高く
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超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.0

空気感は嫌いじゃないけど、
1作目だけで終わらせて良かったと思ってしまった。

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.9

改めて観ると理解できるところも増え、
噛めば噛むほど良さがわかる映画。

謎多き展開と、観てるこっちまでマインドコントロールされて気がおかしくなりそうな流れと長回しは最高。

役所広司と萩原聖人のぶつ
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回路(2000年製作の映画)

3.8

あの世と現世を繋ぐ回路ができてしまったことにより、幽霊が回路を通じて現世に溢れ出してくる人類滅亡劇を、
暗く、息苦しく、気持ち悪く、難解に描いていく。

開かずの間を作り出したら消して入ってはいけない
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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.6

実際にアメリカに現存する、
ウィンチェスターミステリーハウス。

テンポはそんなによくないけど、
事実から作られてるから掘り下げがしっかりしてるのと、
王道的な脅かしポイントもあるので、
総じて、観て
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

2.5

すごくいい作品なんだと思う。

ただ、題材だったり、人間関係のリアルさだったり、
自分には受け入れられず終わってしまった。

透明人間(2019年製作の映画)

4.0

5ヶ月ぶりに行った映画館で
観てきた、現代版の「透明人間」。

自宅には監視カメラ、出かける時も服装も全て指示される、そんな束縛の激しすぎる恋人から逃げ出す、緊迫したシーンから始まる今作。
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パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.5

いやー、割と好きな作品だったな(笑)
サメ映画の中では面白い!

映画 としまえん(2019年製作の映画)

1.9

冒頭のヤングダイスがワイワイやってるところが一番そそられたので、タイトル出て以降はイライラしかさせられない作品であった。

呪いの元凶となる、ゆか役の子が可愛すぎるが故に、メイクをしても怖さが半減して
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インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年製作の映画)

2.5

映画館で観た以来の鑑賞。

今考えると綾瀬はるかと石原さとみが一緒に出てるのすごいと感じる。
キャストがよくて他ひどいという典型作品。

なによりもあっさりしすぎた終わり方が解せない。

中田監督のピ
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赤穂城断絶(1978年製作の映画)

3.6

大ヒットした「柳生一族の陰謀」(1978)に続き、
深作欣二監督 × 萬屋錦之介主演。

今作は、忠臣蔵として一般的に知られている、'赤穂藩主の浅野内匠頭による吉良上野介への切りつけから、討ち入り後の
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