yuriさんの映画レビュー・感想・評価

yuri

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ゾンビの中心で、愛をさけぶ(2018年製作の映画)

3.7

いい意味で予想外のストーリーだった
コロナ禍の現実世界と少し状況が似てるかもと思った
支え合って助け合ってというのは緊急事態下でもわたしはできるだろうか
って来客のシーンでは痛感した
目的を共有するの
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マイPSパートナー(2012年製作の映画)

3.5

可愛いしかっこいいし
だから成立するんだろうけど

いい感じになったらうまくいかなくて
仕事もお互い夢を実現させて
そして最終的には結ばれて

って感じの少女漫画的なストーリー

街の上で(2019年製作の映画)

3.8

繋がってないようで繋がっている
ある街のある一場面を
切り取ったかのように自然
つくりものに感じないけど
つくり込まれてるんだろうな

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.2

おとぎ話が「結婚」したところでハッピーエンドと物語を終結してしまうのは
そこが頂点でその後はジェットコースターのように下降するのみだからだろうか
お金を得ると力も得たように錯覚してしまうのだろうか
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

愛おしくてむず痒くなる始まり
終わりなんて見えない始まり
終わりの始まりなんて
いつだって誰にも気づかれずに
静かに始まっていく

同じものを同じ様に感じて
似たような感覚で似たような思考回路で
同じ
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空白(2021年製作の映画)

4.0

終始重いし気持ちが上がることもない
だけどそれくらいのことがいつ自分の人生で起きたとしてもおかしくはないんだよな

誰が悪くてとか誰のせいでとか簡単に責めることもできず
誰かがはっきり罪を背負わなきゃ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

ただただ良い大学に進学するために
脇目も振らず一心不乱に勉学に打ち込んできたのに
あんなに遊んでばかりで勉強なんか絶対してないと決めつけていた周りのパリピたちが有名大学への切符を掴んでて
自分の努力は
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.6

たしかにほんとに好きになったら
その人は例外になる
他の人だと絶対許せないことも
その人なら許せたり
逆にその人だから許せなかったり
自分だと手に取らなかっただろうものも
その人が好きだと言うから興味
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

師匠の生き様かっこよかった
最期まで師匠として生きていた
それが今のビートたけしにも繋がっているんだろう

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

日本で言うヤクザみたいなものか
住む所や定職のなさそうな若者に声をかけ
寝食の世話をして仕事を与える
それを恩恵と受け取る若者たちはどんどん洗脳され抜けられなくなっていく
他に生きる術も知らず知らされ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

5.0

秀逸
とにかく観るしかない
どんな言葉を並べても
この映像には敵わない

罪の声(2020年製作の映画)

3.8

どうして子どもたちが巻き込まれないといけなかったのか
どうして全てを奪われないといけなかったのか
守ったつもりが全く何からも守ることができていなくて
全ては大人の身勝手が引き起こしたこと

同じ運命を
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

とにかくマッツミケルセンがカッコイイの一言
それ以外はまぁそりゃそうなるだろうなという有り様
良い塩梅で止めることができないのが人間
何にしたって欲張るのは良くない
欲張ってしまったら結局何も手に入ら
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

面白かった
想像してたストーリーとは全然違って
良い意味で裏切られた

アメリカという国のステレオタイプな政治経済に対する風刺が効いてて
展開も起承転々転々結くらいな感覚だったから長いとも感じなかった
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

家族を失くしてしまったものが
もともと家族を知らないものが
「ヤクザ」という「家族」を手に入れ
その「家族」を守り抜く話

…なのかと思っていた
そんな単純な話じゃなかった

大原の仇討ちを堪えること
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.2

結末が納得いかないとか
結局真相は?とか
それ以上に納得いくストーリー展開ではないし
期待を超えてくれなかった
後半に向けてどんどん惹きつけられるだけに残念

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.9

切なかった
導かれるようにあの日の記憶が蘇る

一体何がいけなかったのか
自分のどこが悪くて何が足りなくて
どうすれば別れを回避できたのか

でもきっとそうじゃなくて
だんだん物足りなくなり
違和感が
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.8

遠い国で起こった出来事
そして「宗教」「司祭」というと自分にはあまり関わりの薄い世界の話のようだけど

新たな風を吹き込んでくれそうなリーダー
突拍子もないアイデアや言動
それが徐々に人々を巻き込んで
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望み(2020年製作の映画)

3.8

自分の子どもは殺人犯なのか
それとももう生きては帰ってこないのか
考えても考えても
どう収まるのがベターなのか
答えなんか出るわけなくて
どう転んだって
ハッピーエンドになんかならないし

どうしてこ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

こう言って良いのかわからないけど
面白かった
これが事実を元に作られているわけだから
苦しんだ人も憤りを感じた人もひとりで涙を流した人も実際に現実にいるんだろう
なんなら今現在も抱え続けている人もいる
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.8

とにかく名前を把握するのに苦労した
誰が誰でどの役職で…としばらく混乱状態だったけど誰を信用して良いのかは最後までわからなかった
マウントの取り合いとかご機嫌伺いとか
あんな日常過ごしてたら頭おかしく
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