yuriさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

3.7

成り上がっていく過程は面白い
野心を隠すことなく引き込んでいく感じ
感情に流された故の過ちとか
引き返せない状況とか
見ていて辛くなるなぁ
結果得られたものは何だったんだろう
夢と希望に溢れていたあの
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エヴァ(2018年製作の映画)

3.0

その熱量を執筆に…ってくらいにイザベルユペールに夢中になり過ぎて身を滅ぼしていく主人公
自業自得ではあるんだけど、奥さんがかわいそう
偽りで得た人生は偽りによって破滅する

その住人たちは(2020年製作の映画)

3.3

こんなことに時間と体力使ってないで真面目に就活しなさいよって腹立たしかった
無駄な虚栄心の塊
家とか車とかあんなに手放すの躊躇ってたのに家族は未練もなく捨てるとことか
この主人公の人間性疑う
非道過ぎ
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.1

面白かった
全く予想しなかった展開
ちょっとしたお節介が単純な事故に見せかけられた事件を発覚させ、さらに解決の糸口になるとは

どこにでもいるお節介焼きでおしゃべり好きな人気ブロガーの主婦と
キャリア
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.8

なんというかあの「このアイデア超クールじゃね?」という自信と「よしやってやるぜ」的なノリでどんどん進めていく行動力と広大なアメリカの大地で自由な発想の下夢を追いかける話って意外と嫌いじゃない

ロストガールズ(2020年製作の映画)

3.6

世の中にはたくさんの未解決事件とたくさんの行方不明者がいると言う
これが有力者の一族とかだったら捜査の力の入れ具合も世間の注目度も違ってくるというのが現実で
生まれた時から人間というものは平等ではない
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アメリカン・ミーム(2018年製作の映画)

3.5

危機感を持たない人に向けた警鐘
依存性や個人情報流出の怖さとか
中高生にネットリテラシーを学ばせるには良い教材になるかも

マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.9

うっとりするくらい美しい
溜息が出るほど
いくらでも見ていられる
やっぱ靴には魔力がある
靴が出てくる度に目を奪われて

官能的だけど上品で
クラシックだけど前衛的で

あんな素敵な人だなんて
素晴ら
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プラネタリウム(2016年製作の映画)

3.5

淡々と進むので間延び感あるけど
つまらない訳ではない
でも謎を解き明かすように見せかけて
結局何が謎であったのかすらわからないままラストを迎えてしまう
つまりこの物語が何だったのかは
わたしも謎
美し
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昼顔(2017年製作の映画)

2.5

何でこんなにも不倫が美化されるのか理解できない
儚くて美しくて触れるだけで壊れそうな純愛みたいな
自己中心的で利己的で
必ず誰かを踏みにじっているのに
自分は世界でいちばん不幸でとっても傷ついて可哀想
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

映画というものはその擬似世界を楽しむものなんだろうけど、これは現実味のあふれるドキュメンタリーのように感じられて恐怖だった
あまりにも今の現実とリンクし過ぎていてフィクションとは思えなかった
医療従事
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ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

3.4

ナタリーポートマンの演技力は
さすがの一言
詳しくは知らなかったから
もう少し掘り下げようと思う
もっと感情を理解できるかもしれない

バレット・オブ・ラヴ(2013年製作の映画)

3.3

特にこれと言った内容はなくあまり印象にも残らない
ちゃんと良い子にお留守番してれば良かったのに
それにしてもブカレストとブダペストって紛らわしい
わたしの中でブダペストはパリピのイメージだけど笑

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.6

完全にシャッターアイランド系だと勘繰ってた
なんとなくの違和感から明かされるラスト
登場人物不審な人ばっかと思ったら。。

手紙の中身ずっと気になってたけど
あれは反則
泣いちゃう

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.8

おじいちゃんさみしい人だな
愛も名声もお金も全てを手にすることはできないんだなーってつくづく思う
人は欲深いけどそれは向上心だけでありたい
何のための財産なんだろう

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.7

地方だからこそ排他的な思考の在り方が根強いのかもしれないけど
でもこれが日本の実態なんだろうな
価値観の押し付けとか異種を排除しようとする無意識的な考え方とか日本人は強いと思う
何かと括ろうとするし
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マクマホン・ファイル(2020年製作の映画)

3.6

ちょっと分かりにくい部分はあるにしろ最後までハラハラさせられた
誰を信じたら良いのか何が真実なのか分からなくて
しかも結果罪を被らされ闇に葬られるって。。
結局あなたは何者なの⁉︎って人が多い
わたし
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.3

VICE観た後に観たからいろいろ繋がり改めて腑に落ちることも多かった
それぞれの立場で自分の保身のため真実が闇に葬られ捻じ曲げられ。。
そして肝心な話を聴く事さえままならない
こんな不利で絶望的な状態
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バイス(2018年製作の映画)

4.3

映画としては素直に面白い
社会派のブラックコメディって感じ
舞台裏で何が起きていたのかよく分かった
ただこれが真実で政治家の利権のためだけに政治も戦争も行われているという事実は恐怖でしかない
この現実
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

KKKについては全くの無知でこの映画から多くのことを学ばせてもらった
多様性が叫ばれる中、どこにでもある差別
誰の心にも潜んでいる差別心
その当事者となった時、あんなに果敢に立ち向かえるだろうか
また
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.9

ザ エンターテインメント
大画面で観たらすごい迫力なんだろうな
音楽もアクションも爆破シーンも全部スクリーンで観たかった
人間離れした肉体も無茶苦茶な運転も生きてるはずないって展開もこのシリーズだから
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.6

全編通して薬物による幻覚を見てるかのような。。
みんながみんなcrazy
それでも観てられるのはなんかオシャレでカッコイイから?
何がオシャレでカッコイイのかわかんないけど笑
カメラワークとか編集も好
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

タランティーノのハリウッド愛
そして映画さらに映画史への敬意
存分に楽しませていただきました

Once upon a time in...Hollywood
昔々あるところにリックという名の落ち目
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

5.0

最初から別れるつもりで結婚なんかしないからどうやって離婚したら良いのかなんてわからない

あんなにお互いの良いところを分かり合っていても
どんなにお互いの悪いところを理解し合っていても
不満が蓄積され
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.8

幼い頃から拗らせに拗らせて
ひねくれにひねくれて
最強にタチ悪いモンスターが出来上がってしまった
ほんとは単純にさみしいだけなのに
独占欲が人よりもちょこっと…
いやほんの100倍くらいだけ強過ぎるだ
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.9

情けない男が
調子に乗って慢心し
図に乗って足掻きに足掻いて
救いようがないんだけど憎めないっていう
詰めが甘いし行き当たりばったりだし
でもなんやかんや最後まで見ちゃう
そしてちょっとだけ馬鹿にしな
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インモラル・ガール 秘密と嘘(2015年製作の映画)

3.0

んーーーー
結局思い込みなのか
それともマヤは何か隠していたのか
SNSって怖い
適度な距離感でいないと
完全にSNSの世界に支配されてしまってる
一面しか見えないからより視野が狭くなり
でも見てるこ
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さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

3.9

生まれてくる家族は自分で選べないけど
自分で家族をつくることもできる
いつまでも自分の中にいた苦しみを引き出して解放させられたんだから今後は自分らしく思うままに生きてほしい
家を出ることでバフィーを葬
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チェリーについて(2012年製作の映画)

3.6

貧困にアルコール中毒の母に教育も十分に受けさせてもらえていたのかわからないような厳しい家庭環境の中で育ち、経済的に自立するには性産業は学歴もバックボーンも重要視されずとも、リスクも大きいし理解も得られ>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.1

穏やかで心が洗われるようで
良き日だと感じるのは自分次第なんだから
毎日が良き日であるように
自分の考え方を柔軟にすること
感じ方を研ぎ澄ますこと
時間は限りあるものだから大事にしないといけないけど
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.8

海外のクリスマスの雰囲気ってとても素敵
街が和やかで幸せなムードに包まれて
それだけでなんだか幸せな気分になる
でもだからこそ自分を偽ったり嘘をついたりちょっとだけ人に優しくなれなかったりするのかも
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.3

これは台本通りの演技なのか
それとも欲望からの演技なのか。。
だんだん区別がつかなくなってくる

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.2

幼少期から少しずつ規範意識を身につけさせなきゃいけないってことを実感
そして子どもの人格形成には子どもを取り巻く養育環境や家庭背景が基盤になるってことも

子どもから親を引き離すのを見るのは他人であっ
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

普通に笑える
コリンファースがとんでもなく間抜けな役なんだけど最後見事に持っていくところが気持ちいいくらい騙された
コンニチハーメディア見てて日本って外から見たらこんななんだ。。とか思って恥ずかしさす
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

やっぱり子どもたちには負の遺産は遺すべきじゃない
環境にしても憎悪にしても
生み出した者がその責任や後始末を請け負うべき
憎しみからは憎しみしか生まれない
ずっと負のループが続くのみ
どこかで清算しな
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

言動やその場の空気感からその人の気持ちを汲み取れない特性や同性愛への偏見や罰則などアランが抱える課題についても彼らのチームが進める研究と合わせてうまく盛り込まれていて感情移入し過ぎて苦しかった
理解者
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