くろさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

タイの高校生の集団カンニングを題材に130分。緊迫した中で進んでいく展開、結構ずっと地味にハラハラ。


バンクの未来が明るくなる事を願う。

ひと夏の体験(2018年製作の映画)

3.0

あまりにも低評価すぎて心配だったけれど満足。

卒業旅行に出かけ、SNSに熱中するあまり、時に険悪な雰囲気になったり、かと思えばコロッと仲良く戻ったり、バカンスの中で目まぐるしく移り変わる少女たちの関
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.0

大切な人を大好きな海で亡くしたひな子がひとりでまた立ち上がるまでを爽やかに描いていて綺麗なアニメでした。

声優には今や当たり前となっていますが芸能人をメイン所にキャスティング。しかしこの作品に出演の
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.5

面白かった。

妻と身体の自由を奪われた男がAIを身体に取り込み妻を殺した犯人へ復讐する。
どんどん真犯人に近づくにつれ不可解な事柄が明るみになって、ラストはそこで終わるんだ!とちょっと物足りない感じ
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.7

ずっしり来る重さがあるけれど、良い映画でした。


クラスメイトからも、教師からも忘れられる主人公の三井が、学生時代に唯一名前を呼んでもらった女の子に執着し、大人になったある日ふと彼女が今どこで何をし
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女の機嫌の直し方(2019年製作の映画)

3.0

内容は映画にするほどではないかな?

ひとつの結婚式で起こる男女のアクシデントを丁寧に解説して解決に導いていくというのは参考になる気がします。

でも、結婚式の主役は新郎新婦なんだから外野は注文押し付
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

2.6

青春ラブバトル。
原作未読なので各キャラについてはよくわならないけれどもっと恋愛の駆け引き攻防戦増やして欲しかったな。


主人公のお父さんが高嶋政宏なのに全然面白さ引き出されてなくて、なんて高嶋政宏
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.0

母の愛は無償で永遠なのだろうか。
愛していてもどうしようもなくなる時があって、愛だけじゃ生きていけない。
母ダイアンが見た白昼夢のような、走馬灯のような、息子スティーブとの未来の姿が鮮やかで眩くて泣け
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.2

主人公のわたしの気持ちが少しわかる気がする。
何者かになりたくて、なれる気がして都会に出て、そして結局何もない田舎に帰ってくる。憧れていた映画のようにいかない自分に失望したり、うまく行きすぎる映画の主
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

怖かった。
鳥肌たった。怖かった。
背筋がゾッとする。
下手なホラーよりうんと怖いので怖い映画観たい人にはおすすめ。



閉ざされたコミューンの恐ろしさたるや。
興味本位で近づいてはいけない。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

ヒシヒシと伝わる不穏な空気、人種差別、偽物の笑顔、不可思議なオークション、異質な黒人の使用人。


面白かった。
ドキドキしながら最後まで観れました。
ホラーというよりサイコサスペンス。


持つべき
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.4

下手すぎる関西弁つらい。
でもお話はそんなに悪くなかった。
やっぱり東出はサイコパスな役じゃないとしっくりこないから後半は見易かった。

ふわふわしていて可憐で引き寄せられたら流れに身を任せるだけのよ
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.2

見返すの何度目かな?
佐藤健の実写×アクションが好きで毎回惚れ惚れしています。
何度も見たいるのでとびきりの感動などがあるわけではないのですが、よく出来た作品だなぁ。
そしてこの作品を見て初めて江口洋
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

-

軽率に観てはいけない映画。

シリアルキラーの12年間の話。

主人公ジャックが誰かに語りながら進んでいく展開。会話の相手ヴァージ。ヴァージはなかなか出てこないから事情聴取してる警察の人間なのかな?な
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.6

マローボーン家の掟の理由が気になって、ホラー苦手だけどストレンジャーシングスのお兄ちゃんも出ているからと思い切って見たら予想より面白かった。


ホラーだと思い込んでいたので、掟を破ると結界が崩れてオ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

余韻がすごい。


中盤からどんどん緊張感が増してきて久々に観るのが怖かった。
賢く頭の切れる女は怖い。すごい。

完璧であろうとする事は時にとても危うい事だな。
でもそれを追求し着々とことを運べる計
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愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

3.3

飯島くん目的なので、彼が出ていなければ観ることはなかった。

余命もので、GReeeeNもまったく趣味じゃないのですが、飯島くん演じる龍也含め主演のトオルと凪ちゃんの3人の関係性はとても良かったな。
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セブン(1995年製作の映画)

3.5

高評価レビューに釣られ観たら、高評価なだけあって最後まで引きつけるのがうまい映画だった。


ブラピのラストの表情は魅入りました。


そういえば結局犯人について多く語られることがなかったな。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

互いに騙し騙されまくるので頭の中ハテナばかり。片手間で見てしまったので話つかむのが難しかった。

水風呂ならぬ氷風呂は想像しただけでヒョッとなる。あれ本物かな。

火口のふたり(2019年製作の映画)

2.7

榎本佑または榎本時生の父親役にちょいちょい実父起用するのそろそろやめてほしい。
実父じゃないと親子役できないの?
というのっけからのややげんなりスタートでした。

期待したほどの面白味はなかったな。
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初恋ロスタイム(2019年製作の映画)

3.5

瑞生くんが全編ずっと可愛くてよかった。
お洋服も髪の無造作なボサッと長いのも可愛い。
お料理男子なのも可愛い。
ギリギリまでずっと篠宮さん呼びなのも可愛い。
伏し目がちの睫毛の長さもほんと全部可愛い。
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.0

27年後のItとの対峙。
長かったな。映画自体も長かったな。


劇中ではスタンリーの演説が印象的だった。彼がとった行動はとても辛く悲しいものだったけれど。

一人ひとりが囚われ続けている過去を昇華し
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惡の華(2019年製作の映画)

2.7

漫画で読むにはすんなり入るような台詞の数々に気恥ずかしさを感じてめっちゃ歯を食いしばりながら観た。

伊藤健太郎君の身体が明らかに成人すぎて少し違和感と、違う方向の変態くささは感じた。
玉城ティナちゃ
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.3

原作が好きだったのでストーリーに対しては若干の物足りなく、これで終わりなの?と拍子抜けしました。

しかし、キャスティングは満足です。
平手さんが響にかなりハマっていて違和感ないから作品に集中できるし
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

アーサーのようにギリギリを生きている人って多くて、それは他人事ではないんだなとも思うし、暖かいハグが欲しくて、心の底から親の愛を求めていている孤独感と寂しさと、周りから虐げられる自分自身の境遇への色ん>>続きを読む

貴族降臨 PRINCE OF LEGEND(2020年製作の映画)

3.3

まず初めに、個人的に前日譚となるドラマ「貴族誕生」は面白かったです。
そこから繋がって始まる今作ですが、これをさらにどう広げ収束させるのか期待と不安が入り混じりつつも期待せずにいったらわりと楽しめまし
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.1

少しずつ心の隙間に入ってきていつのまにか掌握され乗っ取られる。
支配され、洗脳され麻痺してしまって淡々と言われた通りに恐ろしいことを平然とやってのけてしまう姿が見てられない。

何もかも諦めていた心に
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.4

おもしろい。
物語に無駄がなく、かつ巧妙。

ホラーかと思ったけれどサスペンス。
なんとも切なくて寂しい終わり。

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.1

なんとも面白い題材で魅せてくれる。
韓国特有の泥々した質感の映画。

怖いけど見たくなってしまうんだよね。

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

3.3

12時間ごとに二つの人格が入れ替わるジョナサンとジョン。
互いの過ごした時間はビデオテープに録画してやり取り、ルールを決めて過ごしていた平凡な日に変化が訪れる。

思ったよりも淡々と物語が進んでいった
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.0

ただただ可愛い女の子たちを一気にたくさん観たかった。

超短編なのでストーリーは正直むずかしい。あっという間に終わるので感情が追いつかなかったり思考が追いつかなくて、仕方ないのでぼーっと絵や女の子の声
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タグ(2018年製作の映画)

3.0

楽しそう。
大人になっても全力鬼ごっこ。
頭使って体張って仲間と交わした約束守ってとことん今を大切にしてる。

実話を元にっていうのがまた驚き。

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.5

妻を殺され、娘は昏睡状態。外科医のポールは妻と娘に手をかけた犯人に復讐をするお話。

最初の30分、幸せな家族の時間だったから突然の悲劇にかなり打ちのめされた。
優しい夫であり父であるポールが初めて銃
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

2回目。

面白くもあり衝撃的でもあり、たどたどしい日本語がなんとも言えず妙にクセになる映画。
日本語にも字幕をつけてもらえたらもっと話に入り込めるのになと思います。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

余計なネタバレ見る前にと急いで映画館へ行きました。


なるほど。
どう展開させてくるのかドキドキハラハラしながら楽しんで見ました。





そろそろいいかな?という事で追記。
ラストが凄く眩くて美
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.7

なんと美しく凛とした生き方なのだろうかとあとからじわじわと来るものがありました。



ただ差別がつらくて見ていて苦しかった。