チピロさんの映画レビュー・感想・評価

チピロ

チピロ

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.8

シリアスとコメディのバランスが絶妙で素晴らしい。あんなに大笑いしながら観ることになるとは…
コロナ禍の前にSARSの流行を経験した韓国だからこそ描けた話だなと思いました

異人たち(2023年製作の映画)

3.8

Andrew Scottは間違いなく当代一の役者です。Z世代でも中年でもクィアの人生は未だ苦難が多い。2人のジェネレーションギャップと共感を同時に描く手法の巧みなこと!(性的同意をこれでもか?と確認す>>続きを読む

殺人の告白(2012年製作の映画)

2.8

「赦しが何たるか、知った上で俺はお前を赦さない」のエゴイズム的哲学が中心を貫く点は良い。個人的にセブンが大好きなので。
ただ、場面転換の仕方やアクションシーンは低クオリティだなと感じた。頑なにヘビの毒
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アジョシ(2010年製作の映画)

4.0

韓国ノワールでこんなイケメン初めてみた。ベトナム人傭兵役もカッコ良すぎない?思ったよりしっかり暴力も拷問も描かれていて好みだった。逆に期待したほど父娘モーメントはなかったので、やはり中心に添えたかった>>続きを読む

ファイティン!(2018年製作の映画)

4.0

マブリーヒョンだいすき!!
王道スポ根のプロットに、養子縁組による移民韓国人のお話が上手く絡められている。ナショナルアイデンティティを模索しつつも、血縁に因らない家族像を描いているのも良い。子は宝。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.2

南北問題を扱った作品の中では一番好きかもしれない。
高校の授業で初めてマルクスを知ったとき、純粋に素晴らしい思想だなと感じたことを思い出す。資本主義であれ社会・共産主義であれ独裁政権と結びつくことが諸
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

何を語っても安っぽいポエムになりそうだ。
素晴らしかった、愛していた。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

強火原作オタクを自負していますが、実写映画化としては数少ない成功例では?
そうか、この物語の下敷きは「紅」なんだなと新たな発見があった。大阪弁訳が良かった。
続編であるファ。で狂児がご飯を餌にデートに
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ベテラン(2015年製作の映画)

3.5

エクストリームジョブと犯罪都市はこの映画が下敷きなんだな

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.8

なんだかんだロマンスが好き!!みたいな気持ちにさせられる。王道ラブコメ花丸大吉!

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

好きな役者もたくさんでてるし、世界観も好みだが、「全ての始まり」すぎてどう評価したらいいかわからない。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.8

「刑務所でもないのに似た奴が集まる街」にジワジワ笑った。
デヴィットフィンチャーらしい、organizedされた画面構成と画角に今までにないくらいのユーモアを少し入れたら出来上がり♪
ずーっとスミス流
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.8

チュ・ジフーーーン!やってくれるじゃねーーか!と叫んだほどにチュ・ジフンの可能性をみた。話も面白いし、ユンソクさんのこと初めて味方だと思えました。

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.2

まずキャストの豪華さにひっくり返った。
ハ・ジョンウの魅力をようやく理解した作品でもある。テリは相変わらず眩しい。
ポリシーに反することを強要され、そこに抵抗感を感じること、暗い時代にあってなお、人道
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

「フェミニズム映画の一丁目一番地」まさにその通りだと思う。

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.0

話は好きだったけど、ちょっとチョンヨビンがくどかったかな〜〜〜

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.5

劇中歌がどれも好き。浮遊感のあるメロディと鮮烈さが頭に残って離れない、何度聞いても飽きない。この映画を見て初めてEDMというジャンルを知った。

シャイニング(1980年製作の映画)

2.5

ミソジニーと家父長制描写がキツくてストーリーそのものをあまり楽しめなかった

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

4.0

私の憧れてるもの 出会いたいもの 全部詰まってた。

芸術とクィアはある種王道のテーマだと思うけど、こんな軽やかなタッチでも描けるんだな。

大恋愛は大恋愛なんだけど通過点の1つで、同時並行あるいはそ
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