やっひーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

監督脚本は1917以来のサムメンデス最新作。ジャケにもあるが海辺の街にある映画館『エンパイア劇場』でのカウントダウンはとても幻想的で美しいシーンだった。ただ輝きはほんの一瞬で、心癒される綺麗な街で実は>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.9

赦すか、闘うか、村を去るか…。サラポーリー出演作品はここまでほぼ観てるし監督作品は全部観てるくらい好きなのに近くの劇場でやってないため観に行けず…早速の配信嬉しい限り。サラポーリー監督作の中で一番好き>>続きを読む

疫起 エピデミック(2023年製作の映画)

3.5

ネトフリで昨日から配信。SARS蔓延のニュースはなんとなく記憶にあるけどもう20年も前の話なんですね。前半は時々挟まれる実際の映像の方が強烈と思って見てましたが後半になるにつれて映像化の方も見ててキツ>>続きを読む

エンドア/魔空の妖精(1985年製作の映画)

3.3

イウォークアドベンチャーと共に実家にVHSがあるのにレビュー忘れ。エンドアはイウォークアドベンチャー程何度も観てません。というのも今までの苦労はなんだったんだと思いたくなるエイリアン3みたいな展開が子>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.7

少し予想は出来てたけどやっぱり考察映画でしたね!一見世にも奇妙な物語にありそうな展開でオチもよめそうな感じではあるけどそれ以上に込められたメッセージというか皮肉の重みが大きくてオチとかどうでもよくなる>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

映画を通して知る真実。まずワインスタインのプロデュース作品が超有名作ばかりでビビる。被害者もグウィネスパルトローとかアイアンマン出てるくらい超有名な女優やん。これは相当なレベルの事件だわ…それがこんな>>続きを読む

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

レクターの生い立ち。レッドドラゴンの序盤で東洋っぽい美術品を家に少し並べてたからこんな展開にしたのかな?ハンニバルでは西洋の美術品の方が好きそうだけど笑…想像は膨らむばかり。復讐劇に2時間使っただけの>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.8

羊たちの沈黙前日譚でレクターを逮捕したウィルグレアムのストーリー。ハンニバルをさっき見て分かったのがレクターを外で野放しにするとどうしてもグロ展開を避けられない訳でサスペンス寄り、羊同様今作みたいに牢>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.7

前作羊はバッファロービルがメインターゲットだったのに対して今作はレクターオンリー…が故にレクターの狂気で塗り固められた作品でした。本格的に暴れ出すのは今作的な!まあ役者が違えどクラリスとの再会が見れた>>続きを読む

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.7

清水監督当時の恐怖度回復の兆し!GENERATIONSが本人役で出演ということで劇場はパリピの嵐…眼福目当てでついでにホラーも楽しみますか的なノリ。そんなパリピ達に超ガチホラーぶつける清水監督のノリ、>>続きを読む

マルサの女2(1988年製作の映画)

3.9

1の亮子ちゃんはマル査に入り立てなところもあって新米感漂ってたが1年経った2では少し余裕が出て下っ端まで持っちゃってカッコよく見える面も!そして1の山崎努に並ぶ敵なんているのかよと思ったら三國蓮太郎よ>>続きを読む

マルサの女(1987年製作の映画)

3.9

伊丹作品3作目。初めの印象、伊丹十三といえばマルサの女!国税査察部通称マル査が脱税を暴いていく物語。一見難しいように感じるが隠す者と探す者、あるいは嘘をつく者と嘘を見破る者の闘いで至ってシンプル。実は>>続きを読む

タンポポ(1985年製作の映画)

4.3

伊丹作品2作目。いやめーちゃくちゃ面白いやん。類似作品が思い浮かばないラーメン映画でしかもいきなり完成形が出来てしまった状態。不味いから始まったラーメンが集まったそれぞれのエキスパート猛者によって行列>>続きを読む

お葬式(1984年製作の映画)

3.7

こ、これが伊丹ワールド!全作見るかは分からないが有名作だけでも伊丹監督の作品は抑えておこうと思った訳です。デビュー作お葬式…別に大事件が起こる訳でもないが普通のお葬式って訳でもない。実際のお葬式はクス>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ102(2023年製作の映画)

3.1

ほん呪1〜101まで全て見てしまい寂しさに浸ってるところもう新作(笑)リリース頻度イカれてるし劇場版100にあった時間に追われてる感じが非常に納得できます。さあ2023夏の3部作が始まりましたね。良い>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.9

映画好きに好きな邦画はと聞くとゆれるを入れる人たまに見かけます。実はここまでノーマークでした。ドラマだと思ってたらサスペンスやミステリー系だったとは。しかも展開二転三転…ゆれまくってましたね(オダギリ>>続きを読む

ソウル・サーファー(2011年製作の映画)

4.3

隠れた名作で有名なソウルサーファー。サメに襲われ片腕を失った天才サーファー再生の実話。なんでこんな良い映画隠れてるの!涙もろくなったのかな…開始30分以降15分に1回は泣いてた気がする。ベサニー強い子>>続きを読む

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.4

今季唯一リアルタイムで見てるアニメがゾン100なんだけど今4話しかやってないアニメを実写映画で一気に追い抜いてくる新しいパターン。まあちょっと評価低いスタートになってるけどラスト以外は全然これで良かっ>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.7

指輪物語もだけどパーティを揃えて冒険に出るストーリーって子供のときまだ仲良くなりたての友達みんなで近所の森とか探検に行っていつの間にかめちゃ仲良くなってるあの感じに似てません?僕はあの感じとリンクして>>続きを読む

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.6

『リバー、流れないでよ』の2分を超える脅威の1分という短さ!なんならこのナンパ大好き兄ちゃん10秒くらいで時戻して元に戻るまでの50秒くらいはシーンカットされてるんで見てる方は10秒間タイムマシンくら>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

アマプラで今日配信終了ということで鑑賞。鑑賞前の最大の疑問、名匠ジムジャームッシュ監督にビルマーレイとアダムドライバー出演でゾンビ映画…面白くなる要素しかないのになぜこんな評価低い?その答えはビルマー>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

想像以上に好物ものだった。これで窓ガラスが割れるわ家具や遊具が吹き飛ぶわみたいなはちゃめちゃな展開になってたらホラーじゃなくてアクション映画になってたかもしれない。暴走サイキック系だけど抑えて抑えてち>>続きを読む

劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

3.7

夏はほん呪💯!数字が金色で中村監督復活…ベボベのこいちゃんが言ってた通り!やったね。舞台挨拶参加しましたがこの記念すべき作品をほん呪ファンであろう人達と一緒に観れて幸せな時間でした。内容としては恐怖だ>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ21(2006年製作の映画)

3.1

100までの道のり、僕が一番最後に選んだのは『鏡の中』が収録されてるこの巻!作り物が多いと言われる中これだけは本物なのではと言われてる超有名エピソード。何度も見たことあるが確かに異質!この巻は他が霞む>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ19(2006年製作の映画)

2.8

あまり印象に残らないエピソードが続くなか『人身事故』の不意打ち。霊的現象ではないのに取り上げられるって実は珍しい。『日曜日の公園』はスーツの霊さんこっちを向いてたらもっと怖かったかもしれない…シャイ!

ほんとにあった!呪いのビデオ14(2004年製作の映画)

3.2

「老人の頭は…おかしかった」って物理的にかい笑!この湯呑みなんでも鑑定団に出品してほしいな。あと籐屋敷さん…今のほん呪ならともかく大昔のほん呪にもこんな強烈なキャラの演出補が登場してたんですね!

ほんとにあった!呪いのビデオ13(2004年製作の映画)

3.1

いやウォーリーを探さないでみたいな演出ほん呪にはない約束じゃん。ほん呪には無いと信じてるからこそビビったわ。今回は『合宿』や『…とある住人』が結構恐い部類に入ると思います。ラーメンのお好みみたいな言い>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ11(2004年製作の映画)

3.0

仕事で疲れた身体を優しく包み込んでくれるのはほん呪ですね、はい。今回から坂本監督にバトンタッチ。なんで取材映像のテイストめっちゃ暗いの?黒沢清監督が描く世紀末みたいなんだけど笑。『曰くの物件』は怖かっ>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ10(2003年製作の映画)

3.0

今作は出だしの『祖父』から掴みバッチし!そして『下水道』と『落下する霊』は不気味でいや〜な後味残ります。松江監督最後の作品ですが最後が一番良いものになってたと思います。はい

ほんとにあった!呪いのビデオ9(2003年製作の映画)

2.5

一応ターニングポイント回なのでは?というのも演出と演出補による取材映像が長め!投稿映像とのバランスは今と同じくらいかも。当時は手探りでやってたのかもしれない。犬の吠え声に一番ビビるレベルで投稿映像は怖>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ8(2003年製作の映画)

2.6

この巻から中村監督から松江監督へバトンタッチです。まさかの話のネタでポリゴンショックが出てくるとは!懐かしい。ただとても低調な回。『運動会』と『動物園』なんて全ほん呪映像の中でワースト5に入るレベル。

ほんとにあった!呪いのビデオ7(2003年製作の映画)

2.9

中村義洋さんが監督として一旦最後の作品(劇場版100で復活しますが)。髪の毛の焦げた臭いや動物園の臭いってみんな共通でパッと思い浮かぶものなんですかね。一番インパクトあるのは『火事』でした。デスフォレ>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ5(2003年製作の映画)

2.9

IMFの余韻に浸ってる僕を容赦なく現実に引き戻してくれるのはやっぱり呪いのビデオですよ(末期)!今作は学校編。『焼却炉』の中学生の肝試ししてる雰囲気が非常にリアルで微笑ましい。だがやはり触れるべきは『>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

ちょっと待って面白過ぎるだろ!安定してる!やってることほぼ鬼ごっこなのに何でこんなに面白いんだ笑。普通続編作ってくと劣っていくのが映画の常の中ゴーストプロトコル以降全作3.9以上しか叩き出してないのが>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ3(2003年製作の映画)

3.0

今作から中村義洋監督がナレーションで登場。今よりめっちゃモゴモゴ喋るやん笑。1,2は顔のように見える言うて当て付けなのではと思う映像が多かったが今作はしっかり認識できる映像が増えた印象。『ビデオレター>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ2(2003年製作の映画)

2.7

中村義洋さんナレーションではないが「お分かりいただけただろうか」というセリフ初登場回!そして初警告!今作もこの先のほん呪に大いに影響を与えてる巻ですね。さらにはだいぶ前にThe Movieを見ていたの>>続きを読む