このレビューはネタバレを含みます
「演技」による「対話」で相互理解を行うことの希望を描いてきた濱口竜介にその裏を見せられたような感じ(ラストのカットバックが強烈)
ただ過去作を振り返ると、根っからの「悪」である人間はいないが、時々そう>>続きを読む
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なんか市民ケーンみたいな構成してる
暴いてみると案外単純なものが出てくるというノーランの作家性に合ってる気がした
核爆発になぞらえた因果関係の連鎖反応(爆発-遅れてくる音、ロスアラモス-広島・長崎、>>続きを読む
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王国でしか通用しない法
個人の中でのみ筋の通っている説明不可能な倫理について言葉での説明を要求する冒頭と、それに対して過去を稽古のシーンとしてリフレインしてさせて実感させた上で、不確定性を失わずに誠>>続きを読む
星条旗の写真が象徴にされてるのと対比する形で個人の顔をあんまり判別できないように作られている感じがするな
本当に終わると思ってなかったな
いい作品だけど背景のノイズが多いな
労働者のリアリティという点ではイマイチな気もする
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計程車司機(孔子)のクレジットで笑った
2人の人物の並列を奥行きを持たせてフレームに収め続けてきた上でのラストシーンが強烈
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最後のキム・ミニが1人で立っているショットから画面外へ移動するのとか芸術家(=ホン・サンス?)が絶対に画面の中には姿を現さずに声を入れるだけにとどまっているのとかを見ると今回の作品では画面の外が重要な>>続きを読む