YUKIさんの映画レビュー・感想・評価

YUKI

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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.2

生きてさえいれば何度でも這い上がれる。
堕ちたら上がるのみ。恥を捨てて助けを求めて。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

夫が死ななければ、裁判がなければ知ることのなかった事実。
ましてや世間に公表されることもなかった。追及されることもなかった。
言動が裏目に出るリスクや長期間の公判は当事者たちを追い詰める。
判決は下っ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

A24×アリアスター監督の最強タッグ!
しんどいカオスすぎる大爆笑!

序盤は悪夢を観ているようなスリラー要素。
終盤はコメディ要素強め。
笑い声が漏れないように必死に堪えた。
忙しい3時間だったあ.
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

Such insane but progressive humanistic (mostly feministic)work!

観終えた後、気持ちが満たされて幸せ。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.0

ミュージカル要素多め。登場人物の茶目っ気もたっぷり。
ティミーファンとしては歌声聴けて尊い。

正欲(2023年製作の映画)

3.2

原作を読んだ時、夏月役はガッキーって思ってたからキャスティングに感動した。
原作にどこまで近づけるのか楽しみだった。
マイノリティを排除する、理解する、受け入れる。
人間は自分が理解できない物事を排除
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.2

愛するものがあるって人生の原動力になるんだなあ。
色んな家族のかたちがあっていいよね。、

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

SF寝ちゃう民の私も退屈することなく観られました。
圧倒的な世界観。美しさと厳しさを併せ持った景色。
今回はストーリー重視というより、この世界の説明って感じなのかな?
第2弾どうなるか!?

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

カオスなマルチバース系爽快カンフーアクション映画!!
理解はできません。だって非現実的すぎる。
この映画を理解することは宇宙を網羅しようとするのと同じくらい無謀。
パラレルワールドを知ることで、今の人
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.2

ダニエル・クレイグの007を知っているからこその物足りなさ。
ストーリー、アクション、心理描写があっさりしすぎという印象。
もっとマッツ様が観たい!!

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.8

義理と人情は臭ければ臭いほど良い。
歪んだ愛の行き着く先。
私にはハッピーエンドに思えた。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

カメラワーク、カラーエディティング、風変わりな人物、台詞、演出などなど。今回もウェスらしさ全開でした。
途中、演出ぶっ飛びすぎてさすがに笑った。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

宮崎駿監督の頭の中を映画にするにあたり、ストーリーを取ってつけた感。
ストーリーなんて二の次で、宮崎駿監督の集大成とも言えるアニメーション美。

宮崎駿監督は、パラレルワールドを作るのが上手だな、とい
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.5

雰囲気、ノリ、多数決。
少しの発言が命取りになる。
昔からの親友でも、知らないことはたくさんあるし、知らなくて良いこともある。
なんでも知る必要はない。
なかなか風刺的で笑えた。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.2

原作は未読だけど、ドラマ版の世界観はそのまま。
相変わらず泉京香と岸辺露伴の掛け合いが面白い。奇妙なサスペンス。
邦画は前置きが長くて苦手。今回も前置きが長く感じられたけど、長尾謙杜くんの可愛さのおか
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

子どもへの愛情は確かにある。でも、もし若くして子どもを産んでいなければ?というもう1つの人生も考えてしまう。

私の両親も離婚していて、夏休みに父と弟で旅行をしてた。楽しいひと時だからこそ、別れるのが
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.5

妻の愛の深さ。
執着せず楽しく生きる、シンプルだけど難しい。
やってることはクズだけど(笑)
マインドはぶっ刺さった。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.2

ジム・ジャームッシュらしさ全開。ゆったりとした世界観の中に散りばめられた知性と教養。
ティルダ・スウィントンとトム・ヒドルストンがとにかく美しい。

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

ニューウェーブは異端から生まれる。誰に何を言われても自分の確信を貫き通す。なかなかできることではない。
自分の確信を貫き通せるほど、その物事に精通しているからなせる技。
お互い真剣だからこそ、ぶつかり
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.0

信仰することで救われることがある。でも神様は絶対ではないから。
結局は自分の解釈次第。神様を無慈悲と非難するのか、神様からの試練と受け止めるのか。

マザー!(2017年製作の映画)

3.0

パーソナルエリアにズケズケと入ってくる不快さ。価値観、倫理観の違いは残酷で恐ろしい。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

得体の知れない不気味さに包まれ、我々を終始混沌とした世界へ誘うシャマラン監督。
理屈や常識が通用しない怪奇現象に突然巻き込まれた不運な人々の物語。
シャマラン監督を見つけると、嬉しくてつい笑ってしまう
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

2.0

笑えない下ネタと罵詈雑言のオンパレードで不快感だった。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

観てるこっちの気が滅入りそうになる。
アニャとマッケンジーの美貌に脱帽。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.0

心は少年のままの夫、家族のために現実的に生きたい妻。よく考えれば相容れないふたり。「いつか現実を見てくれる」「そのうち分かってくれる」と期待したところで変わることはないのだけれど。
いつしか愛情が情に
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.2

共依存って恐ろしい。絶対的に信頼を寄せていた人からこんなことされたら人間不信になる。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

近所の誰もが知り合いで、みんなで支え合いながら生きている。街全体が家族のようなコミュニティで暮らす少年と家族の物語。
宗派の違いによる街の対立。両親の喧嘩。弱っていく祖父母。悪い友だち。
彼の周りを大
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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.5

置かれた環境がその人の一生を左右する。
実在した山賊、ネッド・ケリーの伝記的な作品。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

終始不気味。
神話的なお話なんだろうけど、意味はよく分からない。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

2.0

私には全然刺さらなかった。
2人の親友を無下に扱うのも何様なんでしょう。自分中心すぎる。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.2

ロザムンド・パイクの悪女ぶりが最高。底知れぬ野心と絶対に負けを認めないプライドの高さが災いを招く。ここまで肝が据わってると最早清々しい。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.5

ちょっとグロテスクな独特の世界観。制作年数が途方もない。エンドロールとメイキング映像から常軌を逸していることが伺える。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

映画館で観るべき映画。
オープニングから泣きそうでした。今のアニメーション技術だから表現できたこともあると思う。
漫画を読んでいて、話を知っているからこそ、どうしても名場面を掻い摘んでる感は否めなかっ
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.8

肉子ちゃんの天真爛漫さと何があっても誰も恨まない清らかさが心底鬱陶しくて羨ましい。肉子ちゃんのようになりたい訳ではないが、幸福のハードルが低い方がたくさんの幸せを感じて生きていけるのだと気付かされた。>>続きを読む

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.2

若さゆえの至らなさが愛おしい。経験と失敗は人生を豊かにする。

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