なかよしさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

マジふざけんなってくらい怖さの積み重ね方が上手で、夜中1人声出しながら観てた。一瞬たりとも目が離せなくなる。
非常に興味深い考察しがいのある作品だと思う。観た直後の今の状態だと、最後の着地点の持って行
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.4

なんとまあ嫌悪感が続く映像だこと。苦虫を噛み潰したような表情で眺めるだけ。設定はクレイジーで引き込まれた。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.4

ステレオタイプな王道で、なんか新しいものがあるかというと何かあったようには思えなかった。チャレンジがない。
劇伴、音響は良くてのめり込んで観られたが。
vsフェラーリではない…

アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

5.0

マイベストムービーの完全版。
一層哀しさが深まった一大叙事詩で、本当に様々な感情にさせられる大傑作。

鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.3

確かにカッコいいけど2020年には古く感じてしまうような作品だった。古びない映画=不朽の名作の凄さを実感する。

放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

-

時間は有限だ
自分は自分だ
ってそんな当たり前のようなことをストレートに表現してなにが悪い!ど直球ど真ん中で空振りしてしまった。良い

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

隔たりの中に幸せを見つけられる優しい人間になれたらなと思う。お腹の中で蝶々が羽ばたいているようなそんな恋表現をしてみたかった。

スカヨハ素敵な女優さんだね。

ライフ・イズ・ビューティフル×ムーンラ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

なぜもっと早く降伏しなかったのか、と過去の日本に対して思うことがある。安直な疑問だが間違いだとは思わない。この映画を通して考えると、上記の考えはその時代背景などを一切無視したものだなと思わされる。あく>>続きを読む

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.3

同監督の『チワワちゃん』より、断然こちらだ。といっても、そんなだけど
好きなことやったら良いじゃないか!と言われてる気がしてそれは良い映画だなと思った

チワワちゃん(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

当人は自らの生き方が人に何か与えているなんて到底思っていないわけで、その無自覚さはどうやらこういったカリスマ性(?)がある人間には付き物のようだ。その周りにいる人間は濃淡はあれど基本的には何も持ってい>>続きを読む

ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

3.4

ジョークとかはマジで意味わからんくて、劇中で映画見てつまんねぇっていうルディ一行のようだったけど、それをキッカケに映画作り始める辺りからはやはり面白かった。映画内映画は見ちゃう

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

1/7鑑賞1回目
韓国は’行きすぎた’学歴偏重社会である。貧しくても勉強ができる人間が家庭教師として富める人間の元に雇用される時に貧富、階級の差を超えて2つの人種が交わる。。

再見後追記

音楽(2019年製作の映画)

3.8

体感時間40分の小さな快作。
水曜サービスデーの1,100円がちょうど良い。←ディスではないです
小ネタを連発しながらのんびり駆けるシュールな一面と、迸る初期衝動!これぞ音楽を鳴らすということ!を映像
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人妻集団暴行致死事件(1978年製作の映画)

2.5

胸糞悪すぎて無理。偏差値65の監督が撮った偏差値20の登場人物が出てくる映画という感じ。
あれだけのことが起こって、「ついてない」って言ってんじゃねえよ
くそくだらん

江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(1976年製作の映画)

3.3

見た4本の中では一番エロかったかも。
けど、少し眠ってしまったのも事実。

(秘)女郎責め地獄(1973年製作の映画)

4.2

いや〜〜良かったなぁ!
長屋をぶち抜く横スライドのカット最高。

ストーカー(1979年製作の映画)

-

ワクワクしない冒険で寝てしまった
オールナイト3本目でめちゃ眠かった

(1974年製作の映画)

-

マジでわけわからん
途中から思考停止した、、

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.1

結局のところ、なんだかよく分からないし、あの終着点では納得できない。しかし第1部の後半から加速度的に面白さが爆発して途轍もなくワクワクした。(感動的な第2部の始まりを告げる暗転により、今まで観ていたの>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.9

カリスマ性溢れる大バカ野郎の映画
長尺も飽きずに駆け抜けるノンストップドラッグビジネスムービー。株屋にはなれん

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.6

新文芸坐にて。
長尺で、重厚かつ渋い映画を観れました。
ギャングの美学…

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.4

感動するし、胸糞悪くもなるし、感情の揺れの大きさが名作の名作たる所以だと思った。描かれ方が作用しているとはいえ奥さんのやり方は間違っている!と言いたい。ちょっと自分勝手が過ぎるよ。
『マリッジストーリ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.7

登場人物が人生力低い人間だらけで驚く
環境大事だと再確認させられる
映画としては初っ端からワクワクする展開で良き!
人物像に関しては上記の通りなので、それぞれ精一杯に生きているのに!という遣る瀬無さが
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.3

ちょいとベラベラと大事なことを喋りすぎ
深川麻衣は舌足らずで可愛い

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.7

感情がぐっちゃぐちゃになった。
余韻で泣き続けている。

素晴らしい感情の発露。言葉の応酬。
愛するが故の爆発が、武器もないのに鮮血が飛び散るような鋭さを持って襲いかかる。

終わらないでくれ!と強く
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失くした体(2019年製作の映画)

3.7

人間の感情が現れるのは顔だと、思っていた。手だけが動く奇妙さから、物語が進むにつれて手が感情を語ることがあるのだと知る。自らの体を求め彷徨い続けて辿り着いた先に見たものは、いつか自分が言っていた、異常>>続きを読む

M/村西とおる狂熱の日々 完全版(2019年製作の映画)

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メイキングと監督へのインタビューだけでいい。永遠に見ていられる。村西とおるはものすごく頭が良い変態かつ仕事熱心な男だ。

ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)

3.4

先の展開は読めすぎるほど読めてしまうし玉木宏のおとぼけコメディーキャラみたいなのもちょっと勘弁してくれって感じだしツッコミどころ満載だけど、ちゃんとラストシーンでは泣いてるっていうこれまたありきたりな>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.7

気付けば悪夢のような夜。『ひとよ』の言葉を借りれば、みんなにとってはただの夜だが、、といったところか。この阿鼻叫喚を客観的に見ている私たち観客という構図がなんとも可笑しい。早く朝になれと観客みんな思っ>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.2

思ってた以上にリアルでなんともステキな物語。綺麗な綺麗な涙が出た。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.9

最初は個人的には上滑りしてて、やっぱり白石監督合わないか、、と思っていたが、緩急のつけ方にやられた…K点越えの言葉の応酬に心が揺さぶられた。
起伏がとても上手く感じる。

女は女である(1961年製作の映画)

3.9

女は気まぐれ。この映画も気まぐれ。
攻めに攻めた実験的、前衛的な映画で一瞬たりとも目を離せない。
めちゃくちゃだが、なんとまあステキな「映画」だこと。

恋の門(2004年製作の映画)

3.8

ええやんええやん
めちゃくちゃ脇が豪華でサンボも清志郎も良き
なんと言っても松田龍平と酒井若菜!
良いよなぁ、松尾スズキ。酒井若菜とキスシーン撮りたかったんやろうなあ