uncletkchanさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

-

一昔前の映画を観ているような気分だったけど、あー、でも、昔、クローズに興奮したなーって思い出した。

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

-


音の記憶の旅。

ドンっと音がする度に、この音が鳴り止まなくなったらどうしよう?そんな微かな恐怖と、好奇心をくれた。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

-

万引き家族、パラサイトからのチタン。
最初はカンヌの狂気かと思ったけど、世界の狂気に対するカンヌのアンサーなんだなと。

アネット(2021年製作の映画)

-

自身の人生を削って生かざるを得ない芸能の仕事に対する皮肉を、スタンドアップコメディとミュージカルで表現し、人形劇?で批判したのか?

現代社会のセレブライフに対する壮大なブラックジョーク、そんな感じが
>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

-

ギレルモ・デルトロ監督らしいダークなサスペンスドラマ。美術、メイク、衣装、プロップ、全部が監督らしい(?)テイスト(自分の趣味には合わない)。ここまで自分の好きを貫き通すのは、まさに、アーティスト。>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.5

許さざるをえない者たち。

一般社会においてはみんなダメダメな人たちなんだけど、全員憎めないし、愛おしいし、不倫=悪という現代社会に対するゆる〜いアンチテーゼに、猫映画となれば、もう、誰もがもう許すし
>>続きを読む

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

4.5

万引家族やパラサイトと同様に格差社会や貧困問題を痛々しく描きつつ、SF、ファンタジーや実在した団地を舞台とする記録映画的要素、そしてそのベースにあるのはボーイミーツガールの青春ラブストーリー。

まさ
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


ダークナイト以上にダークなバットマン映画。ノワール映画的なダークヒーロー作品として、演出は最高だった!
 
けど、ストーリーや脚本はもっと磨けたのでは?と思ってしまうところもあったり…。特にかなり好
>>続きを読む

英雄の証明(2021年製作の映画)

4.5


人生には小さな選択肢が無数にあって、その一つ一つが今を作っている。この映画の主人公は、一つの正しいと思われる選択をした事によって、一時は”英雄”としてもてはやされるが…

なんと巧みな脚本なのだろう
>>続きを読む

春原さんのうた(2021年製作の映画)

-

とてもハイコンセプトで興味深いのだけど、静的な映像を見ていて、純粋にワクワクしたり、ホッとしたりする感覚が自分にはなかった。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

分からない、良さが全然分からない!!

探偵の自己満、というか、むしろ犠牲者増やしてるのでは!?

冒頭の過去シーンの意義も分からない。

その後のintimateなダンスシーン以外の見所が分からない
>>続きを読む

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍に本作が公開となったのが、意図されてたのか、偶然なのか、それが良かったのか、仇となったのか…

原作は未読なので分からないけど、映画のストーリーやプロットには、このコロナを経た上での”+α”が
>>続きを読む

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

-

ウクライナ情勢を知るために鑑賞。市民の力が独裁者を追い出すまでの闘争の記録。

その功績は素晴らしいし、一般市民として誇らしくもあるのだけど、独裁者による武力行使の極悪さが心をえぐる。

絶対に許され
>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.5

世界がコロナに立ち向かう中で、あらゆるレベルでの分断がより際立つようになった今日。2022年、このたった二ヶ月だけでも、ウェストサイドストーリーしかり、スティルウォーターしかり、本作も、映画が描くのは>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

5.0

異国間、異民族間、異教徒間等々の人々がそこにある障害を乗り越えて絆を深める話しは、ただそれだけで泣けてしまう自分にとって、最高の一本。

そこにスピルバーグの素晴らしい演出…もうそれ以上何もいらないの
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

イギリス版事故物件…!?
という訳ではないけど、大きく外れてはいない?

夢と現実の境界に鏡を使ったり、エリーとサンディが入れ替わりながら進行していく表現が斬新で挑戦的。撮影、照明、美術、衣装にVFX
>>続きを読む

麻希のいる世界(2022年製作の映画)

-

波と風の音をバックに海辺のボロ小屋をずっとじっと映してるショットで、最後に突然ドアが開いて人が出てくるシーンに、心がジーンとくるこの感覚はなんなんだろう?

さよならくちびるに出てた2人の話しって後で
>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

-

これは、日本版 Don’t Look Up ?? と思わせながら進んでいき、ワクワク、ゲラゲラしながら見てたけど…

なぜ、大怪獣以外にもファンタジー要素を追加してしまったのか?

それ以外、コンセプ
>>続きを読む

悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.5

人間は偶然に勝てない

誰もがうっかりしてしまいそうな小さな過ちが連鎖して、段々と日常が崩れていくのが、あり得ないような偶然で繋がっていくのだけど、今の時代だからこそ、その繋がりは生々しく、リアルに感
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

耳の聞こえない人に音楽の喜びをどう伝えるか…それを真剣に考えた約2時間。

娘の喉に手を当てて、必死に声を感じようとする親子のシーンに号泣。

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

この作品の元ネタ、ファイトクラブにどハマりした頃、自分はまだ高校生で、その頃と言えば、ブラピもだけど、エドワード・ノートンがめちゃくちゃかっこよくて。

ファイトクラブとアメリカン・ヒストリーXは、高
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.5

飛び出す絵本のような演出も、こだわり抜かれた美術も、癖はあるけど愛らしいキャラクターも、観ているだけで幸せになれる映画。

二つ目と三つ目の話が特に好きだったけど、最後のシェフの話しは正直ついてけなか
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

-

映画の冒頭で使われてた曲が気になる!
どなたか教えて下さい。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

淡々とした人と人との会話だけで、くすくす笑え、しっとりとエロく、ドキッと震え、残酷に傷つき、心がほっこりもする。

会話だけで、コメディで、ロマンスで、アダルトで、ホラーで、ドラマ。

お金がなくても
>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

-

安定のイースウッド。
愛される人って、こういうこと。

スティルウォーター(2021年製作の映画)

5.0

償いと、報いと。

人は誰でも過ちを犯すけど、それはいつだって償える。ただ、その先には、希望も絶望もあって……それでも、その努力ををした人だけが見える新しい景色は必ずある。

ドライブ・マイ・カーにも
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

5.0

パラサイトを見ているかのような展開、視線を誘い込ませる魅力的なカメラ、散りばめられた人間の本質への問いかけ、生と死、そして家族とは。

喉が締め付けられるようだけど、コミックリリーフもあり、素晴らしい
>>続きを読む

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

-

信頼する友人2人に薦められて鑑賞。同じタイミングで公開中のラストナイト・イン・ソーホーと迷うけど、こちらをチョイス。

いつもなら邦画より洋画を選びがちだし、ベイビードライバー大好きだし、ジョジョ・ラ
>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

-

スパゲッティ・コード・ラブの女性キャラクターがリアルじゃないなぁ、おじさんの妄想女子になってるなぁ…と思って腑に落ちなかったけど、こちらのリアルな女子像もなかなかしぶく、魅力的なキャラクターかというと>>続きを読む

スパゲティコード・ラブ(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

コンビニでライフプランを書きながら人生の色々に気付いてく中学生?高校生?の子のストーリーが一番良かった。

NO PLAN!

大人になったって明日世界がどうなってるかも分からないよ。


一番印象的
>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

-

スーパーヒーローを超えた存在、神々の物語。けどそこで描かれるのは、等身大の人々の人間味溢れる物語。一人の英雄や数人のチームの話ではなく、大きな家族の物語。キャラクターそれぞれが愛を持って描かれているけ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

抑制され、メリハリのある演出。
徹底的に省かれた説明シーンや説明台詞。
原作のテーマ、現代社会へのリンク。
圧倒的なロケーションと美術。

その全てにおいて、less is moreが徹底され、細部に
>>続きを読む