Ayakoさんの映画レビュー・感想・評価

Ayako

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アンダーカレント(2023年製作の映画)

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他者を完全に理解することは絶対にできない。そもそも、自分自身でさえちゃんと理解できているかどうかもたしかではない。

他者を軽々しく理解しようとするのは暴力。他者の感情や経験を、そのままのかたちで理解
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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人生における稀有な3時間の映画体験。なにを言えばいいかわからない。でも、なにかを言いたい。そんな気分

SELF AND OTHERS(2000年製作の映画)

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「ぼくの写真は、見過ごされてしまうかもしれないぎりぎりのところの写真なのです。
一見何の変哲もないところで、ぼくはあえて賭けているのです。」 牛腸茂雄

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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暴走的で、激しく過剰。理解不能な範疇を超えて笑えてくる。
だけども、この映画の価値そのものを否定する気もないし、むしろこういう映画があってもいいじゃないか。

枯れ葉(2023年製作の映画)

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この世界観と空気を自分の身体に浸らすの気持ちいい。
アキのユーモアのセンスがとても好き。

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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この作品を語る語彙力をまだ私は持ち合わせていない。悔しい。はぁ余韻

アシスタント(2019年製作の映画)

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誰にでもあるような日常の切り取り方や見せ方、緻密な描写が秀逸。劇伴がほとんど使用されていないのもいい。
映画業界に限らず、あらゆる人々の普遍的な記憶のどこかに繋がっていくような作品だった。

Here(2023年製作の映画)

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柔らかくて、ゆっくりなんだけどリズミカルで、繊細で、寛大。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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冒険の果てに彼女が創り上げた世界は、色鮮やかで逞しく、主体性のあるエナジーに満ちていた。
知ること、学ぶこと、思考しつづけること

ポーラX(1999年製作の映画)

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堕ちるところまで堕ちていく。そのデカダンスは美しい。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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再見。

最悪なままでいいし、何者でなくていい。
自分がどうあるかは自分で決めるし、自分のために生きる。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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これはラブストーリーであり、普遍的なロマンスなんだ。
顔のアザについて「僕の心の傷のようなもの」と言っていたが、ドラン自身のセクシュアルティを表しているかのようだった。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

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再見。

「好き」という感覚を信じることを学ばせてもらった映画。大切にしたいと思う人やモノをシンプルに抱きしめることや撫でること。そんな当たり前ようなアクションに胸がときめく。
また時が経って、改めて
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シエラネバダ(2016年製作の映画)

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色々ドタバタで観ている側はカロリー使うけども、この会話劇永遠に見てられるかも。

パリ13区(2021年製作の映画)

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SNSの繋がりが強くなっているからこそ逆にみんなの感情はリアルで、親密な関係性に向かうのだと思う。

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

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翻弄されながなら、少し抵抗し、また傷ついていく。自由へ向かって。

狼の時刻(1966年製作の映画)

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いやはや、どうしてあんなに人の顔を恐ろしく撮れるのだろう。翻って美しいと感じる。素晴らしい。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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毎日同じ時間に起きて仕事へいき、夜布団の中で文庫本を読む。
平山はやむなくではなく、自分で選び取ってポジティブにひとり満たした時間を作っているのだ。そこにとてつもなく人間の営みの美しさを感じる。

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