凄すぎて2回連続で観た
音楽、ジェンダー、愛、権力、色んな軸があって、登場人物にも「こういうキャラクターだ」と一言で言い表せない(断罪できない)多面性とグラデーションがある
こういう視点から見ると…>>続きを読む
ラフスケッチのような、描ききらなさが心地いい
何故なのかまったくわからないんだけど、ホン・サンス作品を観た日は気持ちがなぐんだよね よく寝られる感じ なんで?
乗馬シーンの美しさ!(枯葉の量と風の強さすごいね??)
足元しか映らないカメラワーク、サラの見えない恐怖やもどかしさとリンクしていて不気味で良かった〜
寡黙で閉じているようにみえて、案外外に対して開けていて周りをよく観察している平山さん
観客は平山さんの毎日の機微を覗き見ることができるけど、過去の回想がなくどういう経緯でいまの平山さんが形づくられた>>続きを読む
ファッツを黙らせる5分間、痺れた~
アンソニー・ホプキンスってどんな役でも色気が凄いんだよな
枯れ葉が連帯と愛なら、これは連帯と友愛の話
笑い合ったり多くのことを話したりするわけではない、愛想のない愛をひとりひとりが確かに持ってて、それが強く光る瞬間を集めたような作品だった
自分と似た孤独を抱えている人と一緒にいればすべてうまくいくと思ったのに、そうではないらしいと悟ったイーニド
ラストシーン、すごく悪い方向にいってしまったのではとも思ったけど、自分がすべきなのは孤独をご>>続きを読む
ケリー・ライカートの作品ってどれも焚き火を見ているような気持ちになる
劇的ななにかが起こるわけではなく、炎のゆらめきをじっと見つめてるような静かな空気感
もう1つの西部劇、という表現を見かけてなるほど>>続きを読む
追記
映画館で同じ映画を複数回観たのは初めて
砂埃に紛れた砂金、光の映画
意識不明だから五分くらいいいだろ←わかる
この映画の良さはそのままチャップリンの良さ
コメディとして面白かったし、シスターフッドのさじ加減も好みだった
ファッションも楽しめるし画面がずっと華やかで嬉しい
イザベル・ユペール目当てで観に行ったんだけど、ようやく彼女が出てきた時嬉しすぎてや>>続きを読む
感動ではない由来不明の涙がずっとダラダラ出ていた、
鑑賞前に「男女で感想が全く違うから男女で観に行くと喧嘩になる」という言説を見かけたけど、一緒に観た男性に「こんなに感動するとは思わなかった」と言われ>>続きを読む
美しき虚構、ザ・ウェス・アンダーソン映画
ウェス・アンダーソン作品、ランダムなエネルギーの放出、誰かの美しい走馬灯って感じだから集中力が続かなくて絶対1回は意識飛ぶんだけど、もはやそれも含めた映像体>>続きを読む
レオがレミの死を知って自転車で家に走っていく時のボォーという耳鳴りのような音、視界がぼやけて全ての感覚が遠く曖昧になっていく様子がすごく「知っている」感覚で辛くなった
レミも死の直前には世界がこんな>>続きを読む
初期衝動〜って感じだった(ストーリーではなく外側の話)
一枚絵はやっぱり綺麗だしグッズ映えも良さそうだけど、映画のシーンとしての必然性がどこまであるのかは微妙
ほとんど会話劇で心理描写がほぼないけど、シンプルなカットで構成されているからこそ、言葉選びや間の空け方で彼女がどんな状況で何を思っているのかが感じ取れるようになっている
彼女を理解しようと目を凝らす>>続きを読む
映画を観る限り、凶行の動機となり得るような強烈なエピソードは描かれていなかった
多分これこそがこの映画の芯の部分で、主観と客観の乖離を描いてるんだと思った
当事者と第三者のどうしようもない隔たりを、>>続きを読む
いまいち芯が掴めずに彷徨った結果、コーエン兄弟のバックボーンを知った
知識を得た上で今まで観たコーエン兄弟作品再鑑賞したいなあ