りのさんの映画レビュー・感想・評価

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キングダム(1994年製作の映画)

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まともな人が全然いなくて最高
キンッグダムッ〜♪

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

凄すぎて2回連続で観た

音楽、ジェンダー、愛、権力、色んな軸があって、登場人物にも「こういうキャラクターだ」と一言で言い表せない(断罪できない)多面性とグラデーションがある
こういう視点から見ると…
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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静かでミニマムな画面いっぱいにキリキリ切実さが迫ってくる

逃げた女(2019年製作の映画)

3.5

何かを決心する前のふわふわした足取りと揺らぎ

クレアのカメラ(2017年製作の映画)

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ラフスケッチのような、描ききらなさが心地いい
何故なのかまったくわからないんだけど、ホン・サンス作品を観た日は気持ちがなぐんだよね よく寝られる感じ なんで?

Here(2023年製作の映画)

4.0

名付けること、存在すること、名前を識ること、連帯すること

見えない恐怖(1971年製作の映画)

3.5

乗馬シーンの美しさ!(枯葉の量と風の強さすごいね??)
足元しか映らないカメラワーク、サラの見えない恐怖やもどかしさとリンクしていて不気味で良かった〜

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

寡黙で閉じているようにみえて、案外外に対して開けていて周りをよく観察している平山さん

観客は平山さんの毎日の機微を覗き見ることができるけど、過去の回想がなくどういう経緯でいまの平山さんが形づくられた
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マジック(1978年製作の映画)

3.0

ファッツを黙らせる5分間、痺れた~
アンソニー・ホプキンスってどんな役でも色気が凄いんだよな

霊幻道士(1985年製作の映画)

3.5

CGほぼなしの炎、破壊、アクションで目が楽しい
謎の効果音と挿入歌も良かったな

希望のかなた(2017年製作の映画)

5.0

枯れ葉が連帯と愛なら、これは連帯と友愛の話
笑い合ったり多くのことを話したりするわけではない、愛想のない愛をひとりひとりが確かに持ってて、それが強く光る瞬間を集めたような作品だった

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

自分と似た孤独を抱えている人と一緒にいればすべてうまくいくと思ったのに、そうではないらしいと悟ったイーニド
ラストシーン、すごく悪い方向にいってしまったのではとも思ったけど、自分がすべきなのは孤独をご
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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ケリー・ライカートの作品ってどれも焚き火を見ているような気持ちになる
劇的ななにかが起こるわけではなく、炎のゆらめきをじっと見つめてるような静かな空気感
もう1つの西部劇、という表現を見かけてなるほど
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枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

追記
映画館で同じ映画を複数回観たのは初めて
砂埃に紛れた砂金、光の映画

意識不明だから五分くらいいいだろ←わかる
この映画の良さはそのままチャップリンの良さ

私がやりました(2023年製作の映画)

3.5

コメディとして面白かったし、シスターフッドのさじ加減も好みだった
ファッションも楽しめるし画面がずっと華やかで嬉しい
イザベル・ユペール目当てで観に行ったんだけど、ようやく彼女が出てきた時嬉しすぎてや
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バービー(2023年製作の映画)

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感動ではない由来不明の涙がずっとダラダラ出ていた、
鑑賞前に「男女で感想が全く違うから男女で観に行くと喧嘩になる」という言説を見かけたけど、一緒に観た男性に「こんなに感動するとは思わなかった」と言われ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.5

この30年でまともな「男性の警官」が少しでも増えていたらいい

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

美しき虚構、ザ・ウェス・アンダーソン映画

ウェス・アンダーソン作品、ランダムなエネルギーの放出、誰かの美しい走馬灯って感じだから集中力が続かなくて絶対1回は意識飛ぶんだけど、もはやそれも含めた映像体
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.0

レオがレミの死を知って自転車で家に走っていく時のボォーという耳鳴りのような音、視界がぼやけて全ての感覚が遠く曖昧になっていく様子がすごく「知っている」感覚で辛くなった

レミも死の直前には世界がこんな
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

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初期衝動〜って感じだった(ストーリーではなく外側の話)
一枚絵はやっぱり綺麗だしグッズ映えも良さそうだけど、映画のシーンとしての必然性がどこまであるのかは微妙

小説家の映画(2022年製作の映画)

3.0

ほとんど会話劇で心理描写がほぼないけど、シンプルなカットで構成されているからこそ、言葉選びや間の空け方で彼女がどんな状況で何を思っているのかが感じ取れるようになっている

彼女を理解しようと目を凝らす
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.5

映画を観る限り、凶行の動機となり得るような強烈なエピソードは描かれていなかった
多分これこそがこの映画の芯の部分で、主観と客観の乖離を描いてるんだと思った
当事者と第三者のどうしようもない隔たりを、
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シリアスマン(2009年製作の映画)

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いまいち芯が掴めずに彷徨った結果、コーエン兄弟のバックボーンを知った
知識を得た上で今まで観たコーエン兄弟作品再鑑賞したいなあ

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