りのさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

焦燥感と怒りと諦念とやけくそでパンパンになった、今にも割れそうな風船をお互いに押し付けあってるようなしんどい状況なんだけど、タッチが重すぎないので観やすかった

全員切羽詰ってるのでそれぞれ自分の感情
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めがね(2007年製作の映画)

3.3

逃避がいつまでも続かないように、逃避を生んだ苦痛もまた永遠ではない、と受け取りました

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

手入れされたキッチンに美しく並ぶ調理器具、たまらなくツボ
ファッションも街並みも楽しめた、サチエさんのトップスとエプロンの柄合わせが素敵すぎた!

登場人物たちみんな、何かしらの過去を抱えている様子だ
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.0

色彩とキャストの美しさは惚れ惚れしたけど、ホラーとして観るにはオモシロ要素が強すぎた、、

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

佐々木の好きな歌、どれもお父さんが聴いていたんだろうなと思うと切なくなる
暗闇のなかでマフラーを巻くシーンが好きだったな

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

ハイエナの群れの中に放り込まれたエサみたいに色んな持ち物を奪われていく彼、相手が天敵じゃなくて同種の人間なのが悲しい
餌を塗られて放された鳥そのものだった

やっと笑った顔が見れたと思ったらあんな瞬間
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素顔の私を見つめて…(2004年製作の映画)

3.5

何かを紛らわすように視線はテレビに落としつつ、隣合ってソファでご飯食べるシーン、「ハーフオブイット」でもあったけど、本当に大好き…

人生はひとりきりで、でも誰かと同じ方向を見て温かさを感じることはで
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デビル(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

彼女(彼)は悪魔として登場するけれど、罪を裁き、懺悔を受け入れるという行為は神そのもの
何が悪魔で、その対の存在は何なのか?色々想像を巡らせる余地があって面白かった
ちょっと説教臭い感じは否めないけど
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

5.0

ダンスシーン最高だった
乳脂肪ガンガン摂って生きていこう

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.5

タイトルからも感じ取れるように、画面にはずっと不安や後悔、静かな怒りみたいなものが漂っている。
ルーシーが(そしてジェイクが)感じているこれらの感情は、理由は違えどどれも生きている中で抱えていかなけれ
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キャリー(1976年製作の映画)

3.5

シシー・スペイセク、元々凄く美人なのに美貌をかき消す暗いオーラと不気味さ。怪演!

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.6

ポン・ジュノ監督の作品は、観ている間ずっとうなされてるような、寝汗がまとわりつくような独特の不快感があるんだけど、不意に打ち込んでくるシニカルなジョークが痛快でクセになる。

何本か観たシリアスな作品
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.5

スプラッターはそういうもんと言われればそれまでだけど、お兄ちゃんの人物像とか兄弟のエピソードをもっと掘り下げて欲しかった、せっかく魅力的だったので…

ホステル(2005年製作の映画)

2.5

今助けてやるからな〜!の感じで目チョキンするの意味わからなすぎて笑った

グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

1.0

序盤から漂うク○映画の予感を一切裏切らず、何の盛り上がりもなく90分が過ぎていった…
モキュメンタリーホラーなら、ダントツでブレア・ウィッチ・プロジェクトが好みだな〜

CUBE(1997年製作の映画)

3.5

みんなが部品を作っている
誰も全体を見たいと思わない
という内容のセリフが印象的だった

誰にも抗えないように思える大きな世界の仕組みは、 実は私たちひとりひとりが作った部品を組み合わせただけだったり
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