mmmmanさんの映画レビュー・感想・評価

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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

なんか、すごい心が洗われた。

おばあちゃんと一緒にいると、
なんだか自分に素直になれて、
童心に戻れて、
自分をちょっと好きになれる感覚が、
ものすごく上手く表現されてた。

その人の好きなことも、
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(2022年製作の映画)

3.8

わぁぉ、、
これを映画館の大画面で観た時には…
途中、本当にAVなんじゃないかって思えてくる。
でも、最後にはしっかりしんみりと、じわじわ。

一人の男性と、その人がおじさんになるまで一緒にいれるって
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.3

重すぎる…
何が怖いって、こらを老人側に感情移入してみてしまう自分が一番怖い。

今には今の苦しさがあるし、
先のことを不安になっても仕方ないけど、
生きている以上、老いと死からは絶対に逃れられない。
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

文学としてはあんなに完成されていたのに、
どうして生身の人間が演技として話すと、
こんなにチープで凡庸になってしまうのか。

まずは本を読んで、二部作目として映画を観るべき。
原作にはあった、弱さから
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ほつれる(2023年製作の映画)

4.6

うわぁ〜、また好きな映画が増えてしまった…

正直、誰にも感情移入できないけど、
淡々と過ぎていく日常と、
少し残酷な自分の本意、
それから解放された時の微かな希望
それが映像に映されていた。

出て
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そばかす(2022年製作の映画)

4.1

おぉ〜こうきたかぁ〜って映画。
LGBTQとか、アセクシャルとか、
正直飽和してて、またこれ?って感じなんだけど、この映画は押し付けがましくないというか、揺蕩っている感じというか。

こんな風に、気楽
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.9

安定のおもしろさ。
ここで終わりかと思いきや、
小さい回転がたくさんおこる。
観ているこっちが、コロコロと手玉に取られてる感覚。
おもしろい〜

市子(2023年製作の映画)

3.9

見終わった後に、
本当に彼女は可哀想な女なのか?
ってすごいモヤモヤして。
やっとわかった。
彼女はサイコパス!
社会の歯車から逸れた者ではありつつも、
かわいそうな側面は持ちつつも、
自分の欲望に実
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

とんでもなくすごい映画を見てしまった…

なんだ、この口には出せない凄さは。
タイの山奥っていうのが、
また絶妙に気持ちの悪いロケーション。

でも、不思議と信仰のアンチテーゼ感は感じない。
面白かっ
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螺旋銀河(2014年製作の映画)

4.0

主演の演技が嘘くさすぎて、漫才かと思うシーンがいくつか…
出てくる物、服、人がこんなに安っぽいのに、逆によくもここまでうまく着地したなぁという感じ。

話のまとまりと、最終的なメッセージ性はすごく好き
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義父養父(2023年製作の映画)

-

ん、、、??

確かに、映像はものすごく綺麗だった。
息を飲むほど、息が詰まるほど淡麗で、
無駄がなく、精巧。

でも、話にも無駄がなさすぎじゃないか?
もう少し余白で遊んで欲しいというか、
惰性を楽
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彼方のうた(2023年製作の映画)

5.0

現実のような、幻のような、
この消化不良感が最高で、クセになる。

確かにそこにあって、
優しく、静かに流れている時間なのに、
糸をピンと張っているような緊張感がある。

誰も自分を語らない代わりに、
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.4

素敵な映像と、素敵な言葉。
松浦弥太郎の言葉って、
文章よりも朗読の方が体に馴染むことがわかった。
スタンダードな言葉が、
確かになぁ〜と沁みる

大事なことほど小声でささやく(2022年製作の映画)

3.6

想像の斜め上だった。

子供を育てたことがある人は
絶対泣く。

怪物(2023年製作の映画)

4.8

はぁ、、、よかった…

息をするのも苦しいくらいの映画だった。
見えている世界と、感じないとわからない世界。
子供の心は澄んでいて、純粋。

大人の心は固まっていて、刃物のよう。
無意識に人を傷つけて
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波紋(2023年製作の映画)

4.3

怖すぎるって言いたいけど、
本当にいるんだよな、こういう中年女性。
なんで、こうも男はうまく生きれるんだ!
女はこんなにムカついていて、
こんなに苦しんでるのに!
というわけのわからない疑問を感じてし
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Winny(2023年製作の映画)

5.0

こんな事件があったことも知らなかったけど、途中からずっと死の匂いが漂っていた。
天才の刹那的な生って、なんでこんなに美しいんだ。
最後の、「若い人は頑張ってください」って言葉が沁みる。
頑張って、一生
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

わからなかったけど、
すごいことは伝わった。
ものすごい熱量を感じた。

この映画を80代で作るとは、
その意志とパワーがすごい。

天才は鬼才だ…。

凪の憂鬱(2022年製作の映画)

5.0

2023年、見れてよかった映画No2!

なんだ、この優しい世界は!
コーンスープみたいな映画。
凪ちゃんのように生きれたら…
凪ちゃんのように時間の概念に囚われずに、自由に、優しく生きれたら…

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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

わけわからないけど、美しいから◎

こんなにセリフが頭に入ってこない映画ってある?ってくらい入ってこないし、話のつながりも見えないけど、唯一無二な世界観が素晴らしい。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.6

思ったより…だったけど、
リリーフランキーがいい味を出している。

「人を分かるってどういうこと?」という哲学的な問いに対するアンサーをもう少し模索してほしかった。

まだ君を知らない(2022年製作の映画)

5.0

2023年観れてよかった映画No1!

とってもかわいらしい
とっても温かい
でもちょっと切ない物語。

丁寧に生きている人にしか作れない映画。

何気なく過ぎる日常が美しく、愛おしく感じる。

味噌
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ふまじめ通信(2023年製作の映画)

3.7

「ないものはない、できないことはできない、やりたくないことはやりたくない。これは生命が続いていく上で結構大事。」
「他人のすごいところは他人が自慢してやれ」
「頭の中がうるさいんだ。」
「世の中は電気
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.2

静かで、鋭くて、すごく美しい映画。

新年1本目に相応しい!
韓国と、小樽って、なんか似てるところあるよね、孤独が光る土地っていうか。

これから、何度も見返すと思う。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

5.0

最っ高!!
共感しかない!

選んだ人生と、選ばなかった人生
手に入れたものと、捨てたもの
もっとグレーに生きれたら、もっと楽なのに、そうは生きられない。

最後の彼女の表情。
全てをリセットした彼女
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

5.0

想像以上にいい映画。
こういう作品に出会えるから、やめられない。

1人でも多くの男性と、女性に見てほしい。
言語化できないけど、美しい花火が全てを物語っている。
人は皆、優しくて、強くて、弱くて、美
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アジアの天使(2021年製作の映画)

3.3

傷を負っても、天使を信じて、
何度でも立ち上がる。
自由に生きるって、そういうこと

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.1

想像以上に良い映画だった…
こういう作品ほど、サブスクで配信して欲しい。そして、映画に対して対等な対価を支払う世界になって欲しい。

私も、ちゃんと映画館に行って1900円払って映画を観ようと思った。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

正直、長すぎる、、、

でも、なんなのだろう、この時々思い出して、ほろっとする感覚は。
確実に見る前と見た後では世界が変わってしまう。
不可逆的な映画

パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

4.5

不覚にも泣いてしまった…
この手の話しは、2010年代から沢山作られているし、今では飽和状態だけど、この映画はありふれてなかった。

家族は、毎日続くものだから、
一時的には分かったつもりでも、
本当
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.9

優しい、、、
五臓六腑に染み渡る暖かさ、、、

幸せな気持ちになれる良い映画

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

評価は2つに分かれてるけど、私は好きだった。
こんなに集中してみた映画は久しぶり。
息が詰まる感覚すらあった。

私の考察は、すみれはまなを恋愛対象として好きだった。でも、まなの恋愛対象は男だと知って
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.7

救いようがない八方塞がり感が、
現実なんだろうな。

見る時を選ぶ映画。

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.6

キャストが集結する感じと、
仲の良さを感じるのがいいよね。
ドラマからまた全部見返したくなる。
私的には、ここまで仕事に一途になれる姿がカッコよくてて、お仕事ドラマ的な立ち位置

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.3

確かに優しい泥棒だった。

どうして、今になってこの人を主題にした映画を作ろうと思ったのかが気になる。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

5.0

とにかく美しい。
写真集のページをめくっているかのような映画。
冷たさの中にある凛とした孤独と、
その人の輪郭。

こういう映画を見たかった!

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