ずるくて
軽くて
静謐で
若さは冷蔵庫が閉まるように
ピタッと
終わる
樹木希林さんの口から発せられる言葉が
どれも私に投げかけてくれているようで
そっと見守っていてくれているようで
優しくて力強くて何度も泣きそうになった
彼にしか見えなかった世界と、
彼女にしか愛せなかった彼
自分を哀れんでいたら結局どこにも行けないわ。
自分自身の中に愛と幸せを見つけないと。
生きてるだけでどうしようもないくらい疲れることも、
いいなぁ〜私と別れられてって呟いちゃうところも、
すごくわかるよその気持ち
痛いほどわかる
逃げ出したくても
逃げる場所も
術も
勇気もなくって
でも諦めて止まっていられるほど大人じゃないから
生きるためには走り続けるしかなかった15歳。
死ぬまで人は終わらない
生きてる限り
終わっても
終わりの人生1日目が始まる
この人の為なら人を殺せる
この人の為なら自分も死ねる
本気で人を愛するってそういうことですよね。
わたしはこれを愛と呼べます。
この子が本当の自分になるまでに
どれほどの涙を流したのだろう。
どれほどの愛を感じたのだろう。
愛おしくて愛おしくてたまらないけど。
僕はこの世界で生きていくよ。
君には触れられないこの世界で。
君が好きだったアポロと
みんなで食べたどん兵衛と
どんどん剥がれていく真っ赤なマニキュアと。
あなたがいたから強くなれた。
あなたがいたからなんでもない日常が楽しかった。
あなたがいたからこんなにも世界が美しかった。
親が子供に望むことは、いつの時代も同じで。
それは、自分よりも幸せな人生を生きること
お前だけだよ
君だけだよ
そんな愛をみんな探してる。
人生という名の川の淵で。
リバーズエッジで。
助けてほしいときは助けてと叫ぼう
私たちは生きてるんだから
生きていかなくてはならないのだから。
いい日にするのではなく、本物の日にする。
自分を偽らず、自分を信じて。
一切の妥協も容赦もなしの
怒り狂ったガールズムービー
最後はもうどうでもよくなっちゃう
ふふって 笑えてきちゃうわ
どこまでもfuck
最後まで残る記憶は愛の記憶だから。
彼女の人生は悲劇なんかではないから。
記憶が消えても忘れないから。
みんなに嫌われたっていいじゃん好きな人に沢山好きになってもらった方がいいよ
お互いに足りないものを補い合って支え合って
結局大人には何も見えてなくて、
常識や見栄に支配された人たちはとても愚かでとても滑稽
伊丹監督ならではの絶妙な距離感で撮る人間同士の生と死
悲しむはずのお葬式でこんなにもおかしくて馬鹿らしくて愚かなのはなぜだろう。