UDONさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

失くした体(2019年製作の映画)

4.0

静的なナウフェル目線のパートと、アニメーションらしい非現実的な演出もある動的な手パートの塩梅が良かったし、色の対比とかも良かったなあ。

全体的に陰鬱でもの悲しいしちょっと気持ち悪くもあるんだけど、運
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.2

えげつねえ、、、20分という短い時間の中に起承転結もメッセージもしっかりあって、アカデミー賞取るのも納得。

自分のしたことは自分に帰ってくるし、子供は親を見て育つ、、、鑑賞後何とも言えない気持ちにな
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アダプテーション(2002年製作の映画)

4.0

複雑な構造、奇抜な発想、ハリウッド・商業映画への皮肉…難解でちゃんと理解できてるか自信ないけど面白かった。

チャーリー・カウフマンの脚本、LOVE

デリカテッセン(1991年製作の映画)

4.0

ダークな世界観、ストーリーだけど映像がとにかくオシャレでかわいいし登場人物たちがみんな個性的で魅力すぎたな、、、

いろんな音がリズミカルに使われてるのも見てて聴いててとても楽しかった

月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.6

ポスターのデザインがすごく好みでずっと気になってた映画!

SFって普段あまり見ないんだけど、約90分間あっという間に感じるほど面白かった、、、!怖くて切ない、メッセージ性があって考えさせられるんだけ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

マンチェスターの景色と音楽に癒されながらも、静かで人間味のある物語に引き込まれたなあ。演技も素晴らしかった、、、

辛い過去を乗り越えました!ってお話が多い中でこのお話は結局乗り越えることはできない、
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.7

母と兄がホラー大好きで幼少期にこの作品も一緒に見たんだけど謎に蛆虫の記憶しかなくてアレだったので十数年ぶりに見てみた。

たしかに蛆虫のシーン気持ち悪かったんだけど何より色彩・建物やお部屋・小物などが
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

いなくてもいい人なんていないし、親切でいることや人や街を愛すること、そしてそれによって受け取る愛は何よりの幸せだし財産なんだなあ。名作

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

人種問題をコミカルかつ軽快なテンポで描いた作品だけど、実話に基づくお話だし問題は今でも根強く残っているし大好きな映画にもそれは刻まれている…

ラストに突きつけられる衝撃の現実と強烈な批判、映画の罪と
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.8

120年も前の映画史初のSF映画
かわいかったし昔の人たちの宇宙や月に対するイメージとかもおもしろかったな。何よりこれをサブスクで見られる現代、、、素晴らしい、、、

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

ジュリア・デクルノー監督の長編デビュー作の『RAW』、めちゃめちゃ好きでなあ。この作品も見よう見ようと思ってたんだけど見れてなくてやっと見たんだけど、生(再生)と死(破壊)、変化(妊娠・老い)への恐怖>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.3

高校の日本史かなんかの授業の時に断片的にだけど見て、結局その後見れてなかったから見たんだけどほんと素晴らしすぎるな、、、

まずのんちゃんの演技素晴らしいしすずさんの人柄や絵のタッチ、物語とめちゃめち
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

全然前情報なく国語の授業で読んだ「羅生門」と同じストーリーだと思って見始めたんだけど、「藪の中」の映画化なのね知らなかった…!

たださすが名作。古い日本映画ってあんま見たことないから楽しめるのか不安
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.8

ずっと狂ってて、なんというかめちゃめちゃ好みだった。
ヨルゴス・ランティモス作品、好きだなあ。

オーディション(2000年製作の映画)

3.7

煙草ガンガンに吸ってるのとかクッッソ公私混同してたりとか、時代やなあとか思いつつ思ったより面白かったな〜。

息子が恐竜好きだから恐竜好きなのでその意味でもうれしかった

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.3

原作も大好きなちひろさん×有村架純×今泉力哉監督×音楽くるりってだけで好きの4乗で超楽しみだったのに、いざ見てみたらなんか既視感のある風景にびっくりして調べたらロケ地が地元である静岡。たまらん。

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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

子供の頃に見た時は自分の親も離婚したり色々あったのもあり子供に感情移入してひたすら辛かったんだけど、
大人になって改めて見ると結婚の経験はないけど父親の気持ちも母親の気持ちもなんとなくではあるんだろう
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さざなみ(2015年製作の映画)

4.2

邦題の「さざなみ」センスいいなあ。

静かでゆったりした作品だけど、小さな亀裂がだんだんと大きな亀裂になっていく過程や、さざなみのように揺れ動いていく感情を丁寧に描いていてすごい好みだった。