元気が出た。年末の映画館はみんながわらっていて、客層の違う映画館が新鮮だった。
・キャッチに「戦争が、終わったんだ」とある。しかし、だれがどう見ても「まだ戦争は終わっていない」と思う作品に仕上がっている。傑作である。
・そもそも、「戦争」が一度起きた以上、「戦争が終わる」という>>続きを読む
カウリスマキの映画は、「日々の生活を守り通すことが、反戦である」と言っていた そして本当にそうだと思います
・ホラー映画としてキレッキレ、めちゃくちゃ面白かった
・身近な人との対話をせず、甘い言葉にだけ依存していると、のちに大きなしっぺ返しをくらうよ…という、恐ろしい含意のあるホラー映画。発想、演出ともに>>続きを読む
・世間の大絶賛に関わらず、あまり乗り切れなかった作品のひとつ
・杉咲花さんの名演はよくわかったが、設定や映画の作り的にうううむ…。あれをファムファタルとするのも、予想外という驚きもなければ、読みが当>>続きを読む
・戦国オタクなので、史実との整合性の部分が気になってしまい、あまり乗り切れなかった……
・メガヒットも納得、面白かった
・咳こむ子どもがいようがお構いなしに、タバコの煙がたなびき続ける電車の車内のカットがあり、これが昭和なのだ、と思った。帝国主義にまみれて拡張路線に走ったが挫折し、大い>>続きを読む
・上智大学グローバル・コンサーン研究所のイベントにて
・ガザ侵攻まで、ほとんど情報収集を行ってこなかったイスラエルのパレスチナ侵攻を改めて知るきっかけになった
・めちゃくちゃ面白かった 邦画の力すげ~~
・松岡茉優さんが、恋に落ちる瞬間の演技の解像度が高すぎた。そうだよね……落ちるときは一瞬、それが恋。
・家族、兄弟がみんないい人。特に池松壮亮演じる恐竜>>続きを読む
・人を赦すことはできるのか、赦そうとできるのは相手が赦しを乞うている場合に限定されるのではないか?
・劇場で涙をぼろぼろ流しながら、鑑賞した。映画って本当に素晴らしいですね……。
・津波で海にさらわれた両親は、あの日から帰ってこない。その日以来、海の幸を食べられなくなった兄弟のもとに、東京から明ら>>続きを読む
・「嘘をつくとはどういうことなのか?」という映画、よかった
・瑛太「他人が何を言ってほしいのか手に取るようにわかる」「嘘つきが、これから本当のことを言います、と言った時に話すことは本当なのかな?嘘な>>続きを読む
鑑賞後メモ
アニメーションの面白さ、楽しさ(冒頭の女の子の危なっかしい走り方から、グッときた)
津田健次郎さんの見事な演技「これは…妻と僕だね」は、声の演技だけで泣かされた気になった。
音楽の美しさ、>>続きを読む
・あなたのなかに私をみること、をすごく意識して描いていて、映画がうまいな……と思ってみていた。愛も憎しみも、どんなときも私たちは相手のなかに自分の姿を見出してしているんじゃないか。
・特に嫌悪の描き>>続きを読む
どうしようもなく、自分本位に動くことでしか、息継ぎができない瞬間というものが人間にはある。この映画の中で最低な人間に描かれている夫も、彼の虚ろは深刻なものなのだろうな、とも思った。
他者を自分のために>>続きを読む
・演者がすごくよかった。田中麗奈、コムアイ、東出昌大。表情だけでなく、身体も伴った演技で、濃密な人間ドラマ劇である本作を大いに引っ張ってくれていた。映像表現も、川や船をうまく使っていて、劇作品はじめて>>続きを読む
フェミニズムの初歩の初歩をなぞります。的な映画で、もっと思いきりぶん殴られると思っていた分、期待とは少し違った。
ゴッドファーザーの部分とかは笑えたのだけど、車がひっくり返っちゃう~~みたいなギャグは>>続きを読む
劇中で登場するバリケードは、少年たちの関係性を阻む象徴的な役割を与えられたプロット。
異性愛が強く前提とされ、同性婚は認められていない。少年たちの権利は軽く、社会に強く影響を受けている。
ラストシーン>>続きを読む
人が人を必要とする、というのはどういうことなんでしょうね。
それは依存だ、と切実な彼らの本当を知らない外野はいうかもしれないけれど、彼らにとっての愛はその形なんだ、と思う。どんな感情も自由な社会であっ>>続きを読む
ずば抜けたアニメーションとエンターテインメント。本編と本当に全く関係がないけど、LiSAさんの日本語主題歌もすごくよかったのでもっと話題になっていいと思った。
中国アニメレベル高い!
超王道のウォーターボーイズ的スポーツもの。ゆえに泣ける、アツい、しびれる
吹き替えの花江夏樹くん、演技が本当にうまい
中国の田舎と都市の関係の苦しさを感じるカットも◎
・大傑作だった
・親がそのとき見ている景色を、子どもは同じ瞬間に、親の見ているままに見ることができない。明るくて頼もしい父親は何を思っていて、どんな鬱を抱えていたのだろう。
・ラストシーン、ハンド>>続きを読む
とにかくきつかった……
バリキャリを志向する若い女性がいかに苦しいか、これでもかと1日のうちに詰め込んでいる。映画的工夫もよい。
武田砂鉄さん、永井玲衣さんのトークセッション付試写会にて
上っ面の“多様性の尊重”ブームがひと段落して、尊重される“多様性”から排斥される、周縁に立っている人たちがたくさんいることに気づかされる。
他人の痛み、辛さをどこまでわかるのか(そしてどこまでもわか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
・セックスが下手な男って、辛いんだな。ここでいうセックスが下手、とは、人に受け入れられて肯定されたいのに、他人を愛せないという意味です。全ての領域において、彼が行うすべての愛情表現が、自慰行為以外の何>>続きを読む
メモ
誰かと誰かが関わるとき、目の前の人の話を否定せずに聞いて、聞くことで自分が変わることが大事(とても難しい)なんだけど、これは人を救うんだなと思った
憎しみや分断を乗り越えるのは、真摯に聞こうとす>>続きを読む