2021kshさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

2021ksh

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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.2

久しぶりのガイリッチー節。観るまえからわくわく。話が面白いかどうかは置いといて、拘り、展開、テンポ雰囲気やはり好き。ヒューグラントとチャーリーハナムの2人のシーンで推してくる英国感。要所で目立つ音楽。>>続きを読む

罪と女王(2019年製作の映画)

1.0

レビューしないつもりだったが、舞台の住まいが内容に比せず素敵で…記録。
一部AVぽい(かなり引く)が展開はサスペンス。女性監督作。権力ある者と無力な者の構図で無力な方は未成年。世の中こんな中年女性もい
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アイム・ユア・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。クライムサスペンスというよりジーンという女性の成長ドラマ。題名からして示唆に富んでる。支配者側のマインドコントロールからの脱却か、本人のアンコンシャスバイアスの自覚か。時代もあるがとにかく>>続きを読む

説きふせられて(2007年製作の映画)

3.3

ジェーンオースティンらしく、ポジションは若干日陰だけど思慮深く洞察力があり、控えめだが自己主張がある主人公。サリーホーキンスが地味だが誰かよりずっとらしさがあって良い。
他のオースティン作品に比べても
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最高の贈りもの(2013年製作の映画)

3.7

このサントラは今でもクリスマス必聴盤。
ほんとおしゃれ。

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.8

こんなに面白かったっけ?ちょっと悪趣味のさむ〜い映画の印象が、年を経ると印象はかなり変わるもの。ブルースウィルスが軽薄でいい味出してる。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

マットとクリスチャンのW主演映画というだけで価値あり。もちろん内容もキャスティング含め完璧では。

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.0

まずはグレンクローズがお見事。立ち居振舞い、手もとの所作、目つき口元、台詞の間、全て一分の隙も無い。説明不可能の積年の感情が全部表れているような演技、堪能した。
内容はなかなかに大人向け。ちなみに邦題
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

大いに笑いながら鑑賞(家で観てよかった)。可笑しい映画だ。確かに悪霊によりゾンビ化?した人間が引き起こす悍ましい光景は目を覆いたくなる。が、取り巻く村民の言動の滑稽さよ。だが決してコメディではない。>>続きを読む

哀しき獣(2010年製作の映画)

3.6

生気の全く無い目をしたどん底のタクシー運転手ハジョンウが、目的を得てソウルに行った途端生命力に溢れ頭も回り出す。とにかく闘いながら逃げる逃げる。正に邦題どおりの哀しき獣。とにかく形容し難い描写オンリー>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

リメイク版を先に観てるけど、言語が解らないぶん英語版より没入できた。この状況設定では電話の向こうに意識を集中させるしかなく、否応無しにミスリードされていく感がなんとも不快。同時にそこが秀逸なんだろう。>>続きを読む

スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.5

エンドロールの最後に連邦選挙委員会の元会長まで出てきて笑いながらコメントしてたけど、ここが最大の見どころか。何だか笑えないけど、笑っておきましょうって感じ?誰も損してないし?アメリカ合衆国ってやっぱり>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マットデイモン演じるビルが、少女のマヤに気をかけたり、子守りのように接したりして擬似家族のようになっていく過程が描かれている時点で、そもそもビルのそれまでの生き方を問う話、ではないかなと思って観ていた>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.5

茶トラは意志が強い、らしい。知らなかった。ボブはかなり可愛い。
人生こんなにシンプルじゃないだろうけど、主人公の人徳もあるのかも。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.3

パフォーマンスのクオリティに圧倒され思わず見惚れてしまった。talking heads は名前とCMシビック?で知っていた程度。
肩の力が抜けてる感じ、だけどハイクオリティ。結局個々のレベルの高さがち
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

地味な印象だがなかなか骨太な映画。内容はinspired by actual events 。所々「ボーダーライン」をトレースしてる感あり。アメリカの広大さを想う。キャスティングがいい。ジェレミーレナ>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.2

一見真面目な?スパイアクション映画。
メンバーにドイツとスペインを含んでたのは良かったか。
でもいろいろ微妙。女性を前面に押し出しすぎだと女性vs男性、という構図に見えて逆差別的に感じてしまう。
最近
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

トーマスマッケンジーに乗り切れず。最後の丸めこみ方も、なに?

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

面白かった。「インフェルノ」出版時のエピソードからのフランス版ミステリー。
最初からヒントが小出しにされてる?感じで割と親切、だけど時間が前後し集中しにくい。
みんなでスペイン語で意思疎通が面白かった
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レッスル!(2017年製作の映画)

3.6

ユヘジンはやはり人気者なんですね。ドラマ映画でお馴染みの俳優ばかりでほのぼの系コメディ。
ユヘジンとナムニの掛け合いが本物の親子みたいで可笑しかった。親子に非常にありがちなあれこれ。子どもにはどうして
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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.7

アネットベニング、ジュリアンムーア、マークラファロにミアワシコウスカ。みんな演技上手いなぁと妙に感心しながら見終えてしまった。
誰も間違ったことは言ってないけど傷ついている人がいる、という状況はなかな
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

面白かった。センスの塊のような映画。
ストーリーと削ぎ落とされた自然の造形美(人物と自然)だけで完結するんだな、と感動。フランス映画ならでは。台詞も簡潔。終始潔い画。極め付けは、オルフェの"振り返らず
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.9

さりげなくイツァークパールマンが聴かせてくれているし、何度観てもゴールディホーンに目が釘付けに。ミュージカルは控えめだと思う。
その他豪華キャストが皆若くて美しくて輝いて見える。加えて秋冬のNY、冬の
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秘密への招待状(2019年製作の映画)

3.9

ミシェルウィリアムズ×ジュリアンムーア。2人の纏う繊細な雰囲気と時々放たれる鋭い本音、本音が皮肉まじりに感じられる2人の聡明さ、もうそれだけで十分。
趣味のいい邸宅、品のあるウェディング、ペントハウス
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

4.0

トビーマグワイヤ、ジェイクギレンホール、ナタリーポートマン、3人のガチンコな演技、共演がとても良かった。
テーマはアメリカのアフガニスタン派兵が絡んで意外に重い。海兵隊大尉で愛する妻と2人の幼い娘がい
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7500(2019年製作の映画)

4.0

見終わってしばし放心。とりあえずワインボトルには注意。

JGレヴィットは映画を印象深いものにしてくれるとても特徴ある俳優だと思うのですが、私的には彼の出演作ではこれがベストかも。

MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.9

ワンネットワークがどうも統〇〇会を連想する(全然違うケド)ところからの、イビョンホン、カンドンウォン、キムウビン、さらにオダルス、ウドファンと豪華共演で楽しめた。最後の最後の最後まで入れ込んでくる所は>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.2

心の琴線に触れる映画。
計算された控えめな体裁も素晴らしい。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.0

適当な高齢者に目をつけ法定後見人となり金目の財産は関係者みんなで山分け? とにかく欲望むき出しの後見人ビジネス(そこは面白い)。人間の良心はほとんど描かれず、見ていて居心地悪い。
ロザムンドパイクは完
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

2.8

「失意の者こそ最強」

多重人格者よりケイシーの方が強いのでは?
コミックの世界観は???

スプリット(2017年製作の映画)

3.0

「失意の者はより進化した者」
なるほどね、だけど終盤まで眠い。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.3

はじめの電車の中のシーンがわりと好き。ブルースウィルスの表情が印象的。

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

眠たくなるホラー。終始手ブレカメラ目線はちょっと退屈。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

サクラメントだけの英雄にしておくのは勿体無い。軍人になる過程の描写にイタリア、アムステルダム観光も。監督の余裕と優しさを感じた。1時間半にまとまっているのも流石。

普通の人々(1980年製作の映画)

4.3

普通ordinary の人間の内面を描写している傑作。つくづく深い題名。
ある事故をきっかけに表面化していく、遺された家族それぞれの隠れていた感情。言葉にするとウソになってしまうような誰もが隠し持つ人
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.8

フォロワーさんがお薦めしていたので鑑賞。自然光が美しく絵画の様な描写が印象的、だけどこれはなかなか観る人により評価分かれそう。感想言い難い笑。
ヘルシンキはハンバーガー屋も銀行も路面電車もデザインが素
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