2021kshさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

2021ksh

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普通の人々(1980年製作の映画)

4.3

普通ordinary の人間の内面を描写している傑作。つくづく深い題名。
ある事故をきっかけに表面化していく、遺された家族それぞれの隠れていた感情。言葉にするとウソになってしまうような誰もが隠し持つ人
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.8

フォロワーさんがお薦めしていたので鑑賞。自然光が美しく絵画の様な描写が印象的、だけどこれはなかなか観る人により評価分かれそう。感想言い難い笑。
ヘルシンキはハンバーガー屋も銀行も路面電車もデザインが素
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カーター(2022年製作の映画)

3.4

MadMaxと007とM:Iを足して3掛けてからマイナス3掛けたみたいな。ソードフィッシュも思い出した。内容ほぼ無くてアクションのみ。ずっと???だらけの映像。途中ゲームを見てるような感覚にもなりなが>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.1

凄い映画観てしまった感あり。湿度高く画面から臭いそう(第一印象いつもそこ)。不衛生さは非常にポンジュノらしいが慣れてないとキツいかも。
殺人の〜だからサスペンスだが、結果的には「時代の追憶」か。焦点は
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.4

ストレートな題材。なかなか見応えがあったのはリリーコリンズのおかげ、リアリティーありすぎて見入ってしまった。先生はキアヌである必要はないなと思ったが、立ってるだけで一見冷たいけど包容力とか信用できる雰>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

オリジナルのフランス映画は何年も前に鑑賞、挫折済み。どうも両親に共感できず主人公いまいち歌も響かずで…なのにこっちはアカデミー賞⁈

なるほどさすがアメリカ、まず歌がいい。合唱も楽しそう(こんな合唱し
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.9

面白かった。アクションかなり派手。クリスエヴァンスが効いてる、別人みたい。
使える男といえばもう1人のライアン、マットデイモンのボーンの代わりを軽くてこなしてくれている感じ。こちらはグレイと言いつつ画
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説得(2022年製作の映画)

3.3

確かにダコタジョンソンは魅力的だけど(ふーって伏し目で笑うのが妙に気になる)、サリーホーキンス版の方がイメージにあってるように思った、知的で献身的で控え目的な…イギリス英語じゃないし。他のジェーンオー>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.3

実話からのフィクション。クライマックスの宴席場面は実話か、迫力があった。
近現代史の一部ではあるので興味深いし面白かった。映画ドラマ的には権力者にへつらう構図が古今韓国あるあるで食傷気味。イビョンホン
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.9

面白かった。楽しく笑えるコメディ。もしかして隣は北の人?北の諜報員???みたいになってくるところが韓国ならでは。最後のオチもハートフルで良し。ナッツリターンもネタにするんだーちょっと意外。

光州5・18(2007年製作の映画)

3.9

光州事件を光州市民当事者からの視点で描いた映画。若いイジュンギが出ている。同事件を描いたソンガンホの「タクシー運転手」は傍観者目線だがこちらは当事者の物語。一市民が暴徒とならざるを得ない流れはひたすら>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

結局ペドゥナが走り、ペドゥナが仕留める。ここがキモ。でないと面白さ半減。そしてとどめはソンガンホ。どんな役でも熱演でほんと凄い。グエムルの豪快な背面ジャンプも印象的。最後の最後子どもは生かしてあげてほ>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.0

どこかで見たことある様な。ちょっと昔話みたい。ポスターとキャストが派手めだけどそのわりには(時間返して)……このキャストならもっとひねってほしい。

チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.3

どちらかという未婚女性向け?長い人生曇りや雨の時もあるような。40歳をまだ若い、と言ってくれる人がいるっていいと思う。ユンヨジョンのセリフが良かった。96分なのもよし。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

2.0

SFとして面白いなと思ったのは閉鎖生態系の発想だけかな。ポンジュノってだけで予備知識無しで見たけど、、、端々に透けて見えるのはかなりいただけない。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

ポンジュノかキムヘジャか。暗いし湿っぽいのにここまで惹きつけられるのは間違いなくこの2人だからなんだろう。
そして音楽。シーンと共に重軽のバランスが絶妙。人間の滑稽さ(この監督作特有の)もこの音楽で表
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

4.2

臭ってきそうなかなりファニーな映画。どう見てもコメディ、笑える。笑っていいんだろうか?と一瞬狼狽させられるところがポンジュノってことか?らしいシーンが多くてimpressive 。ペドゥナが効きすぎで>>続きを読む

13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.7

ここでも共演してたジェニファーガーナーとマークラファロ。Jガーナーが身体を張った演技で魅力全開。スリラーダンスとか音楽も懐メロ80年代。ハートウォーミングでなかなか楽しめた。マークラファロって若い頃い>>続きを読む

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.4

出だし第一印象は英会話のテキストみたい、だけど内容もなかなか、子どもには分からない面白さ。オチがきついなぁと思ったけどリストラ宣告請負人には当然の報い?かなりシニカル。ジョージクルーニーのハマり役。>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.0

LGBTに下ネタ満載。情報が溢れてる2019年の18歳でもまだまだ自分中心で視野が狭いのか?ちょっと単純すぎる気もするが成長物語としてはありかな。
ビーニーフェルドスタインがジョナヒルに見えて仕方なく
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.9

題名とモノクロ画でスタイリッシュ。で内容はどこかで見たようなコント、オムニバス。鼻で笑える。ついでにマルボロ、キャメルの宣伝?わざとらしく目立つ。だけどネガキャン。コーヒーカップで乾杯!も笑わせる。ス>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

KもJもちょっと苦手だけどこれは結構好き。リリージェームズ可愛いし、アンセルエルゴートはドイツ北欧系で見目麗し。この2人のpure love がちょっと挟まった展開がおしゃれ。(カーチェイスと音楽だけ>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

トヨタがレンジローバーを(2台も!)吹っ飛ばすシーンが好き。
007もボンドも内容というよりブランド広告みたいに感じてしまう。なのでこの映画の印象はレアセドゥ。この役の生い立ちからして母性本能ありのキ
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若草物語(1994年製作の映画)

3.8

なんとなく敬遠してた今作、グレタ、シアーシャ、ティモシのおかげで?鑑賞。
清貧高潔、慈悲と家族愛、自己の確立と成長物語。
グレタ版より謙虚さと優しさが優って多幸感ある。さらに今も活躍の俳優ばかりで楽し
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マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)

3.5

実話が元らしい。
だまされて連帯保証人になった夫、お金のために海外に荷物を運ぶチョンドヨン演じる妻、そして腐敗している韓国役人。はっきり言ってまったく救いようがない話。
相変わらずの韓国役人の腐敗っぷ
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WASP ネットワーク(2019年製作の映画)

3.0

実話だから最後まで興味深かった。映画的には…押し付けがましくなくて可。ペネロペクルスは印象に残り効いている。
90年頃のキューバとアメリカの関係(陰にはソ連)は日本人には正直無縁すぎるのかも。
視聴後
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9

ティモシーシャラメにルイガレル、同時に見られて得した気分。女優陣も豪華。繊細で平等でメッセージがあって、退屈することない完成度高い映画だった。
シアーシャローナンは綺麗だし演技もいいし出てる映画もいい
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遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

4.0

これ忘れてた。トムクルーズは以外に?色んな役やってるけど歴史もの映画もいくつかあってこれは地味に良かった、さすがトムクルーズだよなぁと唸ったシーン多々あり。また見たい。
で忘れてた理由を考えてみた①N
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

緊張しっぱなしだった。オープニングは泣きそうに。トップガンの続編が劇場で観られただけで満足。凄いことだと思う。遥か昔トップガンを観た時の衝撃とか年月の長さも感じて思うところはいろいろ。

17歳(2013年製作の映画)

3.2

有り余り持て余す若き肉体。ある意味では羨ましいと思わせる何か。
終盤のシャーロットランプリングの美しさと凄み。結局若さじゃない。

オールド(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに見たガエルガルシアベルナル。2人の子どもの父親役か。。。
いろんな意味で背筋の凍るようなお話。ネット検索とお薦めのループも然り。にしても最後スッキリ解決?には拍子抜け、もったいない感あり。
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#生きている(2020年製作の映画)

3.7

ハッシュタグ付きの題名が今っぽい。おなじみの韓国ゾンビ。ほぼユアインの一人芝居なのでユアイン堪能系映画。
立てこもり系サバイバルはドラマsweet home に似てるが、こちらは時間も短くサクッと楽し
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.2

泣いてしまうすごい映画。1950年から始まるとても韓国らしい凝縮された大河ドラマ。時代が時代だけに過酷なシーンばかり。なのに笑いありの明るい雰囲気なのはファンジョンミンとオダルスだから。その時代の話題>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

捕虜収容所という場所を想像するのはなかなか難しい。クリスマスの舞台の一時だけが生きている実感を表しているようでやるせなかった。
イデオロギーの狭間での葛藤とタップダンス。一筋縄ではない結末。予想よりず
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

前作の方が人間のゾンビ化とか人間対ゾンビの闘いをシンプルに楽しめたかな。リアリティあったし。
今作はひとつのゲームか何か、みたいな印象。
描写の残酷さに節度がないのは慣れたけど、子どもに大活躍させるの
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隠された時間(2016年製作の映画)

3.1

韓国らしい設定のファンタジー。少しだけ自分の小学生時代を思い出したりする。こっくりさんとか〜(古)。前半子役で話が進むが意外に引き込まれる。カンドンウォンは綺麗なイケメンだと思っていたけど、それだけで>>続きを読む