どこかのだれかさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

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「中年のケンカ見せられてる笑」と思いながら観てたらすごい映画だった。観終えた後持ち帰ることが多い。
答えは明示されてないけど、類推するに足るものは全部ある。

パードリックの気持ちになって観てたけど、
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

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曹長とわんこ部下がすごくすごく好き。生き残って安心した。
女の子みんな強くて悲壮で好きだなあ。
もうネタバレしてるのにツエー表現できるの?と思ったら予想をこえてきてうれしい。

キャラクター造形含め、
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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お酒は適度に飲みましょう、という酒呑みへの教訓映画。

最近減量してお酒に弱くなってしまい、お酒のペースが狂って失敗すること多くなってしまったので、
楽しい時間が過ぎたあの悪い時間の再現度が辛かった。
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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出演料が足りるのか心配になってくるほど俳優陣盛り盛り。次回はポール・ウォーカーまで生き返るのではと若干不謹慎なことを思ってしまった。
カーレースやニトロエンジン点火演出みたいな、過去作リスペクトシーン
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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

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もはやジム・キャリーが主役。
1作目に続いてクオリティ高く残念な感じがなくてすごいなあ、って感心しました。

なんだか再婚相手の連れ子との微妙な距離感、みたいな変なリアリティあったのが複雑な気持ちにな
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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エモ味があるストーリーでもなく、ゲーム要素散りばめながら、淡々とクオリティ高いアニメーションが流れていく、って印象。
IPがしっかりしてると再構築してもちゃんとオリジナルの要素と融合するんだな、という
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

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わ〜……よかった……三作全部好きだけど、今回飛び抜けて好き。
映像の技術点も高いし(複雑に入り組む全員での戦闘シーン好き)、ギャグを織り交ぜながらも多様性のなんたるかをまっすぐ書けるところも好きだし(
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

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黒澤明の方は観たような観てないような……

静謐で、光が美しい映画だった。
映画を噛み締められてない気がするけど、私は余命がわかってるわけでもないのになんで全力で働いてるんだろうな、と生きることを儚ん
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魔術の恋(1953年製作の映画)

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トニー・カーティス、ハンサムだなー!って思いながら見てた。

フーディーニならサイキックハンターのところがエモいとおもうんだけど、その部分少なくて残念。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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前半のメタ的な構造はすごく仮想世界感があって面白いな〜と思ったけど、話が進むにつれて色褪せていってしまった。現実世界で死んだ人を機械が肉体的に生き返らせるのは無しじゃないですか。
もう少し前にオリジナ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

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機械との休戦の仕方が唐突な感じ。
カンフー映画みたいに、指先でチョイチョイするのかっこいい。地下鉄の駅に異世界を見出すのは良いセンスですね。

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

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設定とかめちゃくちゃ中二病だしわかりやすいカタルシスもないのになんであんなブームになったのかなって思うと、見たことないものを浴びるように観れたからなのかもしれないな、って思った。
問答がいちいち哲学的
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

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缶を包丁であけようとしてるところが一番見てられなかった。

母親の脚色にリアリティを感じず、問題の捉え方が浅いと思った。
子どもたちかわいそうですね、だけじゃ他人の人生つかったなにかを覗き見しただけだ
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共犯者たち(2017年製作の映画)

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こんなことが明るみに出ていること自体、良い事なのか悪いことなのか。
ちょうど今、日本でもそんな話が出てるけど日本でも同じことないか不安。

出てくる政府側の人たちも楽しくなさそうだったし、なんなら大統
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ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して(2010年製作の映画)

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安心してハッピーになれる良い映画だった。オタクたちの熱意いいな。全編通してどのオタクにも通じるエピソードだと思う。
オーウェン・ウィルソンの役のクソっぷり好き。車イスマーク使って優先駐車場使ったりする
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

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1で描かれたメロディに伴奏ついてリッチな演奏になった感じ。

晩春(1949年製作の映画)

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「結婚しないわけにもいかない」という謎理論で結婚させられるのは確かに嫌だし居場所奪われる気分になるな。
原節子がえらい綺麗なので娘萌えしてるとは思うけど、しっかり結婚の難しさを説明できているところを見
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

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よく作ってくれた、と思った。野心的でうまみ成分を計算してたっぷり入れてるって感じのレシピ。日本は音楽が気持ちよく流れる映画が流行りがちだし、そういう興行収入意識してる目配せも感じる。
adoよく知らん
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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めちゃくちゃ良かった気がするけど、まだ事態を飲み込めてないのか、なんかピンとまでは来てない……。
目の前の問題も世界滅亡がかかってる問題も、全部同じ家族を思う行動で解決するところが、観る前も観た後もい
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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私にはとても繊細でぼやけた光のような作品だった。つまりけっこう難しかった。
オリヴィア・コールマンの迫力は凄まじかったけど、稲光のようなあっという間に過ぎ去っていくはかなさも感じた。
私も中年女性なの
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マジック・マイク ラストダンス(2023年製作の映画)

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コンプリケイティドな女性の、ぐちゃぐちゃな内面とめちゃくちゃな表現を、理解してくれてる感じにすごく感心しちゃった。観てよかった。
ショーのユニコーン出た後のイザベラ(仮名)のマイクパフォーマンスがよす
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

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増村保造作品のポスターのセンスの良さが気になってるのになかなか観る機会がなかったからウキウキで観たけど……これはなんか火サス感強めだった。
おっぱい出して死んでるところは意味わからなかったから好き。

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

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エメリッヒ作品には破壊への期待値が高いので、こんなものかあ……と思ったけどアメリカ人からしたらショッキングなのかな??
ガイドの人が好きでしたね。

ドラゴンロード(1982年製作の映画)

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足蹴羽根つきと最後のラグビー?がめちゃくちゃ長い。あとおとぼけコントシーンも長い。
高いところから落ちるシーン多くてヒヤヒヤした。腰から落ちるのはヤバイ。エンドロールの首から落ちるシーンはもっとヤバイ
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マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

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前作よりもっとセラピー要素多かった。相手を喜ばせるのって難しいよなあ。そんなの普通の男の人ができないなんて当たり前だな、って思ってしまった。

リピーテッド(2014年製作の映画)

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女性が記憶障害だと一番近い男性が怪しい。
ヤンデレがコリン・ファースという大変助かる映画だった。ニコール・キッドマンはおしりきれい。
あの14年分の結婚生活を演出する写真、偽造したってことですか???
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風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

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建物の中から玄関を見る構図、狭い廊下、会話してる人の顔を交互にアップ、っていう小津安二郎っぽいな〜っていう画面がわかってきた。
笠智衆わかーい。声と喋り方が存在感ある。

どうにもできず体を売る妻と、
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鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

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侠客の生き方を悲しき闘犬に例える話。
鬼龍院家が没落していく様が家の荒れ方でわかる。
歌の強いけど弱いはかなさみたいなところが最高だった。さすが志麻さん。
分かれ目は、最初に田辺に松江を嫁がせなかった
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最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

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家がとにかくオシャレで良かったですね。庭含めてまさしく理想郷。あと歌も最高すぎる。
急に細かいこと気になる出産イベントはさむ意味はわからなかった。
的確なアドバイスするクレアが好きなキャラだった。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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量子世界のぶっとんだ世界観の映像楽しかった。映画館で観れた贅沢を感じた。
スターウォーズだし、ラグナロクだし、みたいな、どこかで観たことあるけど燃える展開、みたいなのは、気になったけど嫌いじゃなかった
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ヘルボーイ(2004年製作の映画)

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ゴールデンアーミーを先に観てて、やっと念願のデルトロ1作目観れた!……けど、ゴールデンアーミーの方が映像がリッチだったなあ。
時代的にここまでバリバリの特撮ものをやるのはちょっと早かったのかもしれない
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

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後半熱い展開でちょっと感動しちゃったけど、それすらもウソなんじゃないかなと疑うようになってしまった。国は個人なんて“国益”のためなら平気で裏切る。

亡くなってしまったペンコフスキーに対してできること
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ザ・バブル(2022年製作の映画)

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結構面白かった。業界視聴率どんなものなんだろう。
もちろん大部分コメディで業界を大げさに描いてるとは思うけど、検体採取時100からカウントするジョークとかディテールからもちょっとリアルさを感じるし、エ
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バビロン(2021年製作の映画)

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なぜそんな嫌う人がいるのかよくわかんなくてそこに一番焦った。チャゼルそんなに好きじゃないし、黒塗りさせる描写のような生々しいクソさも好きじゃないけど。

映画を通した興衰と、乱癡気と、結局「作り物」で
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RRR(2022年製作の映画)

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リズム感が心地よくて引き込まれる。歌も踊りも良かった。私は前半のパーティーのダンス対決が好き。
炎と水の使い方とか、キレキレの動きと所々に散りばめられた決め場面最高。
3時間であることに不安はあったけ
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ラ・ヨローナ ~彷徨う女~(2018年製作の映画)

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私もヨローナ違いで観た。
でも凄惨な歴史と紐付ける怪談って言うのが興味深かった。湿度もあって、好きなホラー。