どこかのだれかさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

REX 恐竜物語(1993年製作の映画)

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子供の頃初めて映画館で観た実写映画だった。子供ながらに終わり方が都合が良くてアレ?って思った記憶。

小学生に母性を見出すのはちょっときついけど、母性に飢える恐竜というモチーフに、人生の寂しさを感じて
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

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まさしく革命の瞬間を捉えたドキュメンタリー。

人間の暴力性についてとても考えてしまった。デモを行った人への暴力もそうだし、政府側の人間への攻撃性も見て取れて、日頃の鬱憤や晴れない気持ちを爆発させる契
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

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母親との確執を冷静に捉えた中年アダムと、亡くした父親を憎むことで克服することを見抜いた少年アダム。もうここだけですごい好きだけど、失った父親を神格化せずにオタクとして描いてたのも良かった。
これは過去
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イン・ザ・カット(2003年製作の映画)

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何から何までよくわからなかった。とにかく不安で落ち着かなくて観てて楽しくはなかった。男って信じられないよね!みたいなこと?

スパイの妻(2020年製作の映画)

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蒼井優の喋り方ですぐに戦後の昭和映画を思い出した。でも戦後の戦争知ってる人間が作る感じが出てなくて、空襲のシーンすら人の命がかかってる恐ろしさがなく、その違和感は面白かった。あと悪夢のシーンとか好き。>>続きを読む

博士と狂人(2018年製作の映画)

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白人男性の見分けについてはずいぶん達者になったつもりだったけど、白髪おじいさん多すぎてわけわかんなくなっちゃった。

実話っぽいけど「いや都合よくない??」と思う部分もあり(特に女性たちのムーブ)、こ
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リーサル・ウェポン4(1998年製作の映画)

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ちゃんと笑えて派手なアクションで、立派な娯楽作品だった。
ジョー・ペシ演じるレオに対してあんまりな冷たい態度だなって思ってたので、最後良かった。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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素直にすごいのと、センスがめちゃめちゃ良い。
造形物のデザインも良いけど、息苦しくならない程度にみんな可愛いし、容赦無いグロさも好きだし、背中から生える食べ物みたいなギョッとする世界観も好きだった。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

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猫が賢すぎるという話だった。猫は至宝。
原作者のカメオ出演がわかりやすくて助かった(?)

主人公が受けたメタドン治療調べたら、製薬会社が薬中から合法的にお金を巻き上げるような仕組みで草。薬物治療に税
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

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妙に中二っぽいと思ったらゲーム原作なんだ。中二っぽさが癖になる。「こういうんでいいんだよ!」って言いながら食べるしょうが焼きの美味しさみたいな。

人間の條件 完結篇(1961年製作の映画)

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戦争を経験した当時の大人たちのための映画だと思ってたけど、これは戦争で夫を亡くした女性のための、夫が戦地あるいはシベリアでどのように死んだのかの答え合わせの映画なのかもしれないと思った。
当時の観客の
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人間の條件 第3部望郷篇/第4部戦雲篇(1959年製作の映画)

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戦争に行った男性が経験した「軍隊あるある」なのかなと思いながら観た。

梶は大人たちが考えたできうる最大の最善策を取っている気がするけど、なに一つ好転しない。これはもう戦争が始まってしまったらなにもか
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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みんなの気持ちとみんなの優しさがちゃんと描かれてて本当によかった。
歌を観せる映画だけど、歌が聞こえないシーンが印象深い。
最初は照れながらデュエット曲として歌っていた歌が、家族への愛の歌になるところ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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極限まで高められたパフォーマンス。途中で踊り出したり声出したくなった。パフォーマーや技術のレベルの高さは素人でもわかった。
途中「良い」とも知覚してないのに涙が勝手に出たりして、そんなこと初めてだった
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

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取り扱ってる題材とはうらはらに、起承転結がしっかりしててエピローグの締めまできれいだった。
やっぱりアンジェリーナ・ジョリーのただものではない感が最高。

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

5.0

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司法システムが機能してないことを、私的に償おうとする判事と、私怨で晴らす死刑になった男の妻。
どっちも間違ってるし、どっちも本当のことを言わずに嘘でごまかしすぎる。
何も好転してない終わり方は本当に苦
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

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ゴア描写の楽しみ方はちょっとよくわかってないんだけど、だんだんホラー文法みたいなのはわかってきた。

全然整合性のつかない部分多いなとは思ったけど、つっこむのは無粋というか、ただただ「あーっ!」って言
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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たぶん真似されつくされてるからオリジナルに近いこの作品を観ても目新しいことはなかったということなのかと思った。

レザーフェイス一家、「私は異常者です」と自己主張する系のインテリアに凝るタイプの殺人鬼
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

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人間の悲鳴をコピーする化け物とか、有り得ない造形の植物とか、自分の発想にないデザインを見るだけで満足した。
ラストは、私は本物のレナなんだろうけど、ほとんど作り替えられて本人と言い切っていいのかわから
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人間の條件 第1部純愛篇/第2部激怒篇(1959年製作の映画)

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戦争を体験している人間が作ってるっていう湿度を感じる。

あのクソ偉そうな日本軍の軍人は、戦後どこに消えたんだろう。
個人が悪いわけではなくて、ああいう論理の無いクズのシステムを構築した社会が悪いんだ
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

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以前からお二人の本を読んで暮らし方に憧れていたけど、映画を観て再会できたような感覚になった。

時間の使い方の豊かさを知っているお二人。
「ありがとう」「美味しい」という言葉、所作や気遣い、イラストを
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ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

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アンを被害者とは思わないけど、子どもを家畜のように交尾させようと扱うやつらが本当に気持ち悪い。

バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

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小学生男子が観る映画に真面目に文句つけてもな……と思うような映画。
こんなにお金をかけてるオモチャの世界のような不思議なセンスの美術はあんまり見たことない。

セルラー(2004年製作の映画)

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大作というわけじゃないけど、さっくり観れて楽しかった。
わりと上手くいかないことだらけでやきもきするけど、最後ハッピーエンドで後味すっきり。

麦秋(1951年製作の映画)

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典子は上司が好きだったんだろうけど、その典子の恋心には一切触れずに話が進む。
女性たちは本当に楽しそうに会話をするけど、戦争の匂いがまだ少し漂う時代。
息子を諦めるなんて、どんな心持ちになるんだろう。
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彼岸花(1958年製作の映画)

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冒頭、お嫁さんを見送る家族の中で父親が別フレームにいるように映っていたのはわざとやっているんだろうな。

本筋とはあんまり関係ないんだけど、お母さんが「戦争は嫌だったけど、戦争中は家族でみんなで一緒に
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リボルバー(2005年製作の映画)

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え!?さすがの私もお手上げだった……
それっぽい答えくらいは用意してくれないと、謎かけだけだと自分で答え出そうとしても整合性つかなくて途方に暮れてしまう……

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

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ディカプリオの役がちょっと良い奴過ぎて、そんなやつはここまで出世しないと思ってしまった。
ラッセル・クロウの上司が、アメリカの自虐を体現してる。家族サービスしながら、部下を危険な地域で働かせる。家族サ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

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面白かった。
夢で見るような矛盾と妄想が入り乱れる映像大好きだから、冒頭のちょっとしたホラー感も含め、すごい好き。

家庭環境に問題があった用務員のジャックが、自死するにあたって内省の世界で妄想の彼女
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

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ナレーション無かったけど……?
時を水に例えているのは詩的な表現で好き。文字通り思い出に浸る話。

エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

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アクションと派手なシーンとホラー的グロ表現は気合い入ってた。

こういうエクソシスト的な話って、気合いの入った悪魔に対して神様なんにもしないなと思っちゃう。
キリスト教徒じゃないのであんまりピンときて
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わるいやつら(1980年製作の映画)

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「こわあ!」と言いながら楽しく観れる映画だった。松坂慶子の役の悪事を描かずめちゃくちゃ悪い女感出すのがおしゃれ。
医者がよりにもよって一番間違えてはいけない死亡診断を間違えてたけど、婦長怖さが引き立っ
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

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おじいちゃん無双映画と思ったらそうではなかったけど面白かった。

おじいちゃんのナンパに「年金ちらつかせろ」のアドバイスが笑っちゃった。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

5.0

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神父が悪い訳ではなく、教会のシステムが悪いということにハッとした。
いや、性的虐待をした神父も悪いんだけど、一定の確率で性的嗜好に難ありの人間が紛れ込むことを前提にルールを作らないといけないし、もし個
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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人間臭さがふんだんに詰まってる。
連れなかったスティーブ・クーガンが手のひら返ししてくるところとか、わかっててもおかしみがあっていい。落語的というか。

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

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マンダロリアンのベビヨダの可愛さの系譜はこれだ!って今更気付いた。あとモルカーもちょっと思い出す。

グロやメタネタもありつつ子どもも観れる内容にはなってるんだけど、右翼おじさんを可愛く見せたり、利己
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