よこやすさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

よこやす

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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

これまたタランティーノ監督らしさが随所に見えます(エグい描写はやや少ない?) 。
いつものごとく章が分けられており、監督からのツッコミも入るのでテンポ良く進みます。
史実に沿った話かと思いきや、戦争末
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

超有名ですが、怖くて観れていなかったので耐性がついたと信じて鑑賞。
レクター博士の紳士的な態度と内に秘めた狂気が見え隠れする演技が凄すぎる…。
プロファイリングというものはあそこまで丸わかりになってし
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.0

故人と話ができるというストーリーは今ではよくあるけれど、無線を使って30年前の父親と…というだけですでに胸にくる。
小さい頃に亡くなった父親と話をして終わりではなく、サスペンス要素もあって見応えあり。
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

冒頭はコメディ寄りの作品かと思いましたが、第二次世界大戦中ということで段々と戦火が近づいてくるのがわかり、苦しくなります。
ユーモラスに見せているシーンも実際は生死の境目のシーンであったり。
あどけな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見知った京王線が出てきたり、漫画や小説や音楽も現実世界とリンクしていたりと、どことなく身近な話のように感じることができました。
あまりにも価値観が同じ過ぎると近すぎて逆に些細なすれ違いでも距離を感じて
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

アルコールを摂取した方が舌が回るとは考えたことはあるけれど、悪影響の方が多い気が…。
ハチャメチャコメディというわけではなく、老いていく中での生き方をふと考えるきっかけになりました。
しかし、高校生が
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

クローズドサークルを舞台に単なるスリラー作品ではなく、サスペンスものとしても観ることができる。
所々ご都合主義的な展開はあるけどもそこはご愛嬌。

アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し系の中でも割と好きな部類。
2回どんでん返しがあるところが特徴で、一つ目はよくある解離性同一性障害がメインになっておりますが、最後の死んだと思っていた人格が生きていたというオチはインパクト
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

アニメを全話観たので映画にも手を出しました。
夏油と五条の過去も0巻のストーリーに差し込んでくれており、よりストーリーに深みを持たせていたように感じます。
乙骨を緒方恵美さんが演じているからか、想像以
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

キャッチコピーにもなっている「復讐」ですが、他の単なる復讐劇とは二回りほど趣向が違っていて新鮮でした。
出てくる登場人物がみんないい人そうなのに結局下心丸出しなのが悲しい…。
起承転結がはっきりしてお
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

役所広司は昔は優しい役が多かった気がします(自分の観るジャンルが変わったのかも)が、方言バリバリの任侠も凄みがあって良いですね。
三上の感情に、観ている自分も揺さぶられました。支えてくれる人間がいるに
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.8

小説と現実を行ったり来たりするので考えながら鑑賞。
藤原竜也は強者感を出すのも小物感を出すのもうまいなぁ…。
どんでん返しと言うほどではないですが、物語が繋がる瞬間はなかなかよかったです。

マトリックス(1999年製作の映画)

3.9

なんだかんだこれまで観ていなかった本作。
有名なシーンが出てきて、このオマージュなのかと気付く場面もちらほら。
自分のいる世界がVRでないとは誰も否めないのが怖いところ。

完璧な他人(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画は人間の闇を描くのがうまい気がします…。

よくあんなにやましいことがあるのに、スマホを公開するゲームができるなと思ったらまさかの夢(?)オチ。
最後に指輪が回り続けていたのはクリストファーノ
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空白(2021年製作の映画)

4.0

古田新太演じる父親も、松坂桃李演じる店長もどこか違和感を覚えさせる。
マスコミは双方の敵ということをシーンの間に挟むことで、どちらが優位に立っているのかも分からなくなってきます(そもそも優位劣位という
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

史実とどこまで正しいのかはさておき、IF世界物としてみると面白いです。
「依代」という言葉が全てを物語っていますが、現代でも語り継がれる戦艦大和への想いは並々ならぬ物だったのかなと改めて感じます。

情婦(1957年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しがすごいということでずっと観たかった本作。
原作がアガサクリスティということで期待度は高かったのですが、オチだけでなく劇中の掛け合いなども含めて楽しめました。
法廷劇なので緩急ないかと思い
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.2

ハリーポッターシリーズに出演している役者が勢揃いして、制作秘話や思い出を語ってくれる何とも贅沢な作品。
オーディションからラストシーンまで語ってくれるので一緒に追体験でき、自分もハリポタと一緒に成長し
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

お互いを出し抜くことだけを考えている人たちばかりで抜きつ抜かれつ。
大泉洋が楽しそうなのを観るだけでも楽しい。
突飛なアイデアを出せるくらいの方が人生楽しそうですね。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

マーベルシリーズ24作目。
過去のヴィランがポスターに載っていたのでまさかと思っていたらこれまでのスパイダーマンが勢揃いという、仮面ライダー的展開。
劇場でもみんな盛り上がっていました。
サムライミ版
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.9

良くある設定の原点となる有名作をやっと鑑賞。
コメディ、サスペンス、ロマンス、ちょっとホラーなどなど、要素が詰め込まれており、ストーリーも楽しめました。
要所要所で日本が出てきたのはバブルの名残…?

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

マーベルシーリズ22作目。
相変わらずのど迫力の戦闘シーンでマーベルを思い出しました。
CGが進化している現代だからこその敵で圧巻ですね。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

前半は海外の記者とタクシードライバーの珍道中かと思うほどコメディチックでしたが、光州に入ってからは一転…。
出てくる登場人物が優しくて相手想いなだけにさらに苦しくなります。
学校の歴史では一行しか出て
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.9

立ち居振る舞いや言動がそれっぽくあり、求めているものであれば、人は盲目的に信じてしまうのかしら。
これが実話だというのだから驚き。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

感動作かと思いきや、ミステリー・ホラーの雰囲気を漂わせる本作品。
終始アンソニーの視点で話が進むため、我々まで何が起きているのかわからなくなります。
名演のお陰で認知症の恐ろしさが伝わってきました。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.9

タランティーノ監督らしさというものがなんとなくわかってきたところで鑑賞。
時系列がバラバラになっているせいで戸惑うかと思いきや、登場人物も多くないのでややこしくはない。
サミュエルLジャクソンは演説シ
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バッドママ(2016年製作の映画)

3.8

アメリカでは毎回こんなパーティーを催しているのかいつも不思議になります。
ハングオーバー!といい、はちゃめちゃをみんな求めているのかしら。

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

劇団ひとり脚本の言うことで安心して観ることができました。
役者の皆さんハマり役で、実際はここまで綺麗事ばかりではないでしょうが心に響く映画でした。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

過去にもディザスター系のパニック映画はあったけれど、現代版にしたらこうなるのかもという風刺の効いた映画。
終始ブラックコメディでドキドキしながら観ていました。
レオ様はどんな役でもセクシーなんですね笑

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

前作同様、最後のネタバラシのために観ていると言っても過言ではないかもしれない。
やや無理があるかな、と思うところはコメディということで…!

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.9

ドウェインジョンソンは相変わらずムキムキ。
誰も死なず、ユーモアも溢れていて楽しく観れました。
ラストも個人的に大好きです。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.9

ドラマを全く観ていなかったけど、登場人物を紹介しつつ話が進むので楽しめました。
三浦春馬の演技の振れ幅がすごいです。

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.9

終始不気味なテイストですが、ホラーではありません。
こういったクローズド系はパニックになったり道理が通らない人間がいるものですが、サクサクと物語が進むので気持ちよくみれました。
個人的には好きです。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

王道のサスペンスミステリー。
後半の謎解きフェーズは徐々に真実が明らかになるのが心地よいです。
翻訳という題材に合わせたシーンもあり、バランスも良かったです。

シャザム!(2019年製作の映画)

3.9

やや斜に構えた主人公ビリーがシャザムになった途端にティーンらしい行動をするのはなんだか微笑ましさを感じます。
コメディシーンやヴィランなど含めて、全編通じてアメコミらしい映画でした。

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.1

勧められて鑑賞。
何の気なしに観始めたけれど、映像が綺麗で次第に引き込まれていきました。
自然との共存をテーマにしているのはジブリのもののけ姫を彷彿とさせますが、また違う良さがあります。
声優さんの良
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