yolichikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

フェート/双生児(2007年製作の映画)

3.1

音楽 3.0
音響 3.0
映像 3.5
脚本 3.5
演出 3.0
配役 3.0

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.8

音楽 3.8
音響 3.5
映像 4.0
脚本 4.0
演出 3.8
配役 4.2

EO イーオー(2022年製作の映画)

5.0

自分の耳の可聴域がEOの耳と同期し拡張される感覚を味わせてくれる音響。Paweł Mykietyn によるEOの感情を感じ取れる素晴らしい音楽。リアリティと計算された構図のバランス。

今後自分の中で
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X エックス(2022年製作の映画)

3.7

音楽 4.0
音響 3.8
映像 3.8
脚本 3.0
演出 3.8
配役 3.8

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

前情報一切なしでワクワクしながら鑑賞。ちょっと期待しすぎてしまった。久石譲の音楽は素晴らしいが米津玄師で激萎えした。米津玄師が嫌いなわけではないがこの作品と全く合わないと思う。
やはり作画も美術も圧倒
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

4.8

ギャスパーノエ初めて観たが、あまりにも挑発的な音響と映像で驚いた。
視覚的に激しすぎて字幕の残像が見えて笑った。終盤の十字架が浮かぶシーンやエンドロールもカッコ良すぎる…。
実験的且つカオス。

何故
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いのちの食べかた(2005年製作の映画)

3.8

機械の音、動物の鳴き声と静寂のバランスが良かった。
お肉の工場はどうしても目を逸らしたくなってしまったが、僕たちは毎日いのちを食べているんだなってことを改めて実感させてくれる。
ひよこがぶっ飛ばされる
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ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

3.7

声楽で構成された音楽がシンプル且つ力強い。会話の時の統一されたカメラワークも面白かった。
各章を入れ替えてるのは面白い構成だと思ったが章のタイトルでネタバレしていてストーリーの面白さが半減してるように
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人類遺産(2016年製作の映画)

4.5

音楽の無い映画だが、朽ちた人工物と自然が奏でる環境音は極めて音楽的だと思った。

音楽 4.5
音響 5.0
映像 4.5
編集 4.0

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.8

音楽 4.0
音響 4.0
映像 4.0
脚本 3.5
演出 3.5
配役 4.0

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

もう一回観たら号泣してしまいそう。
亡くなって初めてその人のことをいかに知らないか思い知らされる。

音楽 4.8
音響 5.0
映像 4.7
脚本 4.0
演出 4.5
配役 4.5

怪物(2023年製作の映画)

4.5

坂本さんの音楽はやはり美しい。彼の新しい映画音楽は聴けないのかと思うと寂しい。
映画車窓を叩く雨で光が溢れるシーンが綺麗。
自分達はいつでも怪物になり得るってことを考えさせてくれる、是枝さんの最高傑作
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カウントダウン(2012年製作の映画)

2.2

ゴキブリが怖すぎる…

音楽 2.5
音響 3.0
映像 2.3
脚本 2.0
演出 2.5
配役 1.5

ロブスター(2015年製作の映画)

4.3

終始シニカルな画面が続く中、ベンジャミンブリテンの弦楽四重奏曲が染みた…
突拍子もない設定なのに謎にリアルさを感じるのは人間の本質を描いているからなのかな。
下手な恋愛映画より断然面白いと思った。
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

ヒドゥル・グドナドッティルによる音楽、音響が共に素晴らしい。聴こえるか聴こえないかのギリギリの境界線でずっと音が鳴っている。こんな小さな音でここまで威圧感のある音の壁を作り出せるのかと驚いた…。生活音>>続きを読む

苦い銭(2016年製作の映画)

3.9

中国ドキュメンタリー作家、王兵(ワンビン)の映画。
彼の映画を観るのは収容病棟に続いて二本目。
ドキュメンタリー映画であるから当然音楽はないが彼の映像に収められた作為的ではない"間"が音楽的であると感
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私の血に流れる血(2015年製作の映画)

3.9

主題歌の聖歌、どこかで聴いたことあるなぁと思ったらメタリカのNothing else mattersじゃないか。めちゃくちゃ面白い。

脚本は中世と現代が入り混じるブッ飛んだ内容で理解できないが謎に惹
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.4

音楽 5.0
音響 4.5
映像 4.5
脚本 4.3
演出 4.0
配役 4.2

預言者(2009年製作の映画)

3.5

殺した男の首の傷からタバコの煙が漏れ出るシーンが良かった。

音楽 3.0
音響 3.5
映像 3.5
脚本 3.8
演出 3.5
配役 3.8

ゼロ・モティベーション(2014年製作の映画)

3.4

この世の全ての兵士が彼女たちのようにゼロ・モティベーションになって戦争がなくなればいいのに。

音楽 3.0
音響 3.0
映像 3.5
脚本 3.8
演出 3.8
配役 3.8

肉体の門(1964年製作の映画)

2.6

宍戸錠のほっぺたが気になって全然話の内容が入ってこなかった。
調べてみたら自ら進んで豊頬手術をしたらしい。何故…!?当時はあのほっぺたがイケてたのだろうか。
戦後の日本をどこまで再現できているのか分か
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アラヴィンダとヴィーラ(2018年製作の映画)

3.2

音楽も音響も悪くもないが良くもないといった感じ。

良いセリフがあったがちょっとダラけてしまった…。

音楽 3.5
音響 3.5
映像 3.0
脚本 2.8
演出 3.0
配役 3.5

灼熱/灼熱の太陽(2015年製作の映画)

4.2

一人三役の為、若干混乱したが面白かった。

第二章の脚本の憎しみから親しみへの変化に無理矢理感と荒さを感じだが面白い構成だと思った。
音による会話や、レイヴの喧騒と水中の静けさの対比など素晴らしいシー
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オスロ、8月31日(2011年製作の映画)

4.1

アンデルシュ・ダニエルセン・リーの演技が凄い。
ピアノを弾くシーンが素晴らしすぎた。
同じ原作である鬼火も観たい。

音楽 4.0
音響 4.5
映像 4.2
脚本 3.8
演出 4.0
配役 4.4

テルマ(2017年製作の映画)

3.9

Ola Fløttumによる音楽が雪の景色に溶け込むようで美しかった。
ストロボな映像は映画館で観たらやばかったかもしれない。

音楽 3.9
音響 3.8
映像 4.0
脚本 3.8
演出 4.0
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発狂する現代史 Part3(2014年製作の映画)

1.6

ヨン・サンホプロデュースということで面白い展開があるのかなと最後まで観てみたが観る必要なかったという感想しかない。

音楽 2.0
音響 2.0
映像 2.5
脚本 0.1
演出 0.5
配役 2.5

発狂する現代史 Part2(2014年製作の映画)

1.8

音楽 1.0
音響 2.0
映像 2.0
脚本 2.0
演出 1.5
配役 2.5

鳥類学者(2016年製作の映画)

4.1

Séverine Ballonによる音楽と大自然のアンビエンスのバランスが素晴らしい。

教会博士であるパドヴァのアントニオのことを知っていればより楽しめるお話なのかもしれない。

音楽 4.9
音響
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タバコは咳の原因になる(2022年製作の映画)

4.3

カンタン・デュピューの映画はまだマンディブルしか見ていないが全部ツボなのかもしれない。終始ブラックユーモア満載なバカバカしい話だが先が予測できなくて面白い。

グロテスクだが何故かパステルカラーな明る
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ミス・バイオレンス(2013年製作の映画)

3.5

"ギリシャの奇妙な波"を感じることはできた。
TVの音を効果的に使っていて猿の鳴き声は印象的。無音のエンドロール、書体も素晴らしい。
あえてカメラ目線を多用しているのも面白かった。
ただ、展開が読めて
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.7

環境問題や政治についてしっかりと声を上げて行動しているアーティストは日本にはどのくらいいるだろうか。教授のような意志を持った表現者が日本でももっと増えて欲しいしモノ作りしている人全員にこの映画を見て欲>>続きを読む

海洋天堂(2010年製作の映画)

3.1

妻は自死したのではないかと述べるシーンで脚本に違和感を感じてしまった…
もし自死したのであればあんな風に語れるのか疑問。

久石譲の音楽はやはり素晴らしいが、エンドロールの歌モノと音響があざとくて残念
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