yomogiさんの映画レビュー・感想・評価

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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

全て丸く収まるな😂と思ってたら最後の最後で相殺された気がする
吉原の人たちはあんな笑顔で送り出さんやろ
格之進の普段の微笑みと覚悟決めた時の演技が凄すぎた

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.6

ラブロマンスが期待できそうな若い女の子ばかり出てくるの嫌だった。主人公は高尚そうに描かれてるけど、実はそうじゃ無いし本人も気づいてるのでは。
足るを知れみたいなきれいなパッケージに見せて、実際批判的に
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正欲(2023年製作の映画)

3.7

正欲を体現する吾郎ちゃんは調停中で、新垣結衣たちは逸脱しながらも手を取り支え合えた、というメッセージなのかな。感想をいうのも躊躇うほど自分が今まで発してきた「多様性」が恥ずかしくおもえた。自分はなんて>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

こんなに大切なのに別離を劇的に嘆くでもなく淡々と受け止め、でもお互いは出会って確実に変化し成長した、そんな存在。特別な恋愛でも特別な友情でもない関係の特別な映画。でもそんな存在って実は自分の人生にもい>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

5.0

ソルトバーン最高最低最悪最高
コールミーバイユアネームかと思ってみたら哀れなるものたち系でした

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

愛だ、愛。

の波動を感じました。

最後のシーンはエンドロールの後で良かったなぁ。今Xで言われてる青少年への影響云々ではなく。あんなに楽しかったのに、かげかえなかったのに、跡形もなく消え去った記憶、
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

女王陛下の寵愛を獲得すべく、下品な権力闘争が繰り広げられる。
大奥ぽいかつ女性同士の同性愛などが絡んできて面白かった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

すごくすごくすんごく素晴らしかった
鑑賞後、なんとなくビョークの"human behaviour"を聴く

『私が生きる肌』『アルジャーノンに花束を』で得た恐ろしい衝撃がさらに濃縮還元されたみたいな体
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.5

本筋は非常にシンプルでエンタメとして楽しめた。モンスターを奇怪に描きながらも、母親が一番の元凶ということがわかるラスト、素晴らしき。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

社会派メッセージを存分に含みここまでエンタメにできるとは!

バービーが人間界にやってきて異文化に触れ価値観が変容していく様は、逆不思議の国のアリス。そして最終的には人魚姫のように、「人間になる」構造
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

5.0

トットちゃんの心を通してみるきらめきに満ちた世界114分、自分の魂が幸せすぎた
愛おしい命に胸が詰まって仕方なかった
ここにきて超弩級2023ベストムービー

(2023年製作の映画)

3.8

北野武初めて観た。園子温もしくはタランティーノ観てるようだった、、笑

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

スカーレット・ヨハンソンのキャラの魅力的なこと。ただただ素直なジョジョが悪にも善にも傾いてしまう脆さ。周りにいる人をちゃんと観察して吸収して、自分の信念を選んでいけるようになる過程。軸は、一番大切な人>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

うーん心理描写がないから物語に起伏を感じられなかった。ただ辛いというほどでもなく、つまらなくもないが面白くもない...美しいアートワークにただ値打ちを感じる作品。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.3

退勤後の3.5hはきつい。面白かったけど。アホが一番罪やんと。寓話的と感じた。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.3

ポスターだけ見て勝手にマリッジストーリー的なの思い浮かべてて、フローレンス・ピューってこんなビターな恋愛映画もでるんだーと思ってたらお馴染みの精神錯乱コース、でした...

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

腐敗した出版業界の権利争い、陰謀が渦巻く逆転劇、旧体制をあっと翻す実現を次々していく様が痛快
ただ最終的にどんでん返しのどんでん返しが目的になっていくようで、途中で置いてきぼりにはなった

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

んーーー、セリフひとつひとつを抽出すると恋愛に疲れた現代人に刺さりそうではあるが、展開に沿ってないので浮いてる気がした。所謂「窓辺系」なのかな。セリフ自体は観客が一旦自分の恋愛に立ち返って客観視できる>>続きを読む

楢山節考(1983年製作の映画)

-

生きとし生けるもののあらゆる描写が色濃くて圧倒された...
最後の山を転げ落ちるシーンなんかはおもわず「うおおお」って声出た
愛しのアイリーンはこれを参考にしたのかな?

タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

ローズの芯の強さは恋愛だけでなく人生としても学ぶべきだ、、

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.8

ほんわかサイコデリックという要素が詰め込まれたすごい作品
まるちゃん、ひねくれてるイメージしかなかったけど本当にピュアだね。よかった。

RRR(2022年製作の映画)

5.0

好みの壁を突き破って私の至上NO.1に君臨したすごい作品。最高の映画体験だったなぁ、観てない人はまじで損するから早く観てほしい

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

鑑賞後マンガ読破したけど映画のがよかった!
ひたむきに生きる熱さというものを浴びて仕事へのモチベーションがあがった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.2

タミフル服用後の2時間って感じで頭痛が悪化した、、
演出は面白いけど冗長だったなぁ
マルチバースで観客に「人生の選択の分岐点の瞬間、違う選択肢を選んでいた自分のif」を感じさせるのは見事
「無数の選択
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.1

穏やかなトーンで進むんだけど時折「エゴイスト」というタイトルを観客に問いかけるような描写が多くてハラハラした。自己の損失を修復しようとする試み=自己犠牲の愛=自分本位な行為、エゴイストという見せ方が多>>続きを読む

ブロンド(2022年製作の映画)

1.0

想像以上に酷かった。全ての性病者に愛がなくて、問題提起も昇華もなく、ただただ平坦でグロテスクだった。観客はこれをどう見ればいい?実在の人物をモデルにしてるといえるのが信じられなかった。

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