大型施設なのに
なんかこじんまり
予算の関係か
焦点を絞るためか
職員はもっといるはずだし
内情はもっと複雑なのでは
と思う。
きれいごとを描くのが
偽善であるなら
きれいごとじゃない
げんじつを>>続きを読む
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歴史に名を残すこと
アイヒマンの凡庸さは
歴史に名を残した
数多くの映画の題材に
なるよう
登場人物たちは
仕事として
イスラエルが
非合法に拘束したアイヒマンを
警護し
例外的な死刑を実施し
ユ>>続きを読む
生き残るという残酷さ
ユダヤの歴史を振り返れば
生き残りってきた歴史であり
生き残れなかった歴史でもある
日本人だって
原爆で空襲でシベリアで
あるいは地震などの災害で
幸運によって
生き残ってき>>続きを読む
オシラサマ
遠野物語のオシラサマの伝承を思い出しました。
獣婚はタブーではありますが、今作はロバの片思いではある。
家畜は、人に依存し様々に利用される。
人がいなければ幸福も不幸もないという悲し>>続きを読む
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ゲームは反復である
反復による上達が
ゲーム、今作の肝なんだと
途中のシーンで思ったが
でも結局クリアーできず
なのだけど
アイテムにたよりすぎて
結局
無敵モードで
ラスボス
倒すとは
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ケイト・ブランシェットの存在感がすごい
が「私」が消えていく
音楽の精霊が自らに宿り「私」が消えていく。指揮者の「私」は、作曲者と演奏者の媒介でしかなくなる。
マーラーの「音楽」には、マーラーの>>続きを読む
コピーコントロールCDなんていう
無駄な技術があった時代
それが日本の既得権益者にとって
CDとか本とかDVDとか
著作物という物質がデータになって
いくことを恐れていた時代
私も法律をきちんと守>>続きを読む
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結婚さえできれば
なんの問題もない
夫婦が経済的に
協力するのも
亡くなったパートナーの
母の世話を焼くのも
である
ただの美談である
でも
結婚ができず
お金が絡んでくると
スリリングとなる>>続きを読む
心の奥の罪悪感
この映画で悪人は一人だけ
だったように思う
その悪人を守っていた人々も
心の奥では罪悪感が
あったのでは、と思わせる
記者たちはその罪悪感を
責めるのではなく
寄り添いながら証>>続きを読む
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子供の頃から
みゆきさんのファンなわけで
でも最近聴いてなかったな
最近のシングルリリースの曲よりも
悪女とか
アザミ嬢のララバイとか
の方が好きなのだけど
映画を見ると
みゆきさんは
すごい肺>>続きを読む
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医師にならなくてよかった人びと
与那国島には
行ったことがあり
懐かしく
もう一度行きたくなった。
映画とは違って
十数年で
与那国島には自衛隊基地もでき
色々変わったのかもしれない。
映画を見>>続きを読む
私の幸せを勝手に決めるな
私の幸せは私のためにある
けど
私の幸せのために誰かを
縛りつけることはできない
マイノリティならばなおさら
ドラマの
「恋せぬふたり」みたいな
パートナーは
シンデレラ>>続きを読む
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不幸は飽きる
不幸のデパートのように
いろいろと積み重なっていくのだが
途中でちょっと飽きた
この手の作家性の強い
日本残酷物語の福祉描写に
あまりリアリティを感じない
私が
福祉業界を多少知っ>>続きを読む
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アダムはひどい
映画を見ながら気がついたこと
アダムは寂しいから
エヴァを神様に作ってもらう
アダムは両生具有でしたが
エヴァに
出産を担わせることにより
その苦痛から解放された
蛇にそそのか>>続きを読む
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合理的な私たち
娘と母・祖母の三角関係がテーマなのか
母性がテーマなのか
いまいち焦点がはっきりしない気がした。
語りの信用できなさを描きながらも
映画としてはわりとハッキリと
あったことを描きす>>続きを読む
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災害は忘れた頃にはやってくる
重いテーマを軽やかに描いているけど
やっぱり重い。
ただいまが言えなかった多くの人びとと
おかえりが言えなかった多くの人びとと
がいたのだと
改めて思いました。
鍵>>続きを読む
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注文の多い料理店
予告編を見て思ったのは
注文の多い料理店
みたいな話しかしら
ということだった
当たらずも遠からずといった感じ
最後はシェフに
おいしく料理されましたとさ
チーズバーガーが
よ>>続きを読む
両想いは二つの片思い
ダメ描写は
面白かったですし
ラストの展開も
好き
超越
登場人物達は
自分価値観に縛られている。
そこから解放されているはず
でも
ある価値観を捨てても
ある価値観により>>続きを読む
マンボウの平行世界は産卵のたびに8000万
マンボウは卵を8000万個産むというから
それぞれに生き残った世界と死んでしまった世界がある。と思うとこの世界の現実はなんだろうか。
それぞれに現実だけど>>続きを読む
みんな、あみ子
あみ子をみていると
ちょっとイライラしながらも
切なくなる。
程度の差で
調子にのったり、分からなかったりして
誰かを傷つけてしまったり
好きな人に
気持ち悪いと思われてないか>>続きを読む
人々の感情は金になる
ダイアナさんは
人々の注目を浴び
人々に様々な感情を
よびおこす。
映画は
人々の喜怒哀楽に
焦点をあてているように思う
人々が自分の感情を
確かめるように
タブロイド紙>>続きを読む
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面白かったです
引っかかるのは
4畳半って
多次元的世界で
イロイロな選択の末に
一つの世界を浮かび上がらせる
と思っていたのですが
今作は
運命論的世界だったような。
まあ、最後に
どちらも
自>>続きを読む
近すぎて、遠すぎる
とても近くにいたとしても
とても遠くにいる
二人はそんな関係のように思えるし
それはどんな関係でも
そうなのだろうけど
トモヨに男っけがないように
トモヨはマリコに束縛されて>>続きを読む
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よだかを醜い鳥にしたのは宮沢賢治
「よだかの星」は知っている
これまでの人生で
よだかを見た記憶はない
おそらく、よだかを見れば
あの醜い鳥ね
と思うのだろう。
宮沢賢治は醜さの中に
美しさを見いだ>>続きを読む
「好き」が好き
ネットの普及もあって
世の中に「嫌い」があふれている。
サラリーマンともなれば
酒の肴は
悪口と愚痴である。
もちろん世に中にとって
必要な嫌いもあるのだけど
でも
やっぱり人は>>続きを読む
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愛とエゴに違いはあるのか
主要な登場人物は
常に愛とエゴの間で揺れ動いている
元夫や元恋人に
手に入らないものに
愛があると感じてみても
見つめ合えば
エゴのぶつかり合いだったりもする
相手のエ>>続きを読む
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わかるけど・・
いい映画なんだろうなあとは思う。
でもなんか
とってつけたような
登場人物と物語のような
私の印象だけど
サバ缶って
150円のカップケーキを
躊躇する家庭では
それなりの高級品>>続きを読む
伊坂幸太郎さんの原作の日本映画は
苦手なのだった
いつも
伏線回収のちまちま感に
うんざりするのだった。
今作も前半の伏線回収するぞの
ちまちま感があったけど
後半の突き抜けていく感じに
私が
映>>続きを読む
オリンピアの神々が全てを解決してくれる
宗教映画なんだと思う。
オリンピックを崇める人々の
オリンピック協会。
オリンピックが分断された社会を
統一するという摂理を
崇め奉る人々には
オリンピック>>続きを読む
愛の反対は無関心
映画の客入りを見て
そう思いました。
2021年の日本人は
オリンピックに
アスリートに
興味なかったんじゃないかって、
むしろ反対していた人たちのほうが
オリンピックを愛して>>続きを読む
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力でしか得ることのできないもの
誰にだって
うまくできないことも
挫折はあるし
殴ってしまいたいこともある
でも、力の行使はしないし
したくはない
と、思っている
厳しい叱責や
馬鹿にするなどの>>続きを読む
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母の愛は毒にも薬にもなる
邦画の「マザー」みたいに
母の愛の毒っけ強い映画が最近多いですが
この映画は薬となる映画。
日本でいえば「三丁目の夕日」みたいな
人情噺なんでしょうが
最後に種明かしされ>>続きを読む
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二番目に安いグッチ
運送会社にとどまっていれば
それなりに幸せだったんだろう。
映画を見ながら
パトリツィアとマウリツィオが
切なくて切なくてなのでした。
二人は補いながら階段を登って
行くの>>続きを読む
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ファンタジーで何が悪い
最近、映画の予告編で
「自論だけど、愛ほど歪んだ呪いはない」と言われてしまうので、恋愛は呪いとしてみてしまう。
男が好きなこともBLが好きなことも呪いなのだ。その呪いを解く>>続きを読む
音楽に詳しくない
私には
ピンとこない点はありましたが。
善人なおもって往生をとぐ
いわんや悪人をや
という
他力本願の物語なのかなと
思った。
努力して自己や他者を救おうとしても
リスペクトを得>>続きを読む
AI化する人間、人間化するAI
誰の言葉かは忘れたけど
AIが人間に近づく前に
人間がAI化する
と言っていた。
私もスマホで
いいねを求めてAI化しさまよっている。
そして
AI化した人は孤独に>>続きを読む