2019年に90歳で没したアニエス・ヴァルダの最後の作品。フォト・グラフィティ・アーティストのJR(33歳)と、普段はフランスでもあまり目を向けられていないところに赴いて(たとえば元の炭鉱町、農地や海>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
時は1967年、最初の妻で初期の作品で主演を務めたアンナ・カリーナと別れたゴダールは、新しいミューズ、19歳のアンヌ・ヴィアゼムスキーに出会って恋に落ちる。ゴダールは37歳、『中国女』の主役に抜擢され>>続きを読む
パオロ・ソレンティーノ監督、トニ・セルヴィッロ主演のコンビでは、2008年の『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』と、2012年『グレート・ビューティー 追憶のローマ』という2作品があるが、この作品は>>続きを読む
イタリアの現代政治の闇を描いた「イル・ディーヴォ、魔王と呼ばれた男」。7期も首相を務め、終身議員で94歳で没したジュリオ・アンドレオッティを描いた作品(映画の公開当時は存命)。彼の秘密を知りすぎた人間>>続きを読む
菅田将暉がほとんどの時間「受け」の芝居に徹しているところがなかなか良かった。「そこのみにて光輝く」から注目しているけど、最近「攻め」の芝居が多すぎて食傷気味だったので。趣里は上手だと思う。身近にこうい>>続きを読む
ジム・キャリーの出演作の中でも「マン・オン・ザ・ムーン」と「エターナル・サンシャイン」は、あきらかに他のコメディ俳優として出演した作品の域を超えていて(前者は得体のしれない何か、後者は素のままの彼が出>>続きを読む
Netflixのドラマ版があまりにも素晴らしいので比べるのがかわいそうな気もするけれど、それほど違いがある。小さなズレが積み重なって大きな違いを生んでしまった感じ。ドラマ版の林遣都が「神」すぎたのかも>>続きを読む
ドラマ版の方を先に観てしまったので、こういう評価に。映画の方が1年以上早く公開されていて撮影はもっと前だと思うので、仕方がないことだけど、映画版は起承転結の起と承ぐらいで終わっている。でも、ドラマ版の>>続きを読む
ドラマ版のダイジェストというのは少し違うと思う。ドラマ版ではAからDまでの女性と伊藤くんの関係性がメイン、映画版はそれらの部分を再構成した映像を挟みつつ、メインはあくまでE、つまり莉桜と伊藤くん、そし>>続きを読む