全くなんの情報もないまま観て良かった。途中で、表からでは見えない真実に気づく瞬間が立て続けに起こって、流されるまま夢中になって観ていた。
坂本龍一のaquaあたりで、なんでか涙が止まらなくなった。坂本>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
繊細な息子の描写が非常に分かりやすい。父親がその息子に対して発する完璧なNGワードや行動が見るに耐えなくて、頭の中で終始ヒュー・ジャックマンを罵倒してた。
父親の最後の選択は理解できるし、あの一瞬の判>>続きを読む
こんな優秀で純粋な人に、大好きなプログラミングを自由にやらせてあげられない理不尽な世の中に、ただぼろ泣きでした。
脚本も演出もとても面白いと思ったが、西島秀俊では感情移入できないのはなんでなんだろう。奥さんの不貞に黙って何年も鬱々とするような、そんなことで悩むようなタイプじゃないというか、そういう演技が嘘っぽくて>>続きを読む
人々のかけがえのない時間、小さな幸せ、希望を根こそぎ奪っていく。私が友達と遊んだり、映画を観たり、おいしい食事をとっているすぐ横で、似たような顔をした人々が明日命があるかどうかもわからない恐怖と寒さと>>続きを読む
全体的に陰鬱な雰囲気で、好きなタイプの映画ではなかった。三人で旅行できると思ってしまうのは男の傲慢さでしかないが、彼女の傷を癒してしまえる主人公の深い優しさと彼女の包容力がシンクロするのを自然な流れで>>続きを読む
半世紀しか経っていないのに、現代の話し方とは随分違っていたんだなと思った。学生達は戦後に生まれ育った世代なのに、まだ戦争の香りのするような不思議な感じがある。でもその頃の尖った態度や話し方の固さが、7>>続きを読む
まだ解決していない生々しい問題を映画にすること自体に、監督のこの件に対する強い問題意識を感じる。ここ最近の話なのに、かなり昔に起こったかのような重厚な作りだと思う。どこにでもいそうな、弁護士にしては人>>続きを読む
怖い。なんで観たんだ😭
でも生死の狭間にたつような事態になったときに結束できる仲間がいることの羨ましさと、懐かしさを同時に感じた。
宮台真司さんのシネマ万華鏡の評価が星5つだと知って速攻観に行った。
娘を事故で亡くした父親の罵声とそれに萎縮する周りの人々。でも萎縮しながらも心は閉ざさずになんとか伝えようとする人間の誠意と、ようやく>>続きを読む
1979年なんてこの前なのに、このあともまだ軍事政権が続くのか…。知ってたけど、韓国の民主主義ってこれからなんだなと今さら実感。
映画の情景が日本の平成直前の風景と似ている分、バンバン暗殺されるミスマ>>続きを読む
こんな状況では女はなんにもできないじゃんって、分かってたつもりだったけど、全然分かってなかった。男の子に変装するのはファンタジーではなく、それしか生きる術がないんだと実感した。
おとぎ話の少年と兄と自>>続きを読む
設定が変わってて敬遠していたが、本当に観て良かった。時間が所々巻き戻されるシーンで、登場人物の心の枷を知って絶句したり、観客の気持ちをねじ曲がらせたまま話がどんどん進んでいき、もう限界っ😖と思ったとき>>続きを読む
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デヴィッド・ボウイがなんで坂本龍一なんかを制止させるために死ななきゃなんないのかなと思ったけど、、てかデヴィッド・ボウイが美しすぎるのとたけしのにやけ顔しか頭に残らない。でも泣けるのは坂本龍一のせいだ>>続きを読む
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主人公にとって温かく立派な人物だったマイヤー氏は、戦後、ある時点から過去を省み、改心していたかもしれない。でも人生をかけても復讐しなければいけないほど強烈な記憶を課されたコリーニの生涯に比べたらマイヤ>>続きを読む
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孤独感に苛まれそうな、とても辛い映画だった。正直、途中で映画館を出たかった。でも、主人公の孤独感は今の彼女にとっては必要なことで、それ以上に辛い過去と幸せな思い出との狭間で、なんとか生き抜くための手段>>続きを読む
HEROになったはずなのに、彼が疑いを持たれやすいステレオタイプだったために容疑者としてでっち上げられてしまう。
実話だというのが恐ろしい。いい弁護士さんがついて本当に良かった。
この映画を見つけて、観に行くことが出来て本当に良かったと感じた。
主人公も女の子もお母さんも最高。
泣きっぱなしでした。
当時の香港のものすごい熱量を感じた。実際、何かが変わるような期待感さえあった。絶望は感じなかった。
あの熱量が今、香港のいたるところで潜んでいるのかと思うと、まだ自由でいられる私達が、せめて代弁しない>>続きを読む
ゴーストというとデミ・ムーアのゴーストの印象が強く、予告もポスターも見ずに見たので、初っ端、現れたゴーストの描写が大胆且つシンプルで、えっまじでそれでずっといくの?みたいな衝撃を受けた。
そのゴースト>>続きを読む