江戸川のくわまんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

江戸川のくわまん

江戸川のくわまん

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ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

3.2

「同一の犯罪で二度有罪にはならない」・・・
なるほど!!と腑に落ちたのはココだけ。
映画として面白くないわけじゃないんですけど
作品として薄いんですよね、ストーリーもシーンもどこもかしこも
パンチがな
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放射能X(1954年製作の映画)

3.0

ウルトラマンのさらに前…50年代ハリウッドも頑張っていたんですね。
その中でもきっちりしたシナリオ構成のある映画として体をなしているのもは後世に残るのですね。だからこそ本作は、今見ても映画ファンなら最
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

前半は残された主人公と残り少ない警察署長と大衆の3軸で各々のキャラクターが実によく表されていました。
後半は一転大衆側が姿を消して残された者たちの葛藤と変化が刻々と展開されていきます。
人間ドラマとし
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ザ・ファーム 恐怖の食物連鎖(2018年製作の映画)

2.8

都会は夜に狂気が秩序を支配するものですが、田舎は真昼間から炸裂するのでこの手のホラーをたくさん見ると外国の田舎はおっかなくていけませんね。。。

2073 スペース・サバイバル(2016年製作の映画)

2.5

シチュエーションスリラーですね。
ある意味散々やりつくされた題材なのでどこに新味・オリジナルポイントを置いているかが個人的には見ものでしたが・・・残念ながら全くなく、別に2073でなくてもいいなぁ・・
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アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.5

予備知識ゼロ鑑賞シリーズ(笑)ではアタリの部類。
ストーリーテラーが良くできているけど、映像としての
仕立てがイマイチ弱くて、監督さんによってはもっと盛り上がったのではと
思わざるを得ないのですが、主
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

2.5

昔見たアタックオブキラートマトを思い出しました。
ただトマトはまがいなりにも生き物・・ではありましたが
ジーンズとは・・・(驚)
視覚的違和感が少なくなっているのは映像技術は進歩したなぁ・・と実感。
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

正直、冒頭からこのノリについていけるか不安でしたが
私は最後までこの電車に乗ることができず・・・
日本舞台ではなくもっとSFチックにしたらよかったと思うんですが、
外国の方が見ればドンピシャにそう観れ
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

今の人にはSFか時代劇に見えるのでしょうね、
あの一族が集まるシチュエーションは。。
足下に及ぶかも?の経験したものとしてはこれを現代に置き換え描いただけで涙もの!作品のクオリティも高いので「夏に見る
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ザ・ハウス/屋根裏の悪魔(1989年製作の映画)

3.0

昔TV放送で観ましたね。
いろんなサイコやストーカーは見てきましたが
まさか屋根裏に住んでしまうとは・・・これは強烈でした。
結構堂々と住んじゃっているのですが演じるのがゲイリー・ビジーなのでそう違和
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

本作の時代背景は60年代後半、というと50年近く前・・日本でも貧しい家庭が多く我が家もその一つでした。さすがにここまで無法?ではなかったのですがその設定も、ミステリアスな展開もラストもある種「脇役」で>>続きを読む

突破口!(1973年製作の映画)

4.0

傑作多数の70年代アクションの中で隠れた傑作と断言できる
犯罪ドラマ。きっちりしたシナリオときっちりした演出があれば
映画は色あせないことも証明してくれています。
タッチが古いと感じられる若い方もスト
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

いいじゃないですか!
実話とのことでフィクションにありがちな過剰なサクセス演出を控えたのが大成功。人物描写も過不足なく描き、時代背景もきっちり押さえてます。軽快なテンポで史実としてもとても見やすく作ら
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.5

実話はやはり時代とロケーションは押さえておかねばいけませんね。とても背景によるところが大きくてある程度把握していないとつまらない、理解できないに直結します。本作は混沌とした時代を理解してみると実話なが>>続きを読む

ザ・キャビン 監禁デスゲーム(2020年製作の映画)

2.0

邦題あるある・・ですね(笑)
結末ありきでそこに向けて繋いでいった印象が否めないほどの粗削りで、
その結末自体も「はぁ・・・」でして。。
まあ、この日3本目、3Aとして見れば怒りは湧いてきませんが。。

疑惑の果てに(2011年製作の映画)

2.8

作りは「火曜サスペンス劇場」、中身は「映画」って感じでしょうか。これが事実をもとにしたものであれば淡々とした描写やキャラの掘り下げの甘さなどディテールの弱さをカバーできるのですが・・・。全くの予備知識>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.8

食わず嫌いで・・・

ようやく鑑賞。なぜなら「悪者に一家が恐怖に包まれる」ってベビーシッターや隣人とかでもう嫌というほど見てる内容だし、加えて「子供」でしょ・・いくらスーパー子供でも行動に限界があるの
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

新境地??

多分私には受け取れない部分が多かったのではないか・・と思います。この監督さんのいつもと違う異常なくらいしっかり着実なストーリーテラーからメッセージはあるな、と感じて受け取れる間合いも十分
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私を殺さないで(2021年製作の映画)

2.8

ミステリアスな雰囲気からサスペンスにホラー、アクションと物語が進むにつれてどんどん加わっていき、テンポが速いのであまり考えさせずに引っ張ってくれる展開は良かったです。ただ映画として体系的なところが弱い>>続きを読む

群がり(2020年製作の映画)

2.5

昆虫パニックではなく、食用イナゴというとても身近でリアルな題材を人間パニックとして仕立てた作品。セッティングはいいのですがドラマとしてすべてが中途半端で消化不良。期待感のみで最後まで見れたのですが伝わ>>続きを読む

レギオン(2010年製作の映画)

2.5

まず映画としてキャラの語りシーンが唐突すぎて全く流れを無視してるから全然響かず・・というか興醒め感を増長。とにかく突っ走っるB級精神もなく本当に中途半端感満載で見ていて本当に辛い展開。内容的には天使を>>続きを読む

密航者(2021年製作の映画)

3.0

何とも着地が残念な映画でした。制作費がなくなって打ち切っちゃったみたいにすら感じるのは、この着地までのストーリーテラーが弱すぎると思いました。邦題詐欺かと思ったら直訳でしたね(笑)

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

キャストの魅力、爆発!

いい映画でしたねぇ~
本がしっかりしてるからでしょう。
わりと静かな流れは好感はもてますが、意図したと言うより個人的には演出力が弱かったと思いました。何かが足りない…
なのに
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

前情報の有無が大きく左右する映画では?

私は良く見ずにタイトルからサスペンスと勝手に思って観たおかげで、ホラー予兆に気付かず(タッチは間違いなくサスペンス調でしたよwww)一発目のショックシーンは「
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

4.0

もうTVの砂嵐はない時代・・・

当時はグレムリン、グーニーズなど飛ぶ鳥を落とす勢いだったスピルバーグが監督していたと思って観た人も多いはず。これもその一本ですね(笑)
しかし!これは面白かった・・と
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.5

SF!と思って観たのですが全然違って。テーマは「人間社会の性」でよくある「人間の性」ではないような気がします。宇宙船という舞台を借りて描いているのは枝葉の部分を端折り本質で描きたいものとの距離を縮める>>続きを読む

悲鳴を上げる頭蓋骨/叫ぶ頭蓋骨(1959年製作の映画)

3.0

すこし昔の映画の中で主人公とかが白黒の映画をなんとなく見ているシーン、良くありませんでしたか?あんなシーンの気分を味わいたい時にお勧めです(笑)。私はたまにこの手の作品を見て、映画を見ているという行為>>続きを読む

見えない相手(2007年製作の映画)

2.8

ビデオがまだ一般的でない時代…映画が見たくても放送されている映画をみるしかなかったその昔・・・映画観たさに全くの予備知識のない放送されている深夜映画を見たときに感じる何とも言えない「あの感じ」を思い出>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

正体は●●だったパターンは「映画あるある」と言ってしまえばそれまでですが、本作は良くできていましたね。「愛」が押しつけがましくなく、薄っぺらじゃなく、いい塩梅で展開するのでラストも納得、感動できます。>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

さすがと思う玄人映画!

オチとかはもうおまけになるくらい(笑)、ミステリーとしてきちんと構成されて一つ一つカメラが歩んでいく展開と映像が圧巻。そしてデカプリオが抜群にいい!久々にエンドロールを見なが
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マンホール(2013年製作の映画)

2.0

空振り三振!!

また出会ってしまいました・・・
アマゾン・ネトフリの罠に・・(笑)
この手の作品はできれば見逃し三振したいですね。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

人生で初めて上映後の予定を投げうち、続けてもう一回見た作品。
(今の映画館ではもうできませんねwww)
背景である戦争そのものが大狂気なので分かりにくい部分も多いが、本作は圧倒的な狂気をシンプルに描い
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アス(2019年製作の映画)

4.0

この監督さんの力量は凄いですね。ストーリーの牽引力が半端じゃない。
熱量もきちんと計算されてる(と思う・・)からここまでできるのでしょうね。
全盛期のスピルバーグをも彷彿させる映像作家のひとりで今後が
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A.I.ライジング(2018年製作の映画)

3.0

潔いと思います。

まず個人的にこのような題材は好きです。さらに詰め込みすぎで空中分解したり、どっちつかずになるなどたくさん見てきた中で、テーマを絞った潔さに好感が持てました。残念なのはスリリングさに
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テリファー(2016年製作の映画)

3.5

なかなかですね

ちょっと甘く見ていたせいもあり、
引きずり込まれました。はっきりいうと(この先どうなるの?)だけしかない映画なのですがそれだけで最後まで行くのはある意味見事。もう一人二人犠牲者が出て
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ハロウィン(1978年製作の映画)

4.0

カーペンターのホラー部門の傑作。ストーリーはド直球も当時は今ほど殺人キラーキャラが乱立しておらず不気味さをかもし出す展開は見応え十分。
ブギーマンもその後はジェイソンが宇宙に行ったようにキャラの暴走路
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